朝に子供の身体がかゆい原因は乾燥性湿疹かもしれません。子供が朝に体をかゆがる原因と対策、治療法とは?正しい保湿剤の塗り方についてご紹介します。

朝子供の身体がかゆい!原因と対策、治療【乾燥性湿疹】正しい保湿剤を塗る方法は

朝起きると子供の身体かゆい!かゆみの原因と対策

朝起きてくると、子供は身体を掻いている…寝ている時は何ともないのに、なぜ朝だけ痒いのか?

それは、季節によって理由が異なります。

【春】花粉症・アレルギー

春と言えば、花粉症

花粉症は、鼻水や目のかゆみの症状のイメージですが、花粉のアレルギー症状として、身体のかゆみが出ることもあります。

体内に侵入する花粉やホコリなどの
アレルギー物質に対して、ヒスタミンを出し過ぎてしまう事
がアレルギーの原因です。

特に、寝起きにかゆみ起きやすいのは、
寝ている間に部屋中に積もったアレルギー物質(花粉・ダニ・ホコリなど)が、人が動く事で一気に舞い上がり、吸い込んでしまう事でアレルギー症状が出てしまいます。

また、春はまだ乾燥した日があるため、乾燥肌(乾燥性湿疹)のかゆみがまだ続くことがあります。

【かゆみ対策】
皮膚科で、花粉・ダニ・ほこりなどのアレルギーなのか調べてもらい、
原因に合った薬を出してもらう必要があります。

アレルギーの場合、ヒスタミンを抑える内服薬も処方されます。

アレルギーでも、かゆみが出ている所の保湿をして、これ以上、傷からアレルギー物質が侵入してこないようにバリアする必要があります。

【夏】汗が刺激に!

夏の朝、体をかゆがる場合、
汗が刺激となっている可能性があります。

寝ている間にかいた汗が、汗の出口を防いだり、雑菌がふえてしまい、刺激になります。

それはあせもになってしまい、かゆみが伴います。

【かゆみ対策】
お風呂などで汗を流し、かるくタオルで水を拭き取って保湿剤を塗ります。

それでも痒い時は、水や氷で冷やしてあげましょう。

寝ている間に汗は大量に出ています。

こまめにシーツや布団を洗い、清潔を保ちましょう。

【秋・冬】乾燥と温度差

秋になって朝が寒くなってきた頃や、冬に体が痒いのは、
温度差と乾燥
が原因です!

布団の中は温かく、起きて外に出ると寒いと、身体は痒くなります。

理由は、温度差で温かいところから、寒い所にいくと血流が悪くなり、かゆみが生じることがあります。


また、秋から冬にかけて、空気が乾燥するので、肌も乾燥肌になってしまい、かゆくなります。

肌が乾燥すると、肌を保護しているバリア機能が失われてしまい、肌に刺激が届き、かゆみを感じてしまいます。

痒くて掻いてしまうと、さらにバリアは壊れてしまい、ますますかゆみが続く原因になります。

乾燥からくるかゆみの症状を乾燥性湿疹(皮脂欠乏性湿疹)と言います。

【かゆみ対策】
身体に保湿剤をぬり、しっかり保湿をしましょう。

そして、身体が冷えないように、上着などで保温しましょう。

朝、起床時に痒い時は、就寝前にしっかり保湿剤を痒い所に塗っておきましょう。

パジャマは、化学繊維ではなく、綿でできたものを着ましょう


何か月もかゆみが続く、かゆすぎて酷い場合は他の皮膚の病気の可能性があります。
早めに皮膚科に受診しましょう。

子供のアトピーと乾燥性湿疹の違いは?原因と治療・保湿剤の正しい使い方

ヒルドイドソフト軟膏、ヒルドイドクリーム、ヒルドイドローション

乾燥性湿疹の治療法

乾燥性湿疹は皮脂欠乏性湿疹という名前でもあります。

皮脂が少ない子供や40代以降の人になりやすいです。


背中や、腹回り、すねなどが乾燥しやすく、かゆくなります。

重症化して全身に広がることもありますので、早めに皮膚科に受診して、治療を始めましょう。


治療で大切なことは、掻かないこと

そして、こまめに保湿剤(クリームや軟膏)を塗り、乾燥を防ぎます。
衣服や何かしらの運動や作業などで保湿剤が取れてしまったら、清潔な手で塗りなおします。

保湿剤を塗る回数の理想としては1日5回~10回です。
乾燥などの刺激を受ける状態をできる限りつくらないことが重要です。

皮膚科で処方されたステロイド剤を、1日2回ほどかゆみがある患部に塗ります。
(朝と就寝前がオススメ)

ステロイド剤は、怖いイメージを持っている方が多く、
少ししか塗らない、少しでもよくなったらやめてしまう人もいますが、
その使い方では、いったん良くなっても、かゆみがぶり返し、
またかいてしまい、なかなか治りません。

塗り方としては、
肌がしっとりする位少し多めにステロイド剤をぬるようにします

そして、全くかゆみが収まって完治した状態から、もうしばらくは、
ステロイド剤を使用するようにしてください。

表面上のみ、治ったように見えている場合があるためです。


また、普段の生活は、

●規則正しい生活
●ストレスをためない
●睡眠不足にならない
●バランスの良い食事
●衣類は、綿など刺激の低い素材の服を着る
●タバコ、お酒、辛い物、砂糖過多のものなど刺激物を摂りすぎない

など、健康的な生活を心がけましょう。
ヒルドイドクリーム0.3%

正しい保湿剤の塗り方・塗る方法は?

乾燥肌に欠かせない保湿剤には、塗るコツがあります。

必ず清潔な手で塗ります(雑菌が繁殖しないように)

手が汚れた状態塗ってしまうと、汚れ・雑菌が繁殖してしまいます。ニキビや湿疹といった肌トラブルの原因となります。
特にクリームタイプのケースに入った保湿剤の場合、汚れた手でクリームを取ると、ケースの中で雑菌が繁殖してしまいます。

ゴシゴシこすって塗らない(肌に刺激を与えない)

塗るときにゴシゴシこすると、肌の表面の細胞が取れてしまいバリア機能が低下してしまいます。

保湿剤は、一気に一か所に乗せて広げるのではなく、
塗りたい場所に、まずは点を描くような感じで何ヶ所かに分けて乗せてから広げるとムラなく、刺激を与えずに塗ることができます。

【乾燥性湿疹】朝子供の身体がかゆい!原因と対策治療法!正しい保湿剤の塗り方

お風呂・入浴の際の保湿は特に重要!

一番、皮脂が逃げやすいタイミングは、
お風呂あがり

そのため、入浴後に保湿剤を必ず塗るようにしますが、ここでポイント!

●お風呂のお湯は40度以下の熱すぎない程度
(40度以上の熱いお湯では、皮脂が逃げやすくなります)

●必ず、身体を洗ってから湯船に入りましょう。
(先に湯船に入ってから、身体を洗うと、皮脂を落としやすくなります)

●硬いナイロンタオルの使用は避け、よく泡立てた石鹸を使い、手で撫でるように洗います。

●しっかりと石鹸を洗い流します。

●入浴後は、ゴシゴシタオルで拭かず、軽く抑えるように水分を拭き取り、すぐに保湿剤を全身に塗ります。
(浴室内で行うことがベスト)

就寝前、起床後も保湿剤をしっかり塗りましょう。

かゆみが酷い時は、氷で冷やしたり、保湿剤を塗りなおしましょう。


掻けば掻くほどひどくなる皮膚のトラブル。

痒いを通り越して痛くなることもあります。

掻いてしまってボロボロになった肌は、そこだけ皮膚の色が黒くなってしまったり、硬くなったり、かゆみがおさまった後も跡が残ってしまいます。

かゆみ出したらすぐに皮膚科に相談し、適切な治療をして早く治すようにしましょう。

子供のアトピーと乾燥性湿疹の違いは?原因と治療・保湿剤の正しい使い方

ヒルドイドの効果的な使い方・塗り方を紹介!美容効果はない?2

間違い!肌荒れ皮膚炎のステロイド・ヒルロイドの正しい塗り方