【英検S-CBT】従来型との違い/メリットデメリット徹底比較!

英検従来型と英検S-CBTの違いやメリットデメリットを徹底比較!小学生が英検受験するなら従来型、S-CBTどちらが向いているかチェックリストも!
【英検S-CBT】従来型との違い/メリットデメリット徹底比較!

従来型英検とは…1次試験(リーディング、リスニング、ライティング)と2次試験(スピーキング)に分かれて試験をします。紙(マークシート)の問題を解きます。

英検S-CBTとは…1日で4技能すべて試験をします。パソコンを使って問題を解きます。毎週土日(地域により平日も)に開催

出題される問題のレベルは同じです。

英検S-CBTと従来型徹底比較!メリット/デメリット

英語検定を受験する場合、パソコンで受験するS-CBTと、紙の問題用紙で受験する従来型、どちらを受験しようか検討するために、それぞれのメリット・デメリットを比較しました。

英検従来型メリット・デメリット

↓〇=メリット ×=デメリット

【従来型メリット】
〇1次試験と2次試験が分かれているため、リーディング、ライティングの勉強に時間を確保できる
〇受験方法が慣れているので安心
〇年少者の保護者は試験会場に一緒に入れる(試験開始5分前まで)
〇問題用紙を持って帰ることができる。

【従来型デメリット】
×受験者が多いので、コロナ感染が心配
×結果が出るのがS-CBTより遅い(※)
×受験日が選べない
×マークシートの記入ミスの心配がある

英検S-CBTメリット・デメリット

↓〇=メリット ×=デメリット

【S-CBTメリット】
〇受験日を選べる
〇1日ですべて受験できる
〇回答欄の記入ミスが少ない
〇ライティングはタイピング型か、筆記か選べる
〇受験料金が少し安い
〇一人ずつ仕切られているので、密になりにくい
〇1日の受験受付人数が少人数なので、コロナ感染の危険性も低い
〇スピーキングテストの待ち時間がない
〇合格発表の期間が従来型より少し短い(※)
〇残り時間を画面で確認できる
〇同期間2~5回まで受験できる

【S-CBTデメリット】
×試験会場に保護者は入室できない(受付は付き添い可能)
×個人情報記入ができるように練習する必要がある。
×パソコンのマウス操作ができないと無理
×4技能すべて試験をするので、集中力が持つか心配
×解答用紙を持ち帰ることができない(自己採点ができない)
×スピーキング試験は周りの受験者の声に影響されないように集中する必要がある
×5級、4球は受験できない

※3級以上は級確定は1次試験受験日から約40日後、S-CBTは約30日後

英検従来型、S-CBT比較した結果

以上の点を比較して、うちの子供はS-CBT受験に決めました!

S-CBT受験に決めた理由はこちら

・たくさん勉強したい(従来型1次試験日の1か月後の日曜日に申し込み)
・パソコンで受験してみたい(パソコン大好き!)
・タイピングが遅いので、ライティングは筆記型があって助かった
・コロナが心配なので、受験人数が少ないほうがいい
・4技能すべて勉強できる自信がある
・一次、二次の2回試験会場に行くのが面倒
・少し受験料金安い

大きな決め手は、ライティングがタイピング型か筆記型か選べる点と、試験日を自分で決めることができる点でした。

はっきり言って、従来型の試験日では勉強時間が足らないので、好きな日にちを選べる点がうれしかったです。

S-CBTの難点は、スピーキングテストもあることだと思います。従来型ならば、スピーキング以外に集中して勉強をし、1次が合格したらスピーキングの練習をすればよいので、1つ1つをじっくり勉強することができます。

S-CBTの場合は、全体的にまとめて勉強しないといけないので、スピーキングが苦手な場合は難しいと思います。

うちの子供の場合、幼稚園の頃から英語教室に通っていたので、リスニング力とスピーキング力が優れているので、4技能同時進行でも行けるかなと思いました。

従来型、S-CBTどっちが向いてるかチェック

当てはまる数をカウントしてください。

□小学3年生以下である
□パソコンのマウス操作が苦手
□英会話教室に通っていない(対人で英会話をするスクール)
□一人で行動できない
□集中力がない
□自分で住所をかけない

3つ以上当てはまったら従来型受験をお勧めします!

【英検S-CBT】従来型との違い/メリットデメリット徹底比較! まとめ

英語検定を小学生が受験する場合、従来型とS-CBTとどちらが良いのか?

それは子供のタイプ次第です。

【従来型向き】
・パソコン操作が苦手(マウス操作ができるか)
・1次試験、2次試験はそれぞれじっくり学習したい
・保護者は試験会場まで付き添いたい
・初めて英語検定に挑戦する
・自己採点したい


【S-CBT向き】
・パソコン操作が得意
・一人で行動できる
・4技能まとめて学習できる
・受験日は自分で選びたい
・少しでも早く合格結果を知りたい

やはり、小学生が英語検定に挑戦する場合、まだまだ従来型受験を選ぶ人が多いようです。

パソコンを使用することと、英語の先生や親がS-CBTを経験したことがないので、アドバイスをしにくいことがS-CBT受験に挑戦しにくいためだと思います。

また、S-CBTの場合、一人で行動することが多くなるので小学1~3年生は難しいかなと思います。

不安になって泣き出したり、落ち着きなくごそごそすると、他の受験者に迷惑がかかるため、失格となってしまうので、一人でじっとしていられないうちは英語検定受験は控えたほうがよいでしょう。

小学4年生でも、英検S-CBTで合格できました!

パソコンが大好きなうちの子供は、「次も2級を受験するならS-CBTがいい!」と言っていました。新しい場所、試験方法でも緊張しなかったので助かりました。

・パソコンが好き、試験日程を自分で決めたい、1日ですべて終わらせたい→S-CBT向き

・紙のテストが良い、1次試験と2次試験は別々に勉強したい、自己採点したい→従来型向き

保護者としては、従来型の大きな会場よりも、小さな駅前の試験センターのほうが送り迎えが楽でした。

コロナ禍ということで受験生の人数が少ないのも安心でした。

スピーキングの練習も、実際に人と会話しないので、作法などの練習はしなくてもよいし、緊張しにくい、先生の当たりはずれがないので楽にできたと思います。

4技能すべて一緒に勉強する必要があるのは大変でしたが、子供の頑張りに感心しました。

最近では、学校の授業でパソコンを使っていることもあり、子供はパソコンでの学習に慣れているので、小学生でもS-CBT受験は可能だと思います!

パソコンで受験は難しい!と思われがちですが、練習次第で従来型よりも楽で簡単になりますので、ぜひ挑戦してください!



S-CBT準2級に合格した勉強方法はこちらで紹介しています。
小学生向け(準2級)英検S-CBTに一発合格した勉強法!ライティング/スピーキング等

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