子供の幼稚園のPTA、会長の仕事や副会長の仕事は何?

子供の幼稚園のPTAのお仕事についてご紹介します。

PTA会長の仕事や副会長の仕事はどんなものでしょうか

子供の幼稚園のPTA

幼稚園のPTAとは何?どんなことをするの?

PTAとは、保護者と先生で活動する任意団体です。

目的は、子供たちが楽しく、円滑に園生活を送れるように、園のイベントを企画、実行したり、先生たちのサポートです。

園によって、活動内容は異なりますが、主な行事は、

●廃品回収
●バザー
●運動会のサポート
●夏祭り
●交通安全立哨
●保護者対象の講習会

など

幼稚園の他にも、小学校、中学校でもPTAはありますが、幼稚園のPTAが一番忙しいです。
(小学校などは学校主体ですが、幼稚園ではPTAが主体になる行事が多いためです)

「大変そうだからやりたくない!」
「仕事ができなくなる!」
と、PTAネガティブな意見が多く、できればPTAは避けたいと言う人が多いと思います。

しかし、卒園までには一度はPTAをすること、というルールがある幼稚園が多く、避けて通れない人も多いと思います。

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PTA役員を務めるメリットは?

幼稚園の様子がわかる

運動会やお祭りなど行事のときとは違い、普段の幼稚園の様子を見ることができるのがポイントです。

子供の様子だけではなく、日常の先生の活動や雰囲気がわかり親近感がわくこともあるようです。

先生との会話が増える

大勢の子供に囲まれ忙しそうな先生。

自然と会話する機会も増えるものです。

行事を一緒に進行するにあたって、先生との会話が増え、普段から子供に関する相談をしやすくなります

親同士仲良くなれる

家族構成や環境も違う親同士ではありますが、子育てに奮闘しているという点では同じです。

一緒に仕事をこなしていくにつれ、連帯感が生まれ、任期が終わった後もランチ仲間になるほど、仲良くなることもあります。

気の合うママ友は、小学校にあがってからも良き相談相手になってくれます。

子供が喜ぶ

PTAの仕事で幼稚園に行く回数が増え、子供とばったり会う機会が増えれば、子供は喜びます。

また、子供が自分の親がPTAの仕事をこなしている姿を見ているうちに、自分に親を尊敬するようになり、自分も誇らしい気持ちになるようです。

幼稚園のPTAのデメリットとは?

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親同士のトラブルには注意

親同士の意見がぶつかり、険悪なムードになることもあります。

そのときは、PTAは子供のためにあるということを、お互いに確認し合うとよいかもしれません。

良い雰囲気のPTAならばよいのですが、派閥ができてしまったり、仕事を押し付け合ってしまう事もあるようです。

仕事との両立が難しい

あくまでPTAのお仕事よりも、本業のお仕事の方が優先にしなければいけません。

しかし、幹部が、「PTAの方を優先に!」という方針では、本業の仕事を優先にすることは難しいでしょう。

なるべく、仕事とPTAの業務を両立するときは、同じ仲間のサポートやフォローをしてもらえる関係性を作っておく必要があります。

しかし、運動会やバザーなどの大きな行事は、なるべく仕事を休めるように、仕事を調整した方が良いと思います。

子供に関係しないお仕事も

教育委員会や自治体の講習会に出席することや、いろいろな園のPTAの代表が集まって会議があります。

全員が出席するわけではなく、何人かが代表で出席していきます。

それは、子供が幼稚園に行っている時間であったり、土日であったりします。

会議や講習会に参加したから自分の子供が喜ぶ訳ではないので、できればやりたくないお仕事です。

PTAの会長の仕事や副会長の仕事は何?

子供の幼稚園のPTA、親子

PTA会長の仕事は?

会長は幼稚園PTAのトップであり、まとめ役です。

幼稚園によっては、男性がやることもあります。

男性会長の場合、副会長が女性で実質のまとめ役になることがあります。

地域の会長が集まるPTA連合会があったり、幼稚園とPTAの架け橋になることから、かなりの頻度での活動になります。

副会長のお仕事

副会長は会長と共に、行事の司令塔になります。

PTAをまとめたり、仕事の細かい指示をしたり、会長の補佐として多忙です。

他の役職は?

●書記
●会計監査
●実行委員

などがあり、会長、副会長の指示のもと、実際に動くのは実行委員の人たちです。

※役職の名称は幼稚園により異なります。

PTAの他の仕事は?

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定例の会議などへの出席

幼稚園主催の会議には、相談も含め様々なものがあります。

・年次PTA総会
・PTA役員会(月1回程度)
・各委員会
・次年度役員選出会議などの定例会議
・幼稚園のイベントや卒園式の記念品などの予算組みに関する会議への参加

など

幼稚園での主なイベントごとに、仕事の内容・ポイントをまとめてみました。

遠足

最初の行事が遠足です。先生方と一緒に園児の引率をすることになります。

園外でのイベントになりますので、交通事故、怪我やトラブル防止に細心の注意が必要ですね。

運動会

子供も練習に余念がない運動会。

当日だけではなく、企画段階から携わることが多いのが特徴です。

プログラム編成、前日の準備の段取りやパンフレット作成など、親ならではの意見を求められます。

当日の交通整理や園児のご家族の誘導などの要員手配も、大きな役割のひとつになります。

お祭り

こちらはPTA主催といっても過言ではないくらい、PTAの参加が必要なイベントですね。

会場設営や出店への参加など、お父さん、お母さんへの協力のお願いが大切な役割のひとつ。

出店も、どのような商品や食べ物が喜ばれるのか、いくらで売るのか、運営資金は大丈夫かなど、まさに会社社長なみの手腕が問われます。

バザー

次年度のPTAの予算を稼ぐための大事な行事です。
(やらない園もあります)

保護者からのリサイクル品や、PTA役員のみんなが作った手作り品を販売します。

引き出物でもらったいらない物や、もう使わなくなった卒園生の幼稚園用品、小学校で使うものなどが販売され、大変にぎわいます。

バザーでの収入は、移動動物園を招致したり、行事の後のご褒美を買ったりするため、バザーをしない幼稚園は行事が質素だったりsます。

広報紙作成などの広報活動

幼稚園の広報紙の作成やイベントでの影像撮影・卒業アルバムなどの企画も大切な仕事です。

最近では、広報委員を専門の役員としておくケースがほとんどのようです。
幼児、子供
PTA役員を務めると、忙しい1年を送ることになりますが、子供の笑顔をたくさん見ることができるので、やりがいのあるお仕事だと思います。

しかし、今の時代は仕事をしているママさんが多く「仕事をしているからできない」と言いづらくなっています。

PTAの仕事のせいで本職が休みがちではいけないので、仕事しているママでもやりやすいPTAの組織に変えていくと、やりたい人も増えるのではと思います。

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