我が子が仲間外れにされていないか、仲間外れにしていないか1度は心配したことありませんか?昔と違って子供のことは子供同士で解決するやり方は主流ではありません。程よく大人が介入するパターンが増えてきています。
仲間外れにされやすい子の特徴や、仲間外れにする子供の心理や気持ちをもとに、子供の仲間外れにどうかかわっていけば良いかの対処法・対処方法をお伝えします。
仲間外れにされやすい子供の特徴とは?
仲間外れという行為は子供の世界でも大人の世界でも存在しています。
幼いころはかわいらしい仲間外れでも、年を重ねるとエスカレートし、いじめに発展することも…。
実際、仲間外れにされやすい子供の主な特徴についてみていきたいと思います。
いわゆる自己中で、相手を思いやる気持ちが薄い
自分のことが優先で、まわりの友達の変化に気づいていないパターンです。
日本では幼いころから協調性を育てる教育を行ってきているので、
自己中心的な子供は目立ち仲間外れにされやすい傾向があります。
自分の意見を伝えることが苦手
現代の協調性重視の教育の弊害のように思われます。
周りの友達と合わせることが大切と思うあまり、あいまいな返事を繰り返していると相手も判断に困ってしまいます。
自分の意見をきちんと伝えられない場合、仲間外れにされやすい傾向があります。
仲間外れにする子供の心理・気持ちは?
自己の存在を認められたい
自分が認められたいという思いが強いあまり、仲間外れに繋がるパターンです。
子供の頃、好きな子にちょっかいばかり出す子供に遭遇したことありませんでしたか?
それと似た行為です。
ストレスの捌け口になっている
とあるご家庭では、親からの期待を一身に受けたことがストレスになり、仲間外れにするという行動を起こしたという話もあります。
また、自分以外の兄弟ばかり構われている、親から怒られてばかり、たたかれているなど、親からの愛情を感じられないとストレスがたまり、他社への攻撃でストレスを発散しようとすることもあります。
ストレスの矛先は弱者へ向けられますので、注意が必要です。
仲間外れにされないための対処法は?
自分の子供が仲間外れにされないために、親としてできる対処法について考えてみます。
親にいつでも相談できる関係を作っておく
子供にとって、いつでも相談相手になってくれる存在があれば、仲間外れを未然に防げます。
最悪、仲間外れにされた時、身近な家族に相談できるとベストですよね。
注意したいのは
「なんでも相談してね」と言っておきながら、相談したら説教してしまうことです。
これでは子供は殻に閉じこもってしまい、相談してくれなくなってしまいます。
常に良好で、なんでも話せる親子関係を保っていると、ちょっとした子供の変化にも気付きやすく、早期発見につながります。
そのためには、子供の話を必ず聞いてあげて、話し終わるまで【否定をしない・決めつけない】ように心がけると、子供はどんなことでも話しやすくなります。
また、子供に共感してあげることも大切です。
「大変だったね」「頑張ったね」「楽しかったんだね」と、子供の気持ちを代弁してあげるような返事をすると、自分の気持ちを理解してくれた、話してよかったと感じて、なんでも話ができる関係に近づいていくと思います。
経穴に向けて親が相談するのは先生に
そして、子供が友達から仲間外れにされていると気が付いたときは、まずは担任の先生に相談しましょう。
直接、仲間外れにしてくる子供や親に言うことは、話がもめてエスカレートしてしまう可能性があるのでNGです。
先生から、相手の子供や親に伝えてもらったり、学校生活(園生活)の中で、双方が納得できる解決方法を提案して、働きかけてくれると思います。
それでも解決しない場合は、自治体の相談窓口や、いじめの相談窓口に相談しましょう。
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