【英検S-CBT】小学生が受験する際の疑問解決!問題点Q&A

小学生が英検S-CBTを受験してわかった疑問や問題点をQ&Aで解決!「S-CBTは小学生には難しい」のは本当か詳しくご紹介。小学生、中学生、高校生も参考にしてください。
【英検S-CBT】小学生が受験する際の疑問解決!問題点Q&A

小学生の英検S-CBT受験は難しい?Q&Aでネットの声を検証

「小学生が英検S-CBTを受験した」と紹介しているサイトはいくつかありますが、小学生が受験するにあたっての問題点も紹介されています。

うちの子供も実際に受験、合格してみて、問題点は子供により違うのではと気が付きました。問題と解決方法やアドバイスをご紹介します。

Q,パソコンに慣れていない小学生は受験できない?

A,マウスの操作ができない場合は受験しないほうがよいでしょう。

画面で問題を見るため、画面に慣れていないと見えにくい、疲れるということもあります。

うちの子供の場合は、パソコン操作に慣れていたため、まったく支障はありませんでした。

Q,タイピングできない小学生は受験できない?

A,ライティングは鉛筆で書く筆記式があるので大丈夫。

試験前にパスワードと受験番号を記入するときに数字とアルファベットをタイピングする必要があります。(筆記型の受験生も)

アルファベットは大文字・小文字を間違えないで入力する必要があるので、練習が必要です。

どうしても大文字、小文字を入力できな場合は、手を挙げてスタッフに入力方法を質問しましょう。

肝心の試験問題は、マウスで解答をマウスでクリックします。

ライティングの解答方法は、英検申し込み時に選択できます。


Q,一人で緊張する小学生は受験できない?

A,努力して自信をつければ大丈夫。

どんな試験でも同じですが、試験会場は緊張する雰囲気があります。

S-CBTの試験会場も、従来型よりも規模は小さいですが、緊張した空気が流れていました。

しかし、緊張しやすい子でも、試験が始まって集中すれば緊張を忘れてしまうこともあります。

試験問題を解いているうちに、場の雰囲気にも慣れていくので大丈夫だと思います。

ただ、一人で行動できない場合(泣いてしまうなど)はやめたほうが良いでしょう。

Q,画面で見る問題は見えにくい?使いにくい?

A,画面に慣れていれば大丈夫。

パソコンの画面に慣れていれば、あまり見えにくい事はないようです。

実際の画面はこちら!
英検S-CBT問題画面
https://www.eiken.or.jp/s-cbt/demo/2021.html
↑問題のしたの選択肢をクリックするので、従来型よりも解答しやすかったそうです。

画面でも、紙のように前のページに戻って見直しできます。
英検S-CBT回答画面
https://www.eiken.or.jp/s-cbt/demo/2021.html
↑後で見直ししたい問題はチェックをしておけば、マークシート欄に表示され、すぐに見直しできます。

ずっと画面を見続けることになるので、疲れてしまう可能性はあります。

現在は、学校でタブレット学習が行われている学校が多いので、パソコンで学習、受験することは大人が思っているよりも、子供は親しみやすいようです。

公式HP「英検S-CBT 体験版」のページで、試験の様子の動画や、問題の画面を実際に操作してみることができるので、子供と一緒にチェックしましょう!


Q,英検従来型よりも合格結果が遅い?

A,級認定は従来型よりも早い。

・3級以上は級確定は1次試験受験日から約40日後
・S-CBTは約30日後 

従来型は二次試験をする別日程で受験する必要があるので、級を認定するまでに時間がかかります。

従来型の一次試験の合格結果は約2週間ほどでわかるため、従来型のほうが早く合格結果がわかるような気がします。

合格証と成績表は、合格発表の日の3日後ぐらいに届きました。(成績表必着日より1週間ほど早く届きました。時期や地域のよって時間差はあると思います)

Q,英検S-CBTのほうが問題が簡単?難しい?

A,従来型と難しさの違いはないはずです。

S-CBTの場合、同じ日に受験した人、一人ひとり問題が違います。

問題により、向き不向きがあるので、難しさは個人差があると思います。

従来型でも、第3回目は難しいなど、噂はありますが、公平性を保つためにいつ、どこでいつ受験しても差が起きないように問題が作られていると思います。

実際に受験してみて、「テキスト(勉強で使った問題集)のほうが難しかった」とうちの子供は言っていましたが、結果を見ても問題集の模擬試験よりも、本番の試験のほうが良い点数をとれていました。

Q,4技能すべて試験するので集中力は持つか心配

A,トレーニング次第で集中力は持つようになります。

今回の準2級の試験時間は約140分。(問題が解け次第早く終了できる)

約2時間ありますが、うちの子供は何とか最後まで集中を切らすことなくできたようです。

それまで、何度も試験時間と同じ時間を使って模擬試験を繰り返していたので、可能になったことだと思います。模擬試験をやり始めたころは、「疲れた~」と途中でつぶやいていましたが、何度も繰り返すうちに制限時間の限り、文句言うことなく問題を解けるようになっていきました。

実際に受験してみると、試験は疲れるけどアッという間に感じるそうです。

途中で集中力が切れないように、何度も模擬試験を繰り返しましょう!


Q,ライティングは筆記方式とタイピング方式どっちがいい?

A,キーボード入力が早く確実にできるのなら、タイピングがいい。

今回、うちの子供は筆記方式で受験しました。

理由は、まだタイピングが早くできないので、時間内に解答できない可能性が高かったからです。

しかし、実際に試験を終えた後で、子供は「次は絶対パソコンでライティングしたい!」と言っていました。

理由を聞いてみると、

・文字数がカウント(表示)されているから(自分でカウントしていると大変)
・消しゴムで消すより、バックスペース(デリート)ボタンで消したほうが楽
・自分の字よりきれいで見やすい

ということでした。

スタディギアをパソコンで受講すると、キーボード入力で英単語を記入したり、ライティング対策を学習できるので、次回はパソコン学習を重点的に取り入れようかなと思いました。

Q,英検S-CBT受験で自己採点できる?

A,問題用紙は持ち帰れないため、自己採点できません。

英検S-CBT受験では、残念ながら問題用紙を持ち帰ることはできません。(解答速報もありません)

同じ時間、会場の受験者の一人ひとり問題が異なるため、問題の平均点も成績表にありませんでした。

なるべく問題を覚えておこうと受験前は思っていても、緊張のせいか受験後は細かい問題のほとんどは覚えていませんでした。

スピーキングやライティングの問題は覚えていましたが、どう答えたかぼんやりとして忘れていて、自己採点はできませんでした。

もし、不合格になってしまった場合、次回のために見直しができないのが難点です。

【英検S-CBT】小学生が受験する際の疑問解決!問題点Q&A まとめ

小学生が英検S-CBTを受験するのは難しいと思われがちですが、子供がパソコン操作ができるなら受験&合格可能です。

【S-CBT受験に向いている子】
・パソコンが大好き、マウス&キーボードが操作できる。
・一人で行動できる。
・4技能勉強できる。


【従来型受験に向いている子】
・スピーキングは後で勉強したい
・問題用紙がほしい
・パソコン、マウス操作が苦手

最近の小学校は、タブレットを使った学習が行われていることが多いので、大人が思っているよりも子供はパソコン操作が得意な子供が増えていると思います。

今回、うちの子供がS-CBTに受験して良かったと思いました。子供も「次回もS-CBTで受験したい!使いやすかった!」と言っていました。

試験前に個人情報を記入する時に、年少者受験ということで試験監督者が記入漏れなどないか確認をしてくれたそうです。

試験をする席も個人で分かれているので、従来型よりも集中しやすい状況で、特にリスニングはヘッドホンなので、聞き取りやすかったそうです。

親としても、S-CBTだと試験日を選べるし、同時に受ける受験者が従来型よりも少ないので、(コロナ禍のため)感染症の心配などが少ないのがよかったです。

英検公式HPの「英検S-CBT 体験版」で採点はされませんが、実際の試験のシステムを体験することができます。体験してみると、すごく簡単で分かりやすいので驚きました。

迷っている方はぜひ体験をしてみてください!



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