小学生・中学生など子供の視力低下原因や視力回復トレーニング・視力回復メガネ・目に良いサプリなどの視力回復方法、2018年時点で目が悪い子はどれくらいの割合でいるのか等をご紹介します!
小学生や中学生の視力低下の割合
2018年現在、視力が1.0未満の子供は、小学生で約30%、中学生で約50%と言われています。
スマホの普及に伴い、視力の悪い子供の割合も増加傾向が続いています。
幼児期・小中学生の時期は、成長期で身長が伸びるとともに、眼球も発育して大きくなります。一度大きくなった目は元の大きさには戻りません。
発育時期に視力が低下すると、視力低下のまま眼球も大きくなり、悪くなった視力はなかなか戻りません。
もし視力低下の兆しが見られましたら、これからご紹介の視力低下を防ぐ訓練や、視力回復トレーニング・サプリメントにて早めに対策を打ちましょう!
子供の視力低下の主な原因
遺伝による近視
近視の一部は遺伝によるものもあります。眼の構造的にが近視になりやすい場合があります。ただし、親が両方とも近視だからといって必ずしも遺伝するとは限りませんが、親に近視の方がいる場合、子供に近視が遺伝する可能性は高まります。
近くの物を見続けている
・テレビ、パソコン、ゲーム機、スマホ、タブレットなど画面の見過ぎ
・家など屋内ばかりで過ごしている
これらは、近くのものを見続けることとなり、視力低下の大きな原因となります。
遠くを見る時は目の筋肉がリラックスしますが、近い物を見る時は、目の筋肉を縮ませて、緊張した状態になります。
近くの物を見続けると目に大きな負担がかかりますし、筋肉が同じ状態で固まったままとなり、いざ必要な時に、遠くの物に焦点を合わすことができない「視力低下」が起きてしまいます。
暗い所で作業する(勉強、本を読むなど)
暗い場所で勉強したり本を読むときなどには、目は光を取り込もうと、瞳孔が開きます。
この状態が長く続くと、目に負担をかけます。あわせて、暗いことで、見えづらいために、近くで見ようとします。
結果、目に負担をかけて視力低下を招くことになります。
姿勢が悪い
ゲームやテレビに夢中になると、同じ姿勢で画面を見ています。画面に集中して、特にスマホや携帯ゲーム機などは、下を向いてうつむいた姿勢になります。
家にいるときも、学校でも、外出しているときも、下向きの姿勢が続いてしまい、遠くのものを見る習慣がなくなり、目の緊張・視力低下につながります。
かむ力の低下
目の筋肉の近くには、食べ物を噛む時に使う筋肉があります。かため食べ物をよく噛んで食べると、目の近くの筋肉も発達します。
逆に、柔らかい物ばかり食べていると、噛む力は低下し、目の近くの筋肉も発達せず、視力低下につながります。
目の乾燥・ドライアイ
目が乾燥するドライアイ。目が傷つきやすいことに加え、正常な視点移動、まばたきなどが難しくなり、視力の低下を招く場合があります。
長時間、じっとスマホやテレビ、パソコンなどのディスプレイを見続けないことが大事ですが、どうしても仕方がない場合はドライアイ用の目薬を差すとよいでしょう。
ドライアイ用の目薬は市販もされていますが、眼科にて状態をきちんと見てもらってから処方された目薬のほうが安心です。
ほかにも原因は色々考えられます
上にてご紹介したのは、幼児や小中学生によくある原因の1つ【目の周辺の筋肉がかたくなったり、筋力が低下したりすることで、ピント調節ができなくなる】場合のケースです。
ただ、視力低下の原因には、今回ご紹介した以外の原因もあります。
目から入った、光のデータは、網膜で受け取られ、視神経を通り、脳へ伝わり、脳で処理されるのですが、その間のとおりみちのどこかで、異常があると視力の低下につながります。
まれなケースですが、
・目の奥に腫瘍ができて、視神経を圧迫して視力が低下
・太陽などの強い光を見続けることで、網膜が損傷を受けてしまった。
・脳に腫瘍があったり、
などがあります。
視力以外にも、何か様子がおかしい時や、
これからご紹介する視力回復トレーニング法を試しても視力が回復しない場合、何か不安がある場合は、眼科にて診断を受けてください!
家庭でできる視力低下を防ぐ訓練法・視力回復トレーニング法
まずは基本を守りましょう!
・目を休める時は遠くの物を見ます。室内の場合は、3メートルほど離れた絵や文字などをしばらく見て、リラックスしましょう。
・ゲームやテレビは見過ぎに注意です。30~40分見たら5分ほど目を休めましょう。
・勉強や読書は明るい所で。1時間行ったら、10分ほど休憩を取り、目を休めましょう。
指先を追うトレーニング
眼球を支える外眼筋を鍛えることで、視力の回復が期待できます。
・まず、指の先を両目でしっかりと見ます。
そして、目の前に指先を立て、指を近づけたり離したり、縦や横に8の字を描いたりします。これをゆっくりと両目でしっかりと追います。1日数回行いましょう。
眼球を動かすトレーニング
これも、眼球を支える外眼筋を鍛えることができます。
・まず、目を10秒ほどつぶります。
・次に、目を開き10秒ほど上を見つめます。
・再び、目を10秒ほどつぶります。
・再び、目を開き10秒ほど「右または左または下」を見つめます。
この要領で、上下左右を見つめることを繰り返します。こちらも、1日数回行いましょう。
視力回復のアプリや本を使う
GooglePlayStoreやAppStoreで「視力回復」にて検索します。
GooglePlayStore:「視力ケア アイトレ3D」など
App Store:「視力がみるみる上がる3D視力回復アプリ」など
目の焦点を変えることにより、平面の画像が3D(立体的)に見えるアプリや、
上下左右などに動く点を追いかけることで、焦点を合わせたり、目の筋肉を緩めたり
1日約5分続けることで、視力の回復が見込めるようです。
スマホなどをお持ちでない場合でアプリがインストールできない場合は、
マジカル3Dや3Dアイという、視力回復の本を購入するのもよいでしょう。
視力回復の教材を使う
自宅で行うことができる、視力回復トレーニングの方法や教材があります。1万円台から10万円台まで様々です。
スポーツ選手が取り入れている方法や、右脳を使って視力を回復させる方法など、様々な教材があります。
視力回復トレーニングメガネ
視力回復トレーニング眼鏡には様々なものがあります。
わざと見づらくすることで視力アップさせたり、余計なものを見えないようにし見やすくして目を休めたりするメガネなど様々。穴の開いたメガネが多いです。
眼鏡に映し出される光を目で追って眼球の動きを良くする眼鏡や、テレビを見ながらブルーライトをカットしながら視力回復もできるという商品などもあります。
視力回復センターに通う
何をやっても視力が回復してこない・・・どうしても自宅だとできない・・・
そんな時は視力回復センターに通うのも一つの手です。視力低下の原因を分析して、その人にあった視力回復方法を教えてくれます。
視力回復をはかる目に良いサプリメント
ご紹介した視力回復トレーニングと合わせて【目の栄養になるサプリメント】を服用することで、視力回復トレーニングの効果をアップさせます。
ファンケル えんきん
●ルテイン
●アスタキサンチン
●シアニジン-3-グルゴシド
●DHA
が含まれています。
これらの栄養は目のピント調整力を高めてくれます。
【ファンケル】手元のピント調整力をサポート!機能性表示食品「えんきん」
アサイーベリー(アサイベリー)
目にやさしい栄養が豊富に入っているアサイーベリーのサプリメント。
アサイーはスーパーフードとして美容にもよいと報道されてから有名になりました。
・アントシアニンはブルーベリーの約5倍
・食物繊維はごぼうの約3倍
・カルシウムは牛乳の約2倍
・ビタミンCはレモンの約3倍
・リンはバナナの約4倍
・鉄分はレバーの約5倍
・ポリフェノールは赤ワインの約30倍
が含有されています。
細かい字が読みづらい、視界のピントが合わない時にアサイーベリーのサプリメントがオススメです。
目の機能を維持するのに必要な栄養を補ってくれます。
人体の仕組みや健康系の多くの知識と経験を積み、10年以上前に開業。施術の傍ら行っている子育ての経験も生かし、執筆・監修を行っています。
コメント