中学生の子供が中学校を不登校・登校拒否・ひきこもり状態になってしまった時の原因別の、親の対応・対処法をご紹介します。

小学校中学校を不登校・登校拒否…原因別親の対応対処法!復帰する方法

中学生は、不登校・登校拒否が多い!

小中高のうち、中学校が最も不登校・登校拒否の生徒が多く、約30人に1人の割合になっています。

これは、1クラスに1人は不登校・登校拒否の生徒がいることになります。

 ・どのような原因で不登校になっているか?
 ・親はどのような対応したらよいか?

中学生になると原因が根深く、繊細なことが多いので、親はどのような対応、対処をしたらよいか迷いますよね。

子供が不登校・登校拒否。親のおすすめの対応は?

子供が学校に行きたがらない(不登校・登校拒否)場合、原因がわからないことがほとんどかと思います。

そんな時には、親としてはまずは、
★【子供に何か悩んでいることはないかやさしく聞いてみて下さい】
ここで理由がわかれば、どうしたら解決するか、子供と話し合ってみましょう。
必要に応じて先生や、他の相談窓口で対策を考えましょう。

部屋に閉じこもってしまったり、どうしても話してくれない場合には、
★【学校の先生に相談をします。】

この時、子供とのトラブルを避けるため【子供に知られないように】学校に相談するようにして下さい。

先生に相談する理由は、先生が原因を知っている可能性が高いからです。
ここで理由がわかれば、先生と対策を相談しましょう。

また、先生が相談を受けた時点では、子供が悩んで登校を拒否している理由がわからなくとも、
仲の良い子や、クラスの子、同じ部活の子などに、聞いたりと、力になってくれると思います。

それでも、原因がわからない場合、

★先生の言動
★勉強がうまくいかない
★失恋・好きな子から嫌われた
★友達や学校の子とのケンカ
★クラス全体で行ういじめ
★部活で何かあった

など色々な原因が考えられます。

その際には、時間をかけて、気軽に話してもらえる関係を作っていきましょう。

どうしても親に話したがらない場合、文部科学省が運営している、
24時間子供SOSダイヤル
0120-0-78310(なやみいおう)
に相談するように言うか、メモを渡しましょう。
★辛かったら無理して学校に行かなくてもよいこと
★悩んでいることがあったら、相談してほしいこと

を伝えていきましょう。

ご両親としても、自分もいじめや人間関係、勉強などでいろいろ悩んだことがあったことを伝え、
何か力になれることがあるかもしれないと話してみるとよいでしょう。

お父さん・お母さんも悩んでいたんだ・・・
なら相談してみようかな。となってくれると思います。

悩んだ経験がなければ、そういったストーリーを作ってしまうのもありでしょう。
ただ、その際には、作り話とばれないように注意して下さい


では、不登校・登校拒否になる原因はどんなものがあるのか見ていきましょう。

学校生活でのトラブル~いじめや人間関係~

中学校の入学準備!勉強や学習の準備・小学校との違いなど

原因は?

中学校の不登校の原因としては、

 ・クラスメイトや友達との関係・いじめ
 ・部活の先輩やメンバーとの関係・いじめ
 ・先生との関係

小学校と違い、中学校では、人間関係が複雑になっていきます。

結果的に「いじめ」へと発展する場合もあります。

★目に見える言葉や暴力のいじめや、
★無視する、
★SNSなど使った陰口
といった陰湿・悪質ないじめも増えてきます。

また、部活動が本格的に始まることや、クラスメイトや友達とささいなことでトラブルになり、険悪になってしまって不登校になるケースも増えてきます。

小学校では同じ担任の先生が複数の教科を教えるため、担任の先生との関係により不登校になる子供が多めでしたが、
中学校で担任・教科ごとに先生が違うことが多いため、担任の先生が原因になるケースは減ってきます。

「いじめ」とまではいかなくても、友達をうまく作れなかったり、ちょっとしたことで、クラスメイトや部活の先輩やメンバーと上手くいかずに悩んでしまう子も多くいます。

グループに入れない、上下関係がつらい
などの原因があります。

親の対応と不登校から復帰する方法は?

どうしてもつらそうな場合は学校を休んでも良いと伝えましょう。

一度休ませて、心身共にリラックスできる時間を作りましょう。

いじめの場合は加害者が悪いことがほとんどです。
子供に、あなたは悪くないとしっかりと伝えましょう。

その上で、学校に相談し(担任ではなく、教頭など上の職の先生に直接伝えると、早く動いてくれます)、適切な対応をとってもらいます。
解決しないで無理に復帰すると、精神的に追い込まれ、長期のひきこもりや、不良行為、自傷行為に及ぶ可能性もあります。

なかなか対策をとってくれない場合は、教育委員会や、
恐喝・傷害といった、刑事事件にからむようないじめがある場合は、必要に応じて警察に相談することも検討してください。

場合によっては転校やフリースクールも視野に入れておきましょう。

友達や先生との関係の場合は、合わない人間もいる、適切な距離をとるということを伝えていきましょう。

学校に戻る時は、別室登校という手もあります。ゆっくりと友達の輪の中に戻れるように配慮してもらいましょう。

どうしても親に話したがらない場合、文部科学省が運営している、
24時間子供SOSダイヤル
0120-0-78310(なやみいおう)
に相談するように言うか、メモを渡しましょう。
●学校を休み、解決するまで休ませる。
●嫌な友達、先生と適切な距離を取る
●ひどい場合は転校やフリースクールに
●学校に相談し、別室登校など、学校生活に戻りやすいように配慮してもらう
●24時間子供SOSダイヤルに相談する


生活面での変化

学校の不登校、引きこもり、登校拒否

原因は?

中学校になると、制服、髪型などのルールが一気に厳しくなり、先輩後輩の上下関係も生まれてきます。

先生にも敬語を求められ、全ての面で息苦しく、ストレスを感じて不登校になることもあります。

一気に変わったことが大きな要因であることが多いです。

親の対応は?

まず、無理に学校に行かせないことを最優先にしましょう。
そして早めに、学校の先生に、これからのことを相談してみてください。

可能であれば、少しずつ登校させるようにします。午前中だけなど、短時間でも大丈夫です。

クラスになかなかなじめなさそうであれば、学校に協力してもらい、
別室登校から始めるという方法もあります。

勉強が遅れないようにする配慮は必要です。
勉強がついていけずに、さらに楽しくなくなる可能性もあるからです。

いつでも復帰できるよう、教科書を見て勉強しておくとよいでしょう。
わからないところがあれば、親やお友達が教えたり、
別室登校の際、先生に教えてもらうとよいでしょう。

少しずつでよいので、学校の楽しいところを見つけられるようになると解決につながります。
近所のお友達などが気にかけてくれて仲良くなり、復帰できた子もいます。

どうしても親に話したがらない場合、文部科学省が運営している、
24時間子供SOSダイヤル
0120-0-78310(なやみいおう)
に相談するように言うか、メモを渡しましょう。
●学校のルールになじめるように前向きにとらえるようにアドバイスする。
●学校に相談して、学校生活に戻れるように別室登校から始める。
●24時間子供SOSダイヤルに相談する


部活動への参加

不登校部活動

原因は?

中学校になると始まる部活動は、強制ではありませんが、多くの生徒が参加しています。

・先輩後輩の上下関係
・クラスとは別の人間(友達)関係
・体力的な不安(練習についていけないなど)

好きで始めたのに辛い思いが多いと、気持ちの落ち込みも大きくなります。

これらの理由で、不登校になる場合があります。

親の対応は?

まずは、学校を休ませることです。

ゆっくりと休んで、心と体の両方の疲れを癒すようにしましょう。

単純に体力面の問題であれば、学校に行かない時間を体力づくりにあてても良いでしょう。

先輩や友達との関係で悩むのであれば、部活をやめる、または違う部活に入り直すのも一つの方法です。

一つのことに固執せず、新しいことを始めることで、新しい世界が開けることを伝えてあげましょう。

これらのことがクリアできれば、学校に戻ることができるでしょう。

●無理に部活を続けず、転部や退部してみる。
●人間関係で嫌になったが、部活動の内容が好きだった場合、学校外のチームや教室に入って続ける。


学業面について(定期テスト、授業の難易度)

本が好きになるとなぜ学力がアップする?

原因は?

中学校からは定期テストが始まり、順位がつきます。

自分の学力が分かるようになります。

授業の難易度も上がり、小学校までは授業についていけたのに、中学校ではついていけない…ということもあるでしょう。

これらの原因で不登校になることがあります。

親の対応は?

テストや成績が悪いことを、できるだけ責めないように気を付けます。

テストの点数や順位は、自分の理解していない所を見つけるためのテストであることを伝えていきましょう。
今悪くても、正しいやり方で少しずつ勉強していけば少しずつ順位を上げていけるからです。

不登校状態の場合は、もし、親が教えることができれば、教科書に沿って教えてあげましょう。
★まず、わからなくなってきた教科や、わからないところを聞き出します。
教科書にて、わからなくなった部分まで戻り、解説をしてあげましょう。

もし、親でも難しいようであれば、
★インターネットを活用し答えや解き方を探す
★わからないところをチェックしておき、先生の空いた時間に聞く
★学校の内容に沿った教科書ガイドなどの教材を購入する
★家庭教師を頼む
★個別指導を行ってくれる塾に通う

などをしながら、少しずつ学力をつけていきましょう。

勉強がわかるようになってくると、楽しくなってきてテストの順位も上がり、さらに楽しくなってくると思います。

●あくまで順位は参考で気にすることないと伝える。
●可能であれば親が教える(インターネットや教科書ガイドなどを活用)
●塾や家庭教師などで、苦手なところを克服する。


無気力、息切れ

不登校、ひきこもり、無気力

原因は?

 ・頑張り過ぎ
 ・中学校生活が理想と違った
 ・部活動がハード

上記のように、頑張り過ぎて心が弱っている状態です。

頑張る力が残っておらず、学校に行きたくなくなります。

親の対応は?

頑張りすぎてしまった場合は、少し休んでみるのもよいでしょう。
無理に行かせるのはあまりよくありません。
休んで心に栄養を補給することが大切です。

ただ、勉強面で遅れをとらないよう、教科書を見ておくことは重要です。
学校で習う範囲を知り合い・友人に聞いたり、先生に電話で聞いたりしましょう。

学校に戻る時は、別室登校などの方法もあります。
無理のないように始め、ゆっくりと慣れていくことが必要です。

●ゆっくり休ませ、心と体をリフレッシュさせる。
●生活のリズムが乱れないように気を付ける。
●無理強いはしない。
●教科書を見たりして勉強に遅れをとらないよう気を付ける
●落ち着いたら外出や、趣味などを見つけて前向きになるように働きかける。
●スクールカウンセラーに相談する。


受験勉強、将来への不安

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原因は?

3年生になると、高校受験が待っています。

自分の目標に対して、自分の学力と向き合うことは勇気がいります。

そのプレッシャーに負けてしまうこともあるでしょう。

また、自分の将来への進路を本格的に決めることで、不安になることもあります。

特に、参考になる人が近くにいない(きょうだいなど)、親の不仲などの家庭環境などがあると、余計に不安が大きくなり、不登校につながることがあります。

親の対応は?

まずは、無理しないでいいよ!と伝えましょう。

ずっと頑張り続けるよりも、いったん少し休んで心をリフレッシュしてから、
集中してやったほうが、効率が良くなることを伝えてみましょう。

受験勉強の場合は、目標とする高校や専門学校のレベルを落としてもよいでしょう。
先生に進路相談をするのもよいでしょう。

★良い高校に行ったからといって、良い未来が待っているわけではないこと
★自分のできる範囲で頑張ることが大切ということを子供には伝えていきましょう。

将来の不安に対しては、じっくりと話を聞いてあげてください
不安に思っていることに対して、アドバイスをしてあげましょう。
親子の絆を再確認、再構築する良い機会になります。

学校に戻る時は、別室でも勉強はできますので、先生に配慮してもらいながら進めていきましょう。

●受験勉強を無理強いしたりプレッシャーをかけないように注意。
●学力に合った進路を選ぶ。
●親子でお互い不安な事、これからの進路希望などを相談し合う。

中学校を不登校・登校拒否…原因別親の対応対処法!復帰する方法まとめ

不登校や登校拒否、ひきこもりは子供一人だけの問題ではなく、親との関係性、家庭環境、学校の生活や人間関係など、原因は複雑で解決に時間がかかる問題です。

問題解決には、先生や親の協力が必要です。

●無理やり聞き出さない
●子供の相談に対し、子供のせいにしたり、責めたり、否定をしない
●無理に学校に行かせない。
●親の気持ちや希望を一方的に押し付けない。
●勉強は遅れないように気を付ける。
●解決には時間がかかることを覚悟する。
●スクールカウンセラーに相談する。
●親子で食事する、外出する、テレビや映画をみるなど、親子の時間を多めに作る
●学校に相談し、学校生活に戻れる環境を準備する。
●いじめられているのなら、味方である、守ってあげるとの態度を示す。

親は強い味方であると態度で示し、辛いのなら無理に頑張らせないようにしましょう。

やがて落ち着いたら、学校生活に戻りたいのか?これからの人生はどうしたいか、親子で話し合って考えましょう。

子供の人生はまだまだこれから長いので、今を乗り越えればきっと成長して楽しいことが待っているはずですよ!

どうしても親に話したがらない場合、文部科学省が運営している、
24時間子供SOSダイヤル
0120-0-78310(なやみいおう)
に相談するように言うか、メモを渡しましょう。

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