小・中学生が勉強の成績・学力を上げる方法!予習復習ノートの取り方等

小学生や中学生が勉強の成績を上げる方法やコツをご紹介します。予習・復習と授業の受け方(ノートの取り方・先生の話の聞き方)などをご紹介!実践するだけで塾へいかなくても成績アップ間違いなしの内容です!
小・中学生が勉強の成績・学力を上げる方法!予習復習ノートの取り方等

小学校で勉強の成績を上げる方法やコツ

以下のコツを身に着け、習慣にしていきましょう。

・予習
・授業の受け方
・ノートの取り方
・復習

では、それぞれを詳しく見ていきましょう。

予習は成績アップのカギ!

予習は学力・成績アップに欠かせません!

★予習なしで先生の授業だけで全て理解できる子はあまりいません
学校へ行く前に、授業でやる部分までの内容を、家にて教科書の予習をしておくのがおすすめです。

もし、家で予習する時間が作れなかったら、当日「放課(休憩時間)」を使って、授業が始まる前にざっと見ておきましょう。

少しでも予習をすることで、授業の内容が理解しやすく・身に付きやすくなります!

予習は一回目の記憶のチャンス
理解して覚えるためには、何度も繰り返し行う必要があります。
予習・授業・家での復習・テスト前の復習
繰り返すことで試験・テストでいい点数を取ることが可能になります。

★予習で大事なポイントは、
・全部理解する必要はない(ざっとでよい)
・わからないところには線や丸などの印や、どうわからないのかコメントを書く

ことです。

もちろん、時間があれば、全部理解してもよいのですが、
先生が授業の中で説明してくれるので全部理解しなくてOKです。

また、予習で印・コメントを付けた部分は、授業中、特に注意して聞くようにしましょう。

授業の受け方(準備・授業中の注意点)

学校での授業の受け方はとても重要です。(ノートの取り方については次の項で解説)

★集中して授業を受けられるように、放課のうちに、万全の環境を整えましょう。

・筆記用具を整える(鉛筆を削っておく。消しゴムの用意)
・教科書・ノート・問題集・必要なものを準備します。
・体を万全の状態にしておく(トイレを済ませておく等)

★授業中は、必ず話している先生や、発言している生徒の方向を向きます。

しっかりと内容を理解することはとても重要です。
授業を受ける態度も、成績に反映されます。

★教科書やノート・参考書のページめくりに時間がかからないよう気を付けます。
先生の説明がどんどん進んでいってしまいます。

今どのページをやっているかわからなくなったら、ちらっと隣や近くの子のページを見たり、「今何ページのどこやってる?」と聞いてみましょう。

予習してわからなかったところ(線や丸などの印のあるところ)は、授業中に特にしっかり聞きます。先生に質問できる機会があれば質問しましょう。

解決しなかったら、後で先生に個別に聞きに行きます。疑問点はできる限りなくすことがポイントです。

授業中のノートやメモの取り方

ノートやメモを取る目的

重要なのは、

・書くことで覚えられる
・復習の時や、テスト勉強の時に見直すため
・授業の内容を頭の中で整理して自分のものにする!
(後で他人に説明できる感じに自分の言葉でまとめて書く)

ことです。

時間がかかるなら「きれい」である必要はない

ノートやメモは必ずしも「きれいで見やすい」必要はありません。

きれいに書くと時間がかかるのであれば、やめましょう
(もちろん早くきれいに書けるなら、より良いです。)

たくさんの色を使うのは、色を変えるための時間がもったいないです。使う場合でも、黄と赤くらいでよいでしょう。
線のひきかたや、囲い方、記号をつけたりと自分なりに工夫しましょう。

・---(直線)
・~~~(波線)
・〇で囲う
・□で囲う
・★をつける
・*をつける
・Pやポ(Point、ポイント)などの記号を書く

など工夫をしましょう。

きれいにしたり、色を多用することで時間がかかり、授業中、内容がどんどん先に進んでしまうのはよくありません。

あまりよくないこと

あまり身にならない教科書への書き込み・ノートやメモの取り方は、

・先生が黒板に書いたことを丸写しするだけ(部分的ならOK)
・本や教科書の情報を、丸写し・抜き出して書くだけ
・単に装飾・強調(線を引いたり、色をぬったり、丸をつける)するだけで終わってしまう

これら作業はほかの人が書いた内容を丸写ししているだけなので、
理解して、自分の言葉に直したり、ポイントを書いたり、言い換えて書くとより効果的です。

考える力もつき、より覚えやすくなります。

これからの試験では、暗記だけでなく、自分で考えて回答を導く問題が増えてくるので、早いうちから身につけておきましょう!

ノートやメモを取る方法・コツ・要点

★授業の内容を理解し、自分の言葉で言い換えて書く
原因と結果、おまけの情報など書き込むと、覚えやすくなる
歴史の年号と事件のような場合、単純に年号と事件だけを覚えるよりも、

・なぜそのことが起きたのか
・事件の結果どうなったのか
・先生が話したおまけの情報(「実は〇〇は女だったかもしれない」など)

も関連付けて覚えると記憶に残りやすいです。

文字だけでなく、イラストや画像、耳に入った自分や先生などの声、自分の思ったこと・感情や、
面白かった・驚いたなどの関連したストーリーも合わさると、より記憶に残りやすいことがわかっています。

インプット作業だけでなくアウトプット作業を増やすとよい

インプット作業(入れる作業)だけでなく、アプトプット作業(出す作業)を多めに行うと記憶力がアップします。

(インプット作業)教科書を読んだり、先生の話を聞くなど。
(アウトプット作業)ノートやメモなどに書く・他の人に説明する・教える、問題を解く、行動(実験・体験)するなど

ノートに書き写すだけよりも、自分の考えをまとめて要点を書くほうがより効果の高いアウトプット作業になります。

学力が伸びない子は、インプット作業が多めになっている傾向があります。

「他の人に後で教えてください」という条件が加わっただけで、勉強の効果・記憶力がアップしたという実験結果もあります。
「誰かに教えるつもりでノートに書く」と成績がアップするわけなのです。

授業が終わったら、必要であれば先生に質問!

・授業でも解決しなかった場合
・授業中に出てきた新たな疑問

授業が終わった後に先生に聞くようにしましょう。

復習は、より成績をアップさせるためのカギ!

人間ですから、繰り返し行ったり、よほど印象に残った内容でなければ忘れてしまいます。

復習は、予習と学校の授業で理解して覚えた内容を、確実に記憶に定着させる作業です。

しかも、定期的に何度も見直して覚えることで、期末テストや、受験などに必要な長期記憶となっていきます

早く復習すれば短時間で覚えなおせる!

記憶に関する研究として、
★エビングハウスの忘却曲線(ドイツの心理学者が行った記憶の実験結果)があります。
これは、意味を持たないアルファベットの音節(子音・母音・子音)を記憶し、
時間がたった後に覚えなおすのに、節約できた時間の割合(節約率)をグラフにしたものです。

20分後には、節約率が58%であった。
1時間後には、節約率が44%であった。
約9時間後には、節約率は35%であった。
1日後には、節約率が34%であった。
2日後には、節約率が27%であった。
6日後には、節約率が25%であった。
1ヶ月後には、節約率が21%であった。
参照:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BF%98%E5%8D%B4%E6%9B%B2%E7%B7%9A

つまり、できるかぎり、短時間のうちに復習しなおすことで、覚えなおす労力が少なくて済むことを表しています。

★学校から帰ったら、その日のうちに復習します。
→ここで、できれば教科書に沿った問題集があればなお良いです。
【進研ゼミ小学講座(チャレンジ)】スマイルゼミがおすすめです。

★なかなか覚えられない・自信のない内容は、時間をおいてから、何度も復習します。
少し時間がたってからや、翌日か2・3日後などに再度軽く復習しましょう。繰り返し行うことで記憶が定着していきます。

★定期的に、これまでの内容の復習を行います。
例えば・・・
・土日など、週末に一週間の内容の復習を行う
・月末あたりで、一か月の内容の復習を行う
などです。

★中間テスト・期末テストの前に、テスト範囲の内容を復習します。
これは皆さんやっていると思います。

ノートが、わかりやすくとってあり、自分が思い出しやすいようになっていれば
復習する時間が少なくて済みます。


これらを行うことにより、かなり記憶が定着するため、テストでも良い点が取れること間違いなしです!

また、適度な運動(軽めの有酸素運動を30分~60分程度)、適度な睡眠(7時間以上)も学力アップにつながります。

授業が分かり、良い点数がとれるようになると、勉強が楽しくなり、どんどん好循環が生まれますよ!


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