先進国の中でも性教育の遅れが目立つ日本。中学生以下(15歳まで)の子供達への性教育がやっと改定される見通しです。
今どきの小学生・中学生の子供の性教育事情と、今後の性教育についてご紹介します。

日本は遅れてる?子供の性教育事情~2019年3月学習指導要領改訂

子供の性教育が遅れている日本

今の日本では16歳になれば女の子は結婚できる(2022年4月に18歳に引き上げ)のですが、その直前の15歳までにきちんとした性教育が行われていないのが現状です。

2019年現在の中学生の学習指導要領は遅れすぎ

2019年現在の中学生の学習指導要領の特徴は、

★妊娠の知識
★出産の知識
までを軽く触れるだけ


であり、
★××性交(セックス)・避妊・人工妊娠中絶は説明しない

という指導内容なのです。

このご時世、普通にゴールデンタイムのドラマや映画でベッドシーンもありますし、
バラエティー番組や、ニュースなどでも性の話題を取り扱っています。

漫画やアニメ、雑誌や、インターネット(スマホやパソコンなど)からも
手軽に情報を手に入れられるようになりました。

今どきの小学生高学年・中学生に、
「子供は、コウノトリが運んでくるんだよ~!」なんて話は通用しませんよね。

好きな人同士は、自然と性交(セックス)するのが当たり前のようになっていますが、
興味を持たせるだけ持たせて、本当に大事な知識を手に入れにくいのが現状です。

2017年度では人工妊娠中絶をした15歳以下の女の子は736人もいるのが現状です。

先生たちの間でも学習指導要領の内容を超えた指導の必要性を感じている方が増えてきています。

2019年3月やっと学習指導要領改訂・改正!

2019年3月、15年ぶりに学習指導要領が改訂・改正されます!

小学生・中学生の子供たちの悩み
★体の変化(生理・月経・発毛)・包茎・精通・マスターベーション
などについてはもちろん、

性交(セックス)に関して

★避妊具(コンドーム)の必要性

★女性用の避妊方法「ピル」について

★人工妊娠中絶について

★体が成熟しないうち・経済的に自立していないうちに赤ちゃんができてしまうと、
自分も相手も、生まれた子供も人生を台無しにしてしまう可能性がある

★性病に対する知識(命に関ったり、将来妊娠できなくなる可能性も)

★望まない妊娠に対する適切な対処法【相談方法・費用・緊急避妊薬(アフターピル)】

★インターネット・SNSの不適切な使用による危険性(犯罪)

なども指導できるようになると思われます。

実は、問題も残っています。
★逆に、不必要な知識を教えてしまうことで興味を持ってしまい、問題が増えてしまうという懸念
★教育者としても、いままできちんと教えた経験がないため、困惑しているのが現状のようです。
現在、手探りでモデル授業がおこなわれているとのこと。

日本は先進国と比べて、性教育後進国ですので、
テレビやネット、雑誌などからの偏った知識でなく、
正しい知識が子供に伝わるようになってくれるとよいですね。