クルーズ船ダイヤモンドプリンセス号の新型コロナウイルス患者受入れが岡崎市の藤田医科大学病院岡崎医療センターに決まった理由や場所・地図、病院の感染症予防対策や岡崎市民らの反応をまとめました。
岡崎市クルーズ船コロナ患者受入れ藤田医科大学病院岡崎医療センター場所・地図
新型コロナウイルス患者受入れが決まった愛知県岡崎市の藤田医科大学病院岡崎医療センターの場所はこちらです。
岡崎イオンの南西、岡崎南公園(大きな池や遊園地、交通公園のある公園)の西になります。
藤田医科大学病院岡崎医療センターは、岡崎市の街の中心地ではないですが、近くに住宅もありますし、岡崎市立岡崎小学校、中学校、介護施設、保育園、幼稚園などもあります。
タクシーやバスの運転手や、治療にあたった医師への感染も報道されており、患者の輸送体制はきちんと整っているのか不安の声も上がっています。
そこで、新型コロナ陽性の方の人数や、いつからいつまで受け入れるのか、藤田医科大学病院岡崎医療センター(4月開院予定の病院)の詳細や、病院の感染症予防対策は大丈夫なのかまとめました。
新型コロナ陽性の方の人数や、藤田医科大学病院岡崎医療センターの受け入れはいつからいつまで?
★新型コロナ陽性の方の受け入れ予定人数は、170名と公表されています。
★報道によると受け入れを決定したのは、2020年2月17日とのこと。
★受け入れはいつからかというと2020年2月18日の深夜にまず32名、その後続々受け入れ。
★2月18日の32名のうち、コロナ陽性だが無症状が24名、陰性の同行者が8名。そのうち、到着後の検査で肺炎症状のあった方が6名、県内の別の病院に搬送されました。
★2月19日の第2回目の受け入れは25名。うち、3名に肺炎の疑いがあり、県内の別の病院に搬送。
★2月20日の第3回目の受け入れも25名の予定。
★2月20日現在、病院に搬送されたのは、合計9名ですが、うち2人はコロナ陰性、1人はインフルエンザでした。残りは結果待ちです。
★受け入れはいつまでかは公表されておりませんが、新型コロナウィルス感染の患者が回復し、ウイルスが検出されなくなるまでと思われます。
★開院前の病院であり、診療行為の許可が下りていないため、新型コロナの発症後の治療はできないとのこと。
(病院なので、ホテルよりも安全な状態で様子を見られるとのこと)
★発症後は、新型コロナ患者のの受け入れや治療が可能な病院へ搬送。
★愛知県の豊明市にある「藤田医科大学病院」から医師・看護師を派遣。
クルーズ船ダイヤモンドプリンセス号の新型コロナウイルス患者受入れが岡崎市の病院に決まった本当の理由
なぜ、岡崎市の病院に決まったのか、藤田医科大学病院の湯沢由紀夫院長は次のように述べています
今は国の危機ともいえる状況で、全面的に協力したい。人道的な観点から受け入れを決めた。周辺住民には丁寧に説明したい
国の危機に大学病院として貢献する使命がある
「丁寧に説明したい」とのことなので、まだ周辺住民にきちんと説明がなされていない・理解を得られていない可能性もあります。
岡崎市の病院に決まった理由としては、
★受け入れてくれる病院がなかなかない
★病院の院長らが国のため・人のため、苦渋の決断をした。
★コロナウイルスの検査で陽性だが、症状が出ていない人である
★まだ開院前なので、院内感染の心配がない
★最先端の医療体制
これらが本当の理由と思われます。
藤田医科大学病院岡崎医療センター(4月開院予定の病院)の感染症予防対策状況
岡崎市の藤田医科大学病院岡崎医療センターはこちら。
引用:藤田医科大学病院岡崎医療センターHP
住所:愛知県岡崎市針崎町字五反田1番地(岡崎駅南土地区画整理事業48街区1画地)
愛知県・日本の中でも有名な「藤田医科大学病院」グループの新しい病院になります。
★藤田医科大学病院岡崎医療センターの施設概要
場所:愛知県岡崎市針崎町字五反田1番地
(岡崎駅南土地区画整理事業48街区1画地) 建設予定地 >
敷地面積:29,717.19㎡
建築面積:8,685.15㎡ ※病院本体面積
延べ面積:37,663.60㎡ ※病院本体面積
階数:地上8階(病棟は7階まで)
構造形式:鉄骨造(免震構造)
病床数:一般病床400床
診療科目:救急科、循環器内科、消化器内科、呼吸器内科、内科、放射線科、外科、心臓血管外科、脳神経外科、整形外科、乳腺外科、呼吸器外科、婦人科、泌尿器科、小児科、皮膚科、 腫瘍内科、眼科、耳鼻いんこう科、リハビリテーション科、精神科、歯科、 麻酔科、病理診断科 全24科
※一部診療科は入院患者のみ
駐車場台数:951台(一般488台、職員他463台)
財政支援:岡崎市・幸田町
他の特徴としては、
★ロボットで手術支援を行うダビンチシステム
(手術支援ロボットダ・ヴィンチ(da Vinci Surgical System))
★全身のがんを発見できる「PET-CT」
★電子カルテ
★
救急外来から手術室・集中治療室フロアへの直通EV
(救急搬送されてきた重症患者さんが、一般治療エリアを通ることなく、すぐに手術・治療ができるための直通のエレベーターが設置されている)
★
多翼型の病棟形状
(T字型の病棟設計で、患者さんに何かあってもすぐにかけつけられるような病棟になっています)
などがあります。
まだ、開院していないため、入院している方はおらず、一般患者への二次感染などの危険性はありません。
最先端の手術システムを導入していることから、病院内や、病室などにも院内感染しないような配慮がされていると思われます。
岡崎市民や、岡崎近隣の方、岡崎に関係する方々の反応まとめ
岡崎市に関連する方々の反応をまとめました。
★なぜ横浜からかなり離れた、愛知県岡崎市の病院なのか
★なぜもっと住宅や小学校などが少ない病院にしなかったのか
★受け入れが決まったことが報道が先という、情報公開の順番も問題になっているようです
★近隣のスーパーやコンビニなど地元で商売している人にも風評被害や売り上げに対する影響が不安。補償してくれるのか?
★外出は禁止すると発表されたが・・・
★なぜ説明なしに受け入れを決めたのか!住民は怒っています。
→連絡が来てすぐ決定したので、事前に時間がなかったので説明できなかった。
★子供たちが外で遊べない・・・おびえている。
★マスクが買えない。事前に行ってほしかった。
★道を挟んだ隣の小学校にも事前の説明がなかった。
→厚生労働省担当者は「ゴジラでなければ隣の小学校までせきは飛ばない」というジョーク
★こんな場でジョークを言うのは不謹慎。
★説明会の内容は安心できる内容ではなかった。ネットで調べられる程度の情報ばかり。
岡崎にコロナ来るんかー。
そりゃ病院がしてることは素晴らしいことだと思うけど。市民としてはすごく不安。絶対に市民に感染しない保証なんて何処にもないからね。保証があるなら賛成ですけど。— ! (@nc7kt) February 17, 2020
藤田医科大が、新しく開院予定の岡崎医療センターにコロナの陽性者受け入れるのは、日本にとってはいいことなのだと思う。
でも、藤田本院は別の医療圏にあり、岡崎医療圏の3次病院である岡崎市民病院にも、岡崎市にも、医師会にも、岡崎消防にも何の連絡も無く、報道が先行するのはいかがなものか…
— みちよ (@michiyo0825) February 17, 2020
岡崎の藤田でコロナ陽性者受け入れるけど、しばらくは豊明の藤田からも医師看護師も行くらしい。
医療従事者の行き来で、豊明の藤田がどうなるか心配。
豊明藤田に通院してるので、ホント怖い。感染症の専門医って話だけど、それでも院内感染した病院あるもんね😥そう思うと岡崎市民は不安だろな…
— COO2017 (@coo2017) February 18, 2020
新型コロナウイルスの無症状患者の受け入れを決めた愛知県岡崎市の藤田医科大学岡崎医療センター。
住民説明会での回答。
患者への面会者の出入りは自由。近くのコンビニ使用とかの制限も無し。医療従事者は普通に出勤。終わったな、岡崎。
— 格さん (@aooaQ4RlmEGbRCz) February 18, 2020
コロナウイルスの感染者を岡崎市で受け入れることは地元住民には一切知らされてません。病院の目の前には小学校、近くには保育園。もちろん学校にも説明は無かったです。他の地域の方は「安心」「素晴らしい」「優秀」ってこの状況が自分の地域で起きても同じことが言えますか?#藤田医科大学
— R (@Riii0033) February 18, 2020
コロナ受け入れは開院前だからっていう理由は適してると思うけど場所が悪すぎる
岡崎駅すぐちかく。面会の人の制限なし、面会させるなら一緒に院内で生活する覚悟くらいもたないと市民もそりゃ反対するだろうよ、病院前小学校だし・・。
もっと住民が少ない地域で隔離して治療を行うべきなのでは・・— *Charlotte*。 (@sorara1018) February 19, 2020
今回のコロナの一件で他県から岡崎に来ようとしてた知り合いが会社に猛反対されて来れなくなったと。
もうどこかで「岡崎」が差別用語になりはじめてる。
クソ切ない。ことの真意は知らんし病気のことも政治のことも医療機関のことも何もわからんから黙ってるしかないんだけど、切ないね。
— 成瀬陽介 LASTGASP (@lg_naruse) February 19, 2020
確かに、国のため・人のため受け入れを決定したこと自体は素晴らしいことだと思われますが、やはり岡崎市民の方や、岡崎に仕事などの用事でいかれる方、岡崎で出産される方、岡崎へ通院中・入院中の方、他の藤田病院(豊明など)への医師の行き来などまで不安の声が広まっているようです。
厚生労働省から新型コロナウイルス陽性の患者の受け入れの要請があったのが、2月16日で、その翌日2月17日に受け入れることを回答。2月18日には受け入れ開始される見通しです。
院長の話によると、
地域の人は不安に思う可能性もあるが、それへの対処も丁寧に進めるという。
「愛知県や岡崎市、厚労省の皆さんと一緒になって説明することが必要だと考えています。連携しながら、地域の皆さんにできるだけ理解していただくよう努めていきたいです」
とのことなので、もしかすると地域の方々へ十分な説明がされていなかった可能性もあります。
→受け入れ日18日当日の18時から住民への説明会(住民説明会)が行われているとのこと。近隣住民の方々には、受け入れするという情報だけしかなかったそうです。
→ありきたりな、インターネットや新聞・テレビニュースで入手できるような情報ばかりであったそうです。
仕方のないことではありますが、感染が拡大しないための対策や、安全性などの説明は、事前にきちんとしてほしいですよね。
藤田医科大学の関連病院や診療所一覧
藤田医科大学病院・・・ここが本部となります。大学に併設した病院です。〒470-1192 愛知県豊明市沓掛町田楽ケ窪1番地98
藤田医科大学 ばんたね病院・・・〒454-8509 愛知県名古屋市中川区尾頭橋3丁目6-10
藤田医科大学 七栗記念病院・・・三重県津市大鳥町424番地1
藤田医科大学 岡崎医療センター・・・愛知県岡崎市針崎町字五反田1番地(2020年4月開院予定)
中部国際空港診療所・・・空港の島一帯の医療を受け持つ診療所です。〒479-0881 愛知県常滑市セントレア1丁目1番地 旅客ターミナルビル2F
★新型コロナ名古屋市ハワイ帰り夫婦どこの病院?電車や空港便名も
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★手作りマスク無料型紙と作り方(大人用)!立体プリーツマスク
★新型コロナウイルス愛知県のどこの病院やホテル?場所は蒲郡?岡崎市?
2019年冬~2020年春までインフルエンザも心配ですね。
★2020年インフルエンザ流行はA型B型?何県で流行?2019年情報も

人体の仕組みや健康系の多くの知識と経験を積み、10年以上前に開業。施術の傍ら行っている子育ての経験も生かし、執筆・監修を行っています。
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