お母さんのおなかの中の記憶「胎内記憶」は本当なのかや、赤ちゃん・乳児・幼児の記憶力はいつから残っているのかご紹介します。

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赤ちゃん・子供の記憶はいつから残る?

3歳までは、基本的に短期記憶のみ

赤ちゃんや子供は言葉を覚えるのは得意です。

しかし、記憶力の容量が小さいため、出来事はすぐに忘れてしまいます。

覚えていられる時間が短く、覚えられる量も少ない「短期記憶」のみになります。

赤ちゃん・乳児・幼児である、3歳ぐらいまでの記憶の特徴です。
一応、3歳までの赤ちゃんであっても、記憶することは可能なのです。

エピソード記憶は3歳以降から発達

赤ちゃんは、いつもお世話をしてくれるお母さんやお父さんの顔をなんとなく記憶しています。
顔や、ものの名前、見たものを、それぞれ断片的に覚えていることが多いのが特徴です。

これに対し、しっかりとした場所や時間、その時の思い出などを合わせた記憶である「エピソード記憶」は、
一般的に3歳以降から発達すると言われています。

なぜ、記憶は3歳ごろから残るのか?

脳の記憶をつかさどる場所は「海馬」と呼ばれるところで、脳の中心部にあります。

「海馬」が発達して、完全な形となるのは2~3歳ごろです。
よって、2~3歳以前の記憶は、「なかなか残ることができない」と言えます。

言葉や時間の理解が必要

言葉を覚えて理解し、時間の流れなどを理解すると、出来事、つまりエピソード記憶を話すことができるようになります。

「昨日のお昼、お父さんお母さんと遊びに行った。楽しかった」

「先週の金曜日、夜ご飯をおじいちゃんおばあちゃんと食べに行った。おいしかった」

このようなエピソード記憶は、3歳以前は頭の中にはありますが、記憶として定着はしていません。

しかし、言葉や時間を理解するようになり、このように話すことができるようになると、記憶は定着していきます。
記憶が残るには、「言葉」と「時間」の理解がとても大切になります。

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胎内記憶を話してくれる子もいる

生まれる前に、お母さんの胎内にいる時の記憶を「胎内記憶」と言います。

生まれた瞬間の記憶がある子供もいるようです。

「(お腹の中は)暖かくて、気持ちよかった!」

「(お腹の外から)ママやパパの声が聞こえたよ!」

「明るくなったら、目の前にママがいたよ!」

などと、話ししてくれる子供がいます。

胎内記憶は、3歳までの子供が話してくれることが多いですが、3歳以降でも話してくれる子供もいます。

ちなみに、胎内以前の記憶「中間生記憶」を持つ子供もいるようです。
胎内以前ですから、科学では説明のできない領域ですよね。

「空から見ていて、ママを選んだよ!」
「神様にお願いして、お腹に入れてもらったよ!」
などと、信じ難くもある、ファンタジー的な話しをしてくれるようです。

世の中には、科学では解明できない、宇宙誕生や生命誕生の謎、死後の世界など、わからないこともまだまだたくさんあります。

中間生記憶の話は、子供の空想上の話である可能性が高いですが、わずかながら本当の可能性もあるかもしれませんね。

胎内の記憶は消されることが多い!

実はほとんどの胎内記憶は、赤ちゃんが生まれる時に消されてしまいます。

出産時に陣痛を促進するために分泌される、オキシトシンというホルモンが、胎内記憶を消してしまうことがわかっています。

胎内記憶を話す子供は、何らかの原因でオキシトシンの影響を受けずに、胎内での記憶を覚えていた可能性があります。
つまり、乳児・幼児・小学生に胎内記憶が残っている可能性は0ではありません

ただ、脳については分かっていないことも多く、胎内記憶についても、真相は解明されていません。

2~3歳になったら、リラックスして聞いてみましょう!

胎内記憶の信ぴょう性については、科学的な根拠もなく、賛否の分かれるところですが、
自分たちのところを選んで生まれてくれた子供ですから、
「お腹の中どうだったかおぼえてる?」って聞いてみたいですよね。

聞くならば、少しずつ言葉を話すこともできるようになった
2~3歳頃が良いようです。

時がたてばたつほど忘れてしまうかもしれないので、小学校に入学する前までには聞いてみるとよいでしょう。

・お風呂の中や
・寝る前、お布団の中

など、お母さんの胎内に近い、暖かく包まれた感覚を感じることができる環境の中で、聞いてみましょう。

無理強いすることなく、リラックスして聞いてみましょう。
もしかしたら、素敵な「胎内記憶」が聞けるかもしれませんよ!