子供、特に幼稚園児や小学生・中学生によくあるいじめの原因と対策、具体例・対策に係る事例集をご紹介します。

いじめ

※幼稚園・小学校・中学校などに入学・通っているお子さんをお持ちのご両親・保護者の方にみていただき、いじめが少しでも減ってくれれば幸いです。

いじめを全くなくすことは不可能に近いですが、これからご紹介する原因を一つずつ直していくことで、いじめられる可能性を低くすることが可能です。

学校でよくあるいじめの原因とは?

●些細なことで始まるいじめ。よくある原因とその特徴をまとめました。

いじめの原因◆不潔・だらしない

よくあるのは、
・人前で鼻をほじる
・鼻水をたらしている
・つめを切っていない
・ぼろぼろの汚れた服を着ている
・靴が洗っていなくて汚れている
・髪がボサボサ
・歯を磨いていない(口臭がひどい)
・中に着ているシャツが出っぱなし

小学校一年生・二年生くらいまでは、ある程度の子供がこのように不潔・だらしない状態ですが、小学校三年生くらいになると、しっかりしている子が増えてきます。

その中で、極端に不潔な行動をとっている子供は仲間外れにされやすいです。単純に、近寄りたくない・触りたくないという理由もありますし、汚いのをからかってむきになる様子が面白かったり、ストレス発散の対象にされてしまうのです。

少しずつ、お子さんにこれらの状況があれば注意していくようにしましょう。

いじめの原因◆人と違う

人間は、動物と同じく、人と違う(体型・家庭環境・癖など)ものを排除(差別)しようとする傾向があります。

例えば、

・太っている(デブデブと馬鹿にすることも…)
・やせすぎている
・髪の毛がカールしている
・肌の色が黒い、白い
・アトピーなどの肌荒れ
・背が低い、高い
・声が大きい、小さい
・髪の色が違う(生まれつき)
・外国人である

などです。

悪いことだけでなく、極端に良かったりすることもいじめの標的となります。

・かっこいい・かわいい
・異性にモテる
・高そうなランドセルや筆記用具、服を着ている
・親が議員をやっている

などです。

大きくなるにつれて、差別・いじめはいけないものと教わり、やってはいけないことと認識できますが、幼稚園・保育園・小学生などの時期の子供は、まだいけないものという認識が薄いのです。

人と違っているのは、どうしようもないことです。変えられない場合は、気にせず、堂々としていることです。

例えば、太っていて「デブデブ~」とからかわれた場合、怒ったり、しょんぼりしたりして、反応すると、いじめる側は面白がってさらにエスカレートしてしまいます。

気にせず・あわてずに「だから何?」と相手にしないことが一番です。反応が面白くないとわかれば、いじめる側もやる気をなくすことが多いです。

また、直せるものがあれば、頑張って直していきましょう。どうしても直せないことであれば、からかわれても気にしないことが一番です。

いじめの原因◆人に嫌われる性格がある

・自己中心的な行動
・人を不快にする言動(自慢したり・批判したり)
・人の悪口をいう

自己中心的な行動や、人を不快にさせる言動・人の悪口を言うのは、小学校1・2年生くらいまではよく見られるのですが、小学校中学年・高学年あたりでもそのような言動が目立つようであれば、いじめられる大きな原因となります。

性格を突然直すのはなかなか難しいですが、よくない言動があれば、きちんと理由をそえて注意してください。

「それをされたら、クラスの他の子はどう感じると思う?」「自分がされたら、嫌じゃない?」「あまり気分がよくないよ・嫌だよね?」といった感じで、少しずつ直していけるよう、サポートしてあげてください。

注意されたことがないため、相手が不快に思うとわからない場合もあります。単純に「それやめなさい」だけではなかなか直りません。なぜいけないのかをきちんと教えてあげるようにしてください。

親としてできるいじめ対策は?

※いじめをなくすには、できる限り「いじめの原因を取り除く」ことが最も有効です。
※残念ながら原因を取り除けない場合は、いじめるがわの楽しさを増やさない(いちいち反応しない)ことも重要です。

もし、いじめられてしまったら、いじめが始まった前後に起こったことを子供から聞き、子供に原因があれば、その原因を取り除けるように努力していきましょう。

恐喝、暴力・無視・物を隠されたり、汚されたり、捨てられるようなことが起きるようであれば、担任の先生、学年主任、教頭先生、校長先生に相談するようにしてください。

恐喝であったり、けがをするほど悪質な場合は、警察に相談することも検討してください。

以上が、保護者としてできる原因のご紹介と対策・対処法の例となります。

★最後になりますが、ある方の経験談を少し。何かのお役にたてば幸いです。

アスペルガー症候群の疑いがあるわが子。いわゆるグレーゾーンです。突然興奮すると収まりがきかず、周囲の人との距離感がつかめない日々が続きました。

学校では「アスペ、アスペ」と呼ばれていたようです。家では時間をかけながら、その症状が出たときに、その特性と他人との違いをひたすら 説明する日々。当然、なかなか受け入れない子供。

しかし、いつしかその特性を生かして、動物や芸能人などのものまねに変化させ、笑いのネタになりました。ものまねのレパートリーは、代表的なものでも10はあります。そのうち、学校でも呼び名は変わり、苗字から派生したあだ名になっていました。

自分の欠点を逆に笑いのネタにしてしまうという、前向きな方法がよかった例です。


何かしら参考になりましたら幸いです。


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