子育ての際、子供部屋は平均何歳位から与えているのか、子供に部屋を与えるメリットとデメリットについてご紹介いたします。
子供部屋は何歳から作るのが一般的?小学生から?中学生から?
勉強がきっかけに
調査の結果、親が子供部屋を意識するのは、
子供が小学校に入学してから
が多いことがわかりました。
家庭学習(宿題)が始まり、落ち着いて勉強できる環境を!と考えるようです。
また、子供が小学校に入学するタイミングで
★家を新築したり、
★引っ越したり、
★リフォーム
する家庭がとても多く、この時に合わせて、子供部屋を作る方が多いことが判明しました。
小学1~2年生が最も多い
子供部屋を与えるタイミングは、それぞれ親の考えにより異なります。
・小学3~4年生から…約2割
・小学5~6年生から…約2割
・中学1年生から…約2割
低学年から子供部屋を与える親が、約4~5割と最も多く、
遅くとも中学1年生までには子供部屋を与えているようです。
この中には、きょうだい一緒の部屋も含まれていて、
低学年の時は一緒に与えて、
学年が上がり高校生になるまでには約8割の子供が自分一人の部屋
にすることが多いことがわかりました。
近年は様々なスタイルがあります!
子供部屋も良いけど、子供と同じ空間で生活したいと考える親も増えています。
例えば、リビングに勉強するスペースを作ったり、リビングの中に子供専用のスペースを作ったりするなど、家族が過ごすスペースを活用する家庭も増えているようです。
親の目が届く所で勉強をすることで、だらだらする機会が減り、わからない時はすぐに聞くことができるという利点もあります。
子供に部屋を与えるメリット
自分の物を管理、整理整頓する
部屋を持つということは、学校で使う物から、服、おもちゃなど自分の物を「自分で」管理しないといけません。
もちろん低学年のうちは、親も部屋に入り手伝うこともあると思いますが、一緒に整理整頓を学びながら、自分ですることの大切さに気付いていくようにしたいですね。
家庭学習(勉強)の習慣がつく
小学校では宿題が出ます。自分の部屋で落ち着いて宿題をすることで、大切な家庭学習の習慣が身についていきます。リビングではテレビなどの誘惑があり、集中できないでしょう。
勉強のためということで子供部屋を与える場合、勉強と遊びをきちんとコントロールできるなら問題ありませんが、
自分で遊びと勉強の時間配分ができない頃は、子供部屋にはテレビやゲーム機、スマホやパソコン、漫画などを置かないなどの配慮が必要です。どうしても楽しいため、勉強せずに熱中してしまう危険性があるためです。
小学生低学年のうちは、勉強をきちんとやったら、リビングで時間を決めて行うといった約束をするとよいでしょう。
プライバシーを守ることができる
友達と遊ぶ時、自分一人で過ごしたい時など、子供も成長するにつれて、親に隠したい、見られたくない時間が増えていきます。親と離れて過ごす時間を作り、子供のプライバシーを守ることも大切になっていきます。
親も自分の時間を作れる
親も一人の人間です。子供との時間がまずは大切ですが、自分の時間を作ることも必要です。
子供が部屋で過ごすことで、親もゆとりのある時間を過ごせます。リラックスすることで、子供にも余裕をもって接することができます。
子供に部屋を与えるデメリット
子供が何をしているか目が届かない
子供のプライバシーを守ることで、かえって目が届きにくくなります。
悪いことをしている…とは、思いたくはないですが、特に小学校低学年の間は、ある程度干渉していくことは必要になります。
タバコ
お酒(アルコール)
薬物
男女関係
暴飲暴食
成人向け雑誌
ギャンブルなど
子供と部屋を使うためのルールを決めるのも有効かもしれません。
家庭学習(勉強)をしない、しなくなる
落ち着いた、一人の環境を与えたつもりが、誰も見ていないことで勉強をしない可能性もあります。
子供によっては、親の目の前で勉強をした方がはかどる場合もありますので、しっかりと見極めたいところです。
部屋が散らかる
子供部屋に勝手に入れるのは低学年のうちだけです。成長するにつれて、親を部屋に入れることを嫌ってくるでしょう。散らかり放題は、衛生的にも良くありません。
低学年のうちに、自分の部屋の管理をしっかりと教える必要があります。その時は、親も一緒に行うことが、成長への近道です!
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