ついに解禁された液体ミルク!粉ミルクと使い方が違い、とまどう人も多いと思います。
液体ミルクの正しい温め方と使い方、飲ませ方と、常温であげても大丈夫な理由をご紹介します。
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ついに日本で解禁!液体ミルク
今まで日本で販売されていた赤ちゃん用ミルクは、「粉ミルク」しかありませんでしたが、ついに日本でも液体ミルクが発売開始になりました!
日本製の液体ミルク第1号は、
2019年3月11日ミルクメーカーのグリコから「液体ミルクアイクレオ」!
もともと液体ミルクは、2016年4月14日に起きた熊本大震災時に水と電力の不足から粉ミルクが使えなかったため、液体ミルクを輸入して被災者に配っていました。
災害時には、液体ミルクの必要性が認識され、各ミルクメーカーが開発を進めていました。
2019年3月11日現在では、森永、明治などのミルクメーカーの液体ミルクは発売していません。
(今後発売予定)
液体ミルク【使い方】温め方・保存の仕方・飲ませ方
液体ミルクの使い方、飲ませ方
引用:https://www.glico.com/jp/
【2】液体ミルクにストローをさします。
ストローのストッパー部分が隠れるようにさし、少し手前ストローを戻して、穴をふせぎます。(しっかり穴をふさがないと漏れます)
【3】ストローから哺乳瓶に注ぎます。哺乳瓶のふたをして飲ませましょう。
※余った液体ミルクは保存できません!
余ったミルクは雑菌が繁殖し、栄養成分も変化してしまうため、赤ちゃんには与えないでください!
液体ミルクの温め方は?
基本的には、液体ミルクは常温保存で、そのまま飲ませる事が可能です。
暑すぎたり、冷たすぎるとやけどをしたり、お腹がゆるくなる可能性があります。
しかし、冬場など温めて飲ませてあげたい場合があると思いますので、温め方をご紹介します。
液体ミルクの温め方
【2】鍋でお湯を作ります。
【3】お湯にミルク入り哺乳瓶を入れ、湯せんをしましょう。
人肌程度がベストです。
【4】温めすぎるとやけどの原因になるので注意!
※電子レンジの温めは危険ですので、やめましょう!
温めすぎたり、飛び散りの原因になります。
液体ミルクの保存方法は?
液体ミルクの保存方法は、常温がベストです。
直射日光のあたるところは避けましょう。
冷蔵庫で冷やしてしまったら、少し温めてから飲ませましょう。
余ったミルクは冷蔵庫に入れておけばまた飲めるのでは?と思いがちですが、NGです。
もともと、液体ミルクが入っていた未開封の紙パックは無菌状態を保たれていますが、開封してしまうと劣化や、雑菌が付いて繁殖してしまう可能性が高まります。
そのため、飲み残しや、開封後時間が経った液体ミルクを赤ちゃんに飲ませることは避けましょう。
捨てるのがもったいないな~と思う時は、大人も美味しく飲める味わいなので、大人が飲んでみるのも良いと思います。
液体ミルクが常温であげて大丈夫な理由
粉ミルクは、雑菌を滅菌させるために70度のお湯で作ってから、冷まして赤ちゃんに飲ませます。
しかし、液体ミルクは常温のまま哺乳瓶に移して、赤ちゃんに飲ませます。
なぜ液体ミルクは常温のまま赤ちゃんに飲ませても大丈夫なのでしょうか?
その理由は、ミルクメーカーの開発者の努力と、日本が世界に誇る衛生を守る技術にあります。
日本製液体ミルク第1号「アイクレオ」の場合、
6層からなる紙パックで密封されている状態でミルクが入っています。
さらに、ミルクは「無菌パック製法」で無菌化された状態でパック詰めされているので、長期保存も可能にしました。(最長6か月保存可能)
・軽くて持ち運びが楽
・捨てやすい
・扱いやすい
というメリットがあります。
アイクレオは、6か月も長期保存可能と言うことは、防災グッズの中に赤ちゃんの保存食として用意しておけるのです!
軽いので非常用袋に入れておけますよね。
紙パックでササッとストローをさして哺乳瓶に注ぐだけなので、夜中の授乳も楽ですよね。
明治ほほえみらくらくミルク液体いつから販売?通販や値段栄養成分等
液体ミルクは、防災、外出、旅行、夜中の授乳など、さまざまな面で活躍してくれます。
粉ミルクの場合は、お値段が手軽なのですが、作るためにはお湯が必要なため、外出中や、災害時にはミルクを作ることができませんでした。
今後はいろいろなミルクメーカーが開発し、在庫切れや値段高騰などがなくなるようになってほしいと思います。
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