スマホゲームやテレビゲームは小学生や中学生の子供の発達に悪影響なのか好影響なのか実体験をふまえてご紹介します。学校休校の影響でマイクラやフォートナイト、モンハンなどにはまるっている子供が増えています。スマホゲームやテレビゲームの悪影響を子供に与えないため、どうしたら良いか、解決策もご紹介しています。
現代のゲーム事情とは~ゲームは小学生や中学生の子供の発達に悪影響?好影響?
最近は、外で遊ぶ子供が少なくなったように感じませんか?夏は熱中症が心配ですし、不審者による事件も起こっているので、あまり外で遊ばせたくないというのもありますよね。
外遊びから家の中で遊ぶことのできるゲームにだんだんと替わってきているようです。スマホで、いつでもどこでも手軽にゲームができるようにもなりました。
最近では、スマホショップでの小学生の契約が10%を超えるなど、低年齢化してきているそうです。子供のゲームの時間やルールなどに頭を悩ませている、親御さんも増えてきています。
今時の子はどんなゲームにはまってる?
昔のゲームといえば、主にファミコンで、今ほどゲームの選択肢も多くなかったです。
最近の小学生、中学生に人気のゲームは、、
★スマホゲーム
などです。時々パソコンのゲームをやっている小中学生もいます。マイクラやフォートナイトはPC版のほうが高画質で操作性が良いといわれています。
最近は友人とみんなで一緒にプレイできるゲームが結構人気があるようです。
公園やショッピングセンターなどで集まってみんなで通信しながらゲームを楽しむ姿も良く見られます。
小学生・中学生に人気ゲームソフトのタイトルは、
…マリオやピーチ姫、ヨッシー、クッパなどマリオのキャラクターでレースゲームをします。
★大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL
…マリオやカービー、ピカチュウなどの任天堂の人気キャラクター同士で戦いあいます。
★スプラトゥーン2…インクを塗りながら敵を倒していゲーム。
★桃太郎電鉄
…日本列島を舞台にしたスゴロクゲーム。県名や名所、名産品なども覚えられます。
★あつまれどうぶつの森(あつ森)
…無人島で生活します。釣りや虫取り、探検など。
★マインクラフト(マイクラ)
…色々考えて探検する力が身に付きます。
★フォートナイト…ガンシューティングゲーム(銃で撃ちます)。小中学生に人気ですが一応15歳以上という年齢制限あり。親の監視のもとなら良いという方も多いです。
★モンスターハンター(モンハン)…モンスターを狩りに行きます。色んな武器を使うため一応15歳以上という年齢制限あり。親の監視のもとなら良いという方も多いです。
★スーパーマリオオデッセイ…マリオと冒険します。一応12歳以上という年齢制限あり。リアルな戦車などが出るために年齢制限がついたらしいです。ゲーム自体はそれほど危険なものではありません。
などが定番のようです。
小学生低学年や未就学児に人気なのは、知育ゲームやパズルゲームのようです。
小学生高学年から中学生ぐらいになると、ほぼ大人と同じゲームにはまっていているように感じます。
ゲームは小中学生の子供の発達に悪影響?好影響?
ゲームが子供に与える悪影響と好影響についてご紹介します。
ゲームが子供に与える悪影響は?
自分でゲームをする時間をコントロールできず、日常生活に支障をきたすゲーム依存症になる子供が急増しています。
ゲーム依存症とまではいかなくとも、長時間ゲームをやり続けることで様々な悪影響が考えられます。
学力低下・学力不振
ゲームが子供に与える悪影響で1番に挙げられるのが、学力低下・学力不振です。
最近のゲームははまりやすく、勉強より楽しいと感じる子供がほとんどなため、予習・復習といった勉強時間が少なくなってしまい、結果的に学力低下につながってしまいます。
「ゲームばっかりして勉強をしないのよ」という声をよく聞きます。
「1日1時間」「宿題が終わったらゲームをしてよい」などとルールを決めましょう。
先に宿題や勉強をやってから、ゲームという流れにした方が、だらだらやり続けず。時間も守れます。
時間を設けて守れるようにすることは、のちのち自分で時間を見て管理できるようになります。我慢することも身につくでしょう。
運動不足
一部の体を動かすゲームを除き、ほとんどのゲームでは運動しません。あまり外に出ないため、運動不足になります。
ゲームが面白すぎて外で遊ぶことに興味を持てなくなる場合もあります。
外に出たとしても、ゲームを持っていった場合にはあまり運動をしないことが多いです。
最近では、公園のベンチなどで集まってゲームをしている姿などもよく見られます。
家でゲームばかりしている場合、日に当たらないことにより、骨を丈夫にする補助をするビタミンDが作られず、骨が弱くなります。
ゲームは1日〇分までといった感じでルールを決めると良いでしょう。
時間制限がないと永遠と遊び続けて外で遊ばなくなってしまいます。
コミュニケーション不足
まだ発達段階の幼児や子供に、ひたすらゲームをさせた場合、著しくコミュニケーションをつかさどる脳が発達せず、幼稚園に入る年齢になっても全く言葉が出ず、キレやすく、人とコミュニケーションを取れなくなるそうです。
ゲームも手放せなくて、取り上げると暴れるぐらい酷い状況になり、専門医にかかり、専門の治療を受けて少しづつ、人とのコミュニケーションが取れるようになるそうです。
小学生ぐらいの子供でも、友達と遊ぶよりも早く帰ってゲームをしたいため、友達がいなくなる可能性があります。
親との会話も減り、友達とのコミュニケーションもなくなるため、いじめられるようになる可能性が高くなります。
おとなしくて楽だからと、親はスマホを渡してばかりいないように、気をつけましょう。
時間を決めて、グズっても時間になったら取り上げましょう。
ゲーム時間が終わったら、おもちゃや読み着かえなど、一緒に遊んであげましょう。
スマホゲームでの課金トラブル
最近よく聞くのが、スマホゲームでの課金トラブル。
ゲームは知らない人とのやりとりや、高額な課金、アカウント乗っ取りなど、凶悪犯罪の温床になるのではと心配する親も増えてきています。
近年の凶悪犯罪の低年齢化、不特定多数への迷惑行為や犯罪のニュースを見ると、不安に思いますよね。
実際にあった例をご紹介します。
ゲームによっては課金するときに確認メッセージを出さないこともあり、子どもに注意するのには苦労しました。
またどこから漏れたかわからないのですが、親のアップルIDが乗っ取られ、課金されまくったこともあります。
常にスマホゲームを渡しているわけじゃないので、乗っ取られたときはすぐにおかしいと分かりました。
課金の際にはクレジットカードを登録しないで、プリペイド式のカードを購入し、使用するようにします。
iPhoneの場合はAppStoreで使えるプリペイド式カード「iTunesカード」、Googleの場合はGooglePlayで使用できるプリペイド式カード「GooglePlayギフトカード」があります。
テレホンカード大のカードの裏には銀色スクラッチ部分があり、削ることでシリアルコードが書いてあります。
AppStoreやGooglePlayにて、「コードを使う」や「コードを利用」からこのシリアルコードを登録することで、購入した金額分課金することが可能です。
プレイペイド式カードに変更することで、最果てなく使用される危険はなくなります。
目が悪くなる
長時間、光刺激・ブルーライトを受けたり、顔に近いところで画面を見続けることで目が悪くなります。
・ゲームをさせるときには、時間を決めてさせる
・適度に休憩をさせる
・画面に近づきすぎないよう気を付けさせる
・外で遊ぶこともすすめる
(ゲームによっては)暴言・キレやすくなる
単純なパズルゲーム、教育的ゲームなどであればよいですが、ゲームによっては汚い言葉遣いを使うものや、暴力的シーン、性的シーンなどを含むものもあります。
また、ゲームに限らず、Youtube視聴などでもそうなのですが、
特にインターネットを通じたオンラインゲームは中学生・高校生・大人もいるため、小学生にはふさわしくない、自然と汚い言葉を覚えてしまう恐れがあります。
プレイする年齢が低い場合、ゲームを選ばないで与えてしまうと、ひどい暴言をしたり、何か気に入らないことがあるとキレやすくなったりしやすいことが分かっています。
・小学生の場合、中学生以上の人と交流のあるオンラインゲームはやらせない
(ガンシューティングや、戦国系、ホラー系などの暴力シーンや、性的シーンのあるゲームを避ける)
・ゲームを購入・プレゼントする際は、ゲーム内容や対象年齢をチェックする
ゲームが子供に与える好影響(良い)影響は?
悪影響の方ばかりに注目してしまいがちですが、ゲームにも好影響(良い)影響があります。ゲームすることで得られることもたくさんあります。
思考力・判断力の向上
子供は目的を達成(ゲームをクリア)するために、思考能力をフル回転させています。その場の状況をみて判断するという能力が向上しているように感じます。
パズルゲーム、格闘ゲーム、シュミレーションゲームなど多くのゲームで考えたり、判断することが求められ、自然と鍛えられていきます。
大人になって社会に出たとき、状況判断・臨機応変な対応は重要になります。その練習にもなっているのではないでしょうか?
知識が増える
ゲームによっては知識が増える場合もあります。例えば桃太郎電鉄は、日本の県名や県ごとの名所や名物などを遊びながら覚えられます。
あつまれどうぶつの森は、木や果物、魚や動物などの名前を覚えたりできます。
手先が器用になる
ゲームをするとき、手先を素早く動かします。よって、手先が器用になるという利点があります。脳の活性化にもつながります。
電子機器・IT機器に強くなる
スマホやパソコン、タブレット、ゲーム機器など、電子機器やIT機器の操作に強くなります。これから既にIT社会になりつつありますので、詳しくなって損はありません!
家族でゲームの会話・コミュニケーションができる
家族でゲームの会話ができますし、家族で一緒にゲームをしてコミュニケーションもとることができます。
友達とのコミュニケーションが増える
最近はスマホも普及し、手軽にゲームができるようになりました。友達との会話にゲームの話題も欠かせなくなってきました。
友達と一緒に、公園やショッピングセンターなどに集まってゲームをする光景もよく目にします。
どんなゲームやってる?
ツムツムやってるやってる!
ポケモンGO、楽しいよね~!
マイクラやってるの?どんなゲーム?面白い?
といった感じで会話もはずみます。
こんな感じで友達とのコミュニケーションの役にも立ちます。
ゲームのキャラクター付きのグッズを持っていくと、そのゲームを好きな子が自然と集まってきて、お友達も増えますよ。
ゲームがご褒美になり他のことが頑張れる
タイマーを使って30分勉強をしたら30分ゲームをしていいよ!お手伝いを頑張ってくれたからゲームをしていいよ!といった感じで、
ご褒美としてゲームを許可してあげる形にすると、勉強やお手伝いなどを頑張ってやるようになります。
テストで〇点以上とったら新しいゲームを買ってあげる!といった感じにするのもよいですね。
外国人とコミュニケーションができる
オンラインゲームが主流となりつつある現在、外国の方とオンラインゲームで遊ぶという状況も、不自然ではありません。
好きなことを通じて、外国の人々とのコミュニケーションできるということはとても貴重な経験になっているようです。
外国人と会話をしたい!ということで英語などの外国語の勉強がはかどっている子もいます。
ゲームの良し悪しは賛否両論ですが、本当に害のあるものでしたら世の中に出てくることはないと思います。
少なからずとも、このように楽しめるのであれば、ゲームは一概に悪いとは言い切れないでしょう。
親子で、じっくりとゲームについて話し合う必要があると思います。
ゲームは小中学生の子供の発達に悪影響?好影響?スマホゲーム等~まとめ
ゲームはルールを決めてやれば、悪いことだけではありません。
ゲームをしているうちに英語や文字を覚えてしまったり、反射神経など養われます。
しかし、ゲームのやりすぎは悪影響を与えてしまいます。
・コミュニケーション能力の低下
・ネトゲトラブル
など
ゲームをやりすぎないためには、
・ゲームの時間は、勉強や宿題にする
・時間を守らせる
ルールは守れない場合は、ゲームをさせないようにしましょう。
もう手放せないぐらいゲーム中毒になり、取り上げると暴れて叩いてくる、言葉が遅れているなど、深刻な状況になってしまったら、専門医や、市町村の保健師さん、カウンセラーに相談しましょう。
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