0歳、1歳の赤ちゃんの読み聞かせの絵本人気ランキング10選!ブックスタートやプレゼントにおすすめの絵本をご紹介!実際に読み聞かせの効果があったと実感した体験談もご紹介します。
0歳1歳赤ちゃんの読み聞かせの効果
コミュニケーションが未発達な0歳1歳の赤ちゃんですが、絵本を読み聞かせしてあげることで、脳に良い影響を与えます。
●赤ちゃんの言葉やコミュニケーション能力をつかさどる脳を刺激することができる。
●読み手である大人の脳も刺激されている。
●赤ちゃんは色や形を識別する力や、物語の面白さや想像する力を伸ばすことができる。
●絵本を通じて、「これは何?」と思う子供の好奇心や学習能力を伸ばすきっかけになり、親が答えることでコミュニケーションが生まれて親子で楽しい時間を過ごすことができる。
読み聞かせの凄さを実感した実体験をこの記事の最後にご紹介しています。
0歳赤ちゃんの読み聞かせはいつから?
読み聞かせはいつから始めると良いかと言うと、産れてすぐからでも読み聞かせは良い効果がありますが、物の形や色の判別や、聴力が発達してくるのは生後3か月からと言われているので、3か月から開始する方が多いようです。
1歳ごろから寝る前の読み聞かせが習慣化して、幼稚園や保育園に行くようになると、読み聞かせは子供にとって楽しみの一つになります。
では、0歳1歳に赤ちゃんのファーストブックにおすすめの人気絵本ランキング10位をご紹介します。
0歳1歳の赤ちゃんのおすすめ絵本ランキング10選
【1】「おつきさまこんばんは」 林明子 さく 福音館書店
「おつきさまこんばんは」 林明子 さく 福音館書店
お月様が出てくる、雲に隠れる、また現れる…濃ゆい青に浮かぶ黄色いお月様が印象的な絵本です。お月様の表情の変化に、赤ちゃんはきっと夢中になることでしょう。
青い夜空の中の黄色いお月様は、赤ちゃんでも認識しやすく、言葉も優しくて理解しやすいので、3か月ぐらいの赤ちゃんでも喜んでくれます。
いないいないばあの要素もあり、お月様が出ると子供は大喜びします。
単純なストーリーの中にも笑顔、泣き顔、安心、悲しみ…など、色々な表情や感情が現れる、優れた絵本です。
「おつきさまこんばんは」 林明子 さく 福音館書店
【2】「いないいないばああそび」 木村裕一 さく 偕成社
「いないいないばああそび」 木村裕一 さく 偕成社
赤ちゃんが大好きな、いないいないばあを、遊び(仕掛け)を絵本にした名作です。
優しい色使いで描かれた犬やきょうりゅう、女の子が次々にテンポよく、いないいないばあをしてくれます。
何度読んでも大喜びしてくれるぐらい楽しくなる絵本です。
保育園、幼稚園でも大人気の1冊。
読み聞かせでも楽しめますが、慣れてくると、自分で絵をめくって遊べるようになりますよ。
「いないいないばああそび」 木村裕一 さく 偕成社
【3】「おひさま あはは」 前川かずお さく こぐま社
「おひさま あはは」 前川かずお さく こぐま社
とにかく、元気になりたい時はこの一冊です。
育児や仕事に疲れても、子供と笑顔になれれば大丈夫、そんな気持ちにさせてくれる絵本です。「あはは」の繰り返しですが、親や赤ちゃんで一緒に、色んな「あはは」で笑うと、より一層楽しめます。
しっかりと声に出して読みたい絵本です。
「おひさま あはは」 前川かずお さく こぐま社
【4】「じゃあじゃあびりびり」 まついのりこ さく 偕成社
「じゃあじゃあびりびり」 まついのりこ さく 偕成社
自動車、水、犬、紙…色んな物の音を楽しむ絵本です。赤ちゃんは、繰り返す効果音が大好きで、物の認識に繋がります。
声に出して読み、音から物を理解し、認識していくことができます。犬の鳴き声や水の音が、わかりやすい絵と、わかりやすい言葉でテンポよく展開されていきます。
イラストも分かりやすく、くっきりとした色使いで見やすいです。
言葉の真似を始める時期ですので、0歳の赤ちゃんにはちょうど良い絵本ですよ。
「じゃあじゃあびりびり」 まついのりこ さく 偕成社
【5】「がたんごとんがたんごとん」 安西水丸 さく 童心社
「がたんごとんがたんごとん」 安西水丸 さく 童心社
空っぽの汽車が、どんどん乗客を乗せていきます。
最後にはどうなる?大人でも、なるほど!と思わせるラストですが、見ている赤ちゃんは、自分の知っている物、使っている物(ネズミやスプーン、リンゴなど)が次々と汽車に乗っていくので、面白く感じることでしょう。
「がたんごとん」「のせてくださーい」の繰り返しですが、次は何が来るんだろう?とわくわくします。
気持ちをほっこりさせてくれる絵本です。
「がたんごとんがたんごとん」 安西水丸 さく 童心社
【6】「もうねんね」 松谷みよ子 さく 童心社
「もうねんね」 松谷みよ子 さく 童心社
寝る前に読む絵本は、心を落ち着かせる効果がありますが、この絵本は、寝る前の読み聞かせに、特に向いています。
犬も猫も鳥たちも、そして女の子もねんね…。みんなが寝てしまう絵本です。
その寝顔が、本当に眠たそうで、気持ちよさそうで…読んでいるこちらが、ついついあくびをしてしまう、幸せな絵本です。大人も子供も癒されます。
「この本が大好きだった自分の子供が親になり、孫のためにまた買ってあげたくなる不朽の名作」という声があるほどのロングセラーです。
「もうねんね」 松谷みよ子 さく 童心社
【7】はらぺこあおむし エリック=カール
はらぺこあおむし エリック=カール
世界中の子供に大人気の「はらぺこあおむし」です。赤ちゃんでも幼稚園ぐらいの幼児でも楽しめます。
穴の開いたしかけ絵本で、お腹が空いた可愛らしいあおむしがいろいろな物を食べていきます。
文字は小さ目ですが、イラストがきれいで食べ物がおいしそうです。
長く楽しめる1冊。
はらぺこあおむし エリック=カール
【8】「ばいばい」 まついのりこ さく 偕成社
「ばいばい」 まついのりこ さく 偕成社
表紙はちょっぴり無表情のキリンさんですが、出てくる動物さんたちは、笑顔で「ばいばい」してくれます(キリンさんもちゃんとばいばいしますよ!)。
表紙からのギャップがこの絵本の面白いところで、最後に「おしまい またね」と書いてあり、何度でも読みたくなる絵本です。
「バイバイ」とあいさつを覚え始めるころにちょうど良い絵本ですよ。
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「ばいばい」 まついのりこ さく 偕成社
【9】「くっついた」 三浦 太郎 さく こぐま社
「くっついた」 三浦 太郎 さく こぐま社
かわいらしいイラストのゾウさん、金魚などのキャラクターがぴったりくっつく絵本。
「くっついた!」という言葉が繰り返されるので、リズムよく聞きやすいです。
いろいろくっついていく動きが楽しくて大笑いしてくれます。
最後には、パパ、ママ、赤ちゃんと一緒に実際にくっつきながら読んであげると大喜びしてくれます。スキンシップもできる楽しい絵本です。
「くっついた」 三浦 太郎 さく こぐま社
【10】「しましまぐるぐる 」 柏原 晃夫 さく 学研プラス
「しましまぐるぐる 」 柏原 晃夫 さく 学研プラス
カラフルなしましま、ぐるぐるが赤ちゃんの目を引き付けます。
いろいろなパターンのしましまぐるぐるがあり、ページをめくるのが楽しくなってきます。
しましまぐるぐるのイラストの中にかわいいキャラクターもいて見つけるのも楽しいです。
「しましまぐるぐる 」 柏原 晃夫 さく 学研プラス
0歳1歳の赤ちゃんが喜ぶ絵本を選ぶポイント
では、0歳の赤ちゃんが喜ぶ絵本を見つけるための、いくつかのポイントをご紹介します。
原色を使ったカラフルな絵本
0歳の赤ちゃんは、まだまだ注意力が散漫です。
緻密な絵よりも、カラフルで分かりやすい絵の方が目に飛び込みやすく、喜ぶでしょう。色使いも原色を使い、はっきりとした絵が良いでしょう。
リズムのある言葉の繰り返し
聞く力は未発達な0歳の赤ちゃんですが、心地の良い言葉は大好きです。
短くて繰り返しのある文章の絵本を選びましょう。
車など乗り物の音、野菜や果物を切る音、水が落ちる音など身近な音をテーマに、繰り返しの言葉を使った絵本もありますので、きっと喜びますよ。
厚手の紙や布製の絵本を選ぶ
0歳の赤ちゃんは何でも口に入れたがります。
誤飲を避けるためにも、薄い紙でなく、厚手の紙の絵本を選びましょう。また、厚手の紙の絵本は多少乱暴に扱っても長持ちします。
布製の絵本もありますので、洗うこともできて、衛生的にも安心です。
何よりも、親が読んでみて面白いものを!
これは子供にいいから!と気合を入れて読んでみても、子供が面白くなければ意味がありません。
絵本は楽しいものであるべきですので、まずは読み手である親が面白いと思える絵本を選びましょう。
親が楽しんで読んでくれると、赤ちゃんも嬉しいものですよ!
読み聞かせは知育効果抜群だった!実体験
赤ちゃんの頃からたくさんの絵本を読み聞かせをしていた体験談をご紹介します。
私の子供(男の子)を出産した時、「読み聞かせが子供の成長に良い!」ということで、生後4か月ぐらいから絵本を読み聞かせてみました。
私の住む自治体では、4ヶ月健診の時にブックスタート用の絵本を配布しています。貰った絵本は「がたん ごとん がたん ごとん」でした。
最初はきょとんと反応はイマイチでしたが、何度も読んでいると笑顔を見せてくれたり大好きになってくれたようでした。それが読み聞かせの始まりでした。
絵本を見せるとじっと見てくれるので、図書館に行って赤ちゃん向けの絵本を10冊借りては繰り返し読ませていました。
そのおかげか、言葉は早めにしゃべれるようになり、健診では、
●言葉が早い
●表情が豊か
●物の認識も早い
と言われました。
幼稚園に入るまで(3歳まで)、寝る前に5冊ぐらい絵本を読み聞かせていました。ペースが速いので、購入していたら大変な出費になるので2週間おきに図書館に通い、大好きになった絵本だけ購入するようにしていました。
子供も寝る前の読み聞かせの時間が楽しみになり、読み終わった後も一緒にお話しを考えたりしていたので、想像力やコミュニケーション能力は上がっていたと思います。
そして年少(3歳)ではひらがな・カタカナは全て読めるようになり、年中(4歳)は自分から文字を書きたいと進んでひらがな・カタカナの練習をして書けるようになりました。
読み書きは全て絵本で身についてしまったのです!親としてはとても助かりました。
小学生になった今では、読み聞かせはしていませんが、寝る前に空想のお話を考えたり、絵本を一緒に作ったりしています。読書が大好きで、私の知らない雑学を教えてくれたり、英語(ローマ字)も読書で覚えてしまいました。
おかげで、国語、工作、算数とも良い成績をとれています。
小さいころから読み聞かせして良かった!と思いました。
子供が大好きで知育学習になった絵本
●ころころころ
カラフルな玉が転がっていく様子が面白く、「ころ」の文字だけなので、覚えやすいようです。
●るるるるる
これも「る」しかないので、「これが【る】という文字なんだ!」と認識できた喜びから、どんどん文字への興味を持った絵本。時々「ろ」がまじっていて、見つけては笑っていました。
●ぽぽぽぽぽ
「る」の次は「ぽ」。ひたすら聞かされる「ぽ」の音が面白くて大笑いしていました。汽車の動きも楽しいそうです。
●くっついた
0歳の時から、子供と本当に「くっついた」がしたくて買った本。本当にくっつくと大笑いする子供の笑顔がたまらなかった1冊。
●しろくまちゃんのほっとけーき
少し大きくなったころにオススメの1冊。可愛らしいしろくまちゃんと、ホットケーキを作る過程が面白くて何度も読み聞かせのおねだりしてきた絵本。これがきっかけで大きく成長してから一緒にホットケーキを作り、作った楽しさから進んでお料理のお手伝いをしてくれるようになりました。
図書館や、子育て支援センターに赤ちゃん向けの絵本コーナーがあります。
赤ちゃんでも安全なスペースで親子一緒に絵本を読めることもできるので、そこで大好きな1冊を探すこともできますよ。
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