レムデシビル治療対象者や病院/入手方法/価格/副作用やデメリット

新型コロナウイルス治療薬「レムデシビル」の治療対象者や治療可能な病院、承認が早かった理由や副作用やデメリット、入手方法やどこでいつから買えるのかについてご紹介します。

レムデシビルの入手方法や価格・副作用、いつ承認でどこで買える?

監修|りふれ整体院 整体師 清水

新型コロナの治療薬の最有力候補として「アビガン錠(錠剤・飲み薬)」と「レムデシビル(点滴薬)」の2つがあがっています。本記事ではレムデシビルについてご紹介します。
★アビガンについてはこちら「新型コロナアビガン錠の入手方法と価格!どこでいつから買える?

抗ウイルス薬・エボラ出血熱治療薬レムデシビルとは?承認時期や副作用は?

レムデシビルとは?

★レムデシビルは、アメリカの製薬会社「ギリアド・サイエンシズ社」が作っている薬で、エボラ出血熱の治療を目的として開発され、エボラ出血熱に対しては臨床試験段階の薬です。
エボラ出血熱に対しては有効性が確認できなかったものの、この薬の「ウイルスが増殖・複製されるのを阻害する」効果が注目され、新型コロナウイルスに有効な可能性があるとの報告が上がり、世界各地で治験が行われている薬です。

★レムデシビルは液体の薬であり、注射や点滴によって投与されます(静脈注射)。

★治験により、このレムデシビルは重症者の症状改善に対して有効性が高いことが判明。
アメリカの病院では125人中2人が亡くなった(薬のせいではないと思われる)だけで、その他のほぼ全員が回復し退院したとのこと。

★1063例に対する治験にて、レムデシビル使用により回復期間が約4日短縮(15日が11日に)、死亡率が約3.6%低くなるという結果が得られたとの報告。

抗ウイルス薬・レムデシビルの投与により、新型コロナウイルスによる肺炎で入院した患者の回復までの期間がプラセボに比べ31%有意に速かったとの予備的解析の結果を発表した。
引用:https://www.mixonline.jp/tabid55.html?artid=69212

レムデシビルの副作用・デメリット

レムデシビルには、残念ながら多くの副作用・デメリットが存在します。

【レムデシビルの副作用やデメリット】
・吐き気
・急性呼吸不全
・肝機能障害
・下痢
・腎機能障害
・多臓器不全など

多くの副作用が報告されています。副作用は多いのですが、重症患者に対しては副作用よりも新型コロナに対しての有用性が上回っていると判断され、世界各地で臨時承認・特例承認の動きが出ているようです。
子供や妊婦にも使えるかどうかはまだ詳しく判明していないようです。

レムデシビルの入手方法!薬局やドラッグストアは?

レムデシビルは治験段階・緊急の特例での使用が認められた薬であり、注射・点滴で投与する薬である点や、多くの副作用も報告されているため、薬局やドラッグストアでは入手できません。個人輸入なども不可能です。

現時点(2020/5/8)では、製薬会社(ギリアド・サイエンシズ社)より全世界で14万人分が、無償で提供される見通しとのことですが、しばらくの間は日本へは限られた量しか入ってこないと思われます。

レムデシビルの治療を受けられる人の条件

当面の間、レムデシビルの治療が受けられる人の条件としては、原則として
★人工呼吸器をつけるなどの、重症患者
に限定されています。

重症患者に限定されている理由としては、
アビガンのほうが軽症患者に副作用も少なく効果がある
★レムデシビルは重症患者に高い効果がある点
★レムデシビルは副作用が多いため軽症患者が使う場合は、メリットよりデメリットのほうが上回る
が挙げられます。

レムデシビルの治療を受けられる病院はどこ?

レムデシビルの治療を受けられる病院ですが、
前提として、新型コロナ患者を受け入れられる病院(感染症指定医療機関)であることがあげられます。

しばらくの間は、日本ではレムデシビルの数が限られているため、感染症指定医療機関であっても、治療を受けられる病院は限られると思われます。

日本では2020/5/7に特例として承認されましたが、初めは限られた病院にて使用される見込みで、回復状況や副作用の状況が良ければ、全国の病院にて使用が可能になると思われます。

レムデシビルの薬価(値段や価格)

値段・価格(薬価)についてですが、5月8日現在、まだ定められていませんが、各国政府が高額にならないよう働きかけているようです。
(確かな情報ではありませんが、SNSでは1回60万円するとの情報や、アビガンの100倍の値段との情報もありました。)

ただ、日本には高額療養費制度があり、1か月あたりの支払上限は限られています(年齢や所得により上限金額が変わりますが、)。

高額療養費制度(69歳以下の方の上限額)定期的に改訂されますが、目安にしてください)
★年収約1,160万円~・・・世帯でのひと月の上限額「252,600円+(医療費-842,000)×1%」
★年収約770~約1,160万円・・・世帯でのひと月の上限額「167,400円+(医療費-558,000)×1%」
★年収約370~約770万円・・・世帯でのひと月の上限額「80,100円+(医療費-267,000)×1%」
★~年収約370万円・・・57,600円
★住民税非課税者・・・35,400円
引用:厚生労働省「高額療養費制度を利用される皆さまへ」

・年収約370~約770万円で、世帯のひと月の医療費の金額が100万円だった場合、87430円になります。100万円の場合は、
80100+(100万-267000)×1%=80100+733000×0.01=80100+7330=87430円

・年収約370~約770万円で、世帯のひと月の医療費の金額が200万円だった場合、97430円になります。200万円の場合は、
80100+(200万-267000)×1%=80100+1733000×0.01=80100+17330=97430円

海外ではこのような制度がなく、治療を受けられない方や、治療を受けても支払えず破産する方も多いらしいので、ありがたい制度ですよね。

レムデシビルは日本でいつ承認?

★試験投与や、スーパーコンピュータの分析などにより、世界をあげてエボラ出血熱治療薬レムデシビルの治験が2020年3月頃から中国や欧米でいち早く実施されており、日本でも4/14に治験が開始されました。

★アメリカでは、5月1日に一時的な緊急使用許可(正式承認ではない)が認められました。まだしっかりとした新型コロナへの有効性が確認されていませんが、メリットがデメリットを上回るとして一時的に使用が認められたとのことです。

アメリカの米食品医薬品局(FDA)は、現地時間で5月1日に重症新型コロナ患者への緊急使用を認めました。ただ、あくまで「一時的な緊急使用許可」であり、正式な承認とは異なっています。この緊急使用許可により、アメリカ全ての医療機関にて投与が可能となります。
今後、有効性がみられなかったり、重大な副作用などの問題がみられた場合は正式承認が見送られる可能性もあるとのこと。
参考:https://www.mixonline.jp/tabid55.html?artid=69220

★日本では、アメリカの緊急使用承認を受け、審査手続きを大幅短縮する「特例承認」適用する見通しです。
2020年5月4日に製薬会社がレムデシビルの承認申請したことを受け、加藤厚生労働大臣は5月7日に行われる「薬事・食品衛生審議会(午後8時頃まで行われる予定)」後に、問題がなければ承認する見通しを発表しました。

問題がなければ、レムデシビルは【5月7日の午後8時以降】に特例承認される見通しとなっていましたが、
5月7日午後22時頃、レムデシビルが承認されたというニュースが出ました。

使用上の注意書きとして、

★重症患者を対象に限定
★用法容量は通常成人および体重40キロ以上は投与初日に200ミリグラム、2日以降は100ミリグラムを一日1回点検。総投与期間は10日まで。
★また投与の際には患者への説明と同意を取ることなどを求めている
引用:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200507-00010001-wordleafv-soci

とのことです。

レムデシビルの日本での承認が早かった理由

アビガンは、新型コロナの軽症者に対して有効ですし、副作用が少ないのになかなか承認がおりませんが、レムデシビルはスピード承認となりました。不思議ですよね。

レムデシビルの日本での承認が早かった理由としては、

★新型コロナに対して、海外での承認がされていること
★ある程度の治験において、新型コロナの重症患者に対して、かなり効果が高いことが判明したこと
★何かしらの利権がらみ(とも噂されています)

新型コロナに有効の可能性があるレムデシビル以外の他の薬は?

アビガン・・・抗インフルエンザ薬としては有用性が認められ、条件付き承認・備蓄が行われている薬。ウイルスが細胞内で複製・増殖するのをさまたげる薬で、新型コロナにも有効な可能性がわかり、世界各国で治験が行われています。新型コロナの軽症者に有効性が高く、重症者には有効性が低いことが判明しています。また、動物実験にて、流産の可能性や奇形児が生まれることが確認されており、人間の妊婦への服用は禁忌(使用してはいけない人)とされています。また薬の成分が精液中に移行するとのことで、妊娠を望む男性の服用にも注意が必要です。

カレトラ・・・国内承認〇、市場流通あり。
ただ、中国上海公衆衛生臨床センターの報告では、効果がみられないとのこと。

フサン・・・膵炎(すいえん・すい臓の炎症)の治療薬。政府はこの薬についても今後観察研究するとのこと。

抗エイズウイルス(HIV)薬ネルフィナビル+白血球減少症治療薬セファランチン・・・併用することで効果がある可能性と、国立感染症研究所・産業技術総合研究所が報告しています。副作用は現在不明。

イベルメクチン・・・口から飲む経口駆虫薬(寄生虫を殺したり、体内から追い出す薬)だが、海外の研究により、新型コロナウイルス増殖を抑えたとの報告があがり、2020年5月6日、承認に向けて治験を実施していくとの発表。ノーベル医学生理学賞の大村智特別栄誉教授が開発に貢献。

アクテムラ・・・関節リウマチ治療薬。スイスの製薬会社が開発。現在治験中で、良好であれば年内の承認を目指すとのこと。

監修:整体院・整体師の清水似顔絵監修|りふれ整体院 整体師 清水
人体の仕組みや健康系の多くの知識と経験を積み、10年以上前に開業。施術の傍ら行っている子育ての経験も生かし、執筆・監修を行っています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました