液体ミルクの温め方と使い方をご紹介します。外出先で温める方法や常温で飲まない時にぜひ活用してください。
液体ミルク【使い方】温め方・保存方法・飲ませ方
液体ミルクの使い方、飲ませ方
引用:https://www.glico.com/jp/
基本的に、液体ミルクは常温で飲ませます。
【2】(紙パックタイプの場合)液体ミルクにストローをさします。
ストローのストッパー部分が隠れるようにさし、少し手前ストローを戻して、穴をふせぎます。(しっかり穴をふさがないと漏れます)
【3】液体ミルクを哺乳瓶に注ぎます。哺乳瓶のふたをして飲ませましょう。
余った液体ミルクは保存できるの?
基本的には、余った液体ミルクは保存できません!
余ったミルクは雑菌が繁殖し、栄養成分も変化してしまうため、赤ちゃんには与えないでください!
液体ミルクの温め方
液体ミルクは常温保存で、そのまま飲ませる事が可能です。暑すぎたり、冷たすぎるとやけどをしたり、お腹がゆるくなる可能性があります。しかし、冬場など温めて飲ませてあげたい場合があると思いますので、温め方をご紹介します。
【2】哺乳瓶ごと湯煎、またはミルクウォーマーで人肌の温度まで温めます。
【3】温めすぎるとやけどの原因になるので注意!
人肌程度がベストです。
※電子レンジの温めは危険ですので、やめましょう!
温めすぎたり、飛び散りの原因になります。電子レンジは不均等に温められるので、熱いところ、冷たいところのムラができてしまいます。熱いところでやけどをしてしまう可能性があります。
×缶のまま湯煎やミルクウォーマーで温める
×缶のまま電子レンジにかける
×缶のまま直火による加熱
ヤケドする危険性があるため、やらないでください。
液体ミルクを外出先で温める方法
液体ミルクを外出先で温める方法ですが、電子レンジはNGなので、コンビニやスーパーのレンジを借りるのは×
基本的に「湯せん」で温めるため、
2Lのペットボトルを半分に切った物を持っていきます(液体ミルク、哺乳瓶をセットで持っていきます)。そこに授乳室でお湯を入れます。
哺乳瓶にミルクを入れて、哺乳瓶をお湯の中に入れて湯せんしましょう。
●カイロで温める
お弁当などを入れる保温バッグに、開封前の液体ミルクとカイロを入れておきましょう。人肌程度に温かくなると思います。タオルでカイロとミルクをくるんでも温かくなる思います。
●人肌で温める
引用:https://www.meiji.co.jp/baby/hohoemi/rakurakumilk/usage/
温めるものが何もない!という時には、人肌しかありません。ミルクをあげるよりも早めに服の中に入れて温めておきましょう。急いでいる場合は冷たいとは思いますが直接肌で温めましょう。(注ぎ口付近はあまり汚れないよう気を付けましょう)
液体ミルクの保存方法は?
液体ミルクの保存方法は、常温がベストです。高温多湿、直射日光のあたるところは避けましょう。
余ったミルクは冷蔵庫に入れておけばまた飲めるのでは?と思いがちですが、飲み残しはNGです。
もともと、液体ミルクが入っていた未開封の紙パックは無菌状態を保たれていますが、開封してしまうと劣化や、雑菌が付いて繁殖してしまう可能性が高まります。
そのため、飲み残しや、開封後時間が経った液体ミルクを赤ちゃんに飲ませることは避けましょう。
捨てるのがもったいないな~と思う時は、大人も美味しく飲める味わいなので、大人が飲んでみるのも良いと思います。
液体ミルクほほえみの公式サイトでは、液体ミルクを使った料理のレシピを紹介しています。
★明治ほほえみらくらくミルクアレンジレシピ
赤ちゃんが液体ミルクを常温で飲まない時は?
赤ちゃんが、液体ミルクを常温で飲まない理由はいくつかあります。
★乳首がいつもと違ってイヤ・・・特に外出先で、いつもと違う使い捨ての乳首を使った時など飲んでくれない場合が多いです。いつも飲んでいる哺乳瓶と乳首を試してみましょう!
★冷たいからイヤ・・・大人でもそうですが、赤ちゃんでも冷たいときと温かい時では味や感じ方が違うようで、冷たいとイヤ!とこだわりのある赤ちゃんがいます。
冬などでは、常温が人肌・体温の温度よりかなり冷たいため、嫌がることが多いです。
飲んでくれない場合はできる限り人肌・体温の温度に温めてからあげてみましょう。
★味が何となく違うからイヤ・・・メーカーが違うと味が変わります。好みがある赤ちゃんもいます。
片方の液体ミルクを飲まない場合は、もう片方の液体ミルクを試してみましょう。
同じメーカーでも、製法の違いにより、ほんの若干成分的には粉ミルクと同じなのですが、
★ミルクの濃さが違うからイヤ・・・同じメーカーでも飲まない場合は、ママがいつも作っている濃さと違うというのも理由の一つのようです。
濃くすることはできませんが、調乳用のお湯があれば若干薄くすることは可能です。
液体ミルクが常温であげて大丈夫な理由
なぜ液体ミルクは常温のまま赤ちゃんに飲ませても大丈夫なのでしょうか?
その理由は、ミルクメーカーの開発者の努力と、日本が世界に誇る衛生を守る技術にあります。
日本製液体ミルク第1号「アイクレオ」の場合、6層からなる紙パックで密封されている状態でミルクが入っています。
さらに、ミルクは「無菌パック製法」で無菌化された状態でパック詰めされているので、長期保存も可能にしました。(最長6か月保存可能)
・軽くて持ち運びが楽
・捨てやすい
・扱いやすい
というメリットがあります。
アイクレオは、6か月も長期保存可能と言うことは、防災グッズの中に赤ちゃんの保存食として用意しておけるのです!
軽いので非常用袋に入れておけますよね。
紙パックでササッとストローをさして哺乳瓶に注ぐだけなので、夜中の授乳も楽ですよね。
アイクレオの後に販売された、明治「ほほえみ らくらくミルク液体」はスチール缶に入っています。
スチール缶は重たいのですが、
・量が紙パックよりも多い
・ストローを使わなくてもミルクを移し替えることができるので、使い方が楽
という利点があります。
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