やる気が出ない寝てばっかの子にやる気を出させる方法!原因と対処法!

勉強や運動・片付け・習い事などでやる気がない子供のやる気のない原因や対処法!やる気が出ない寝てばっかの子にやる気を出させる方法!実は大きな原因は親や祖父母等の大人がついやってしまいがちな「アレ」だったのです。

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子供のやる気がない寝てばっか・不注意の大きな原因は?

子供のやる気がない寝てばっか・不注意の大きな原因は実は、
「大人による注意・命令のしすぎ」
だということがわかってきました。ついやってしまっている方も多いのではないでしょうか?

命令しすぎてしまうと、やる気が低下し、不注意の原因となっています。

例えば・・・
〇〇しなさい!〇〇やりなさい!〇〇しちゃだめ!
(片付けしなさい!勉強やりなさい!登っちゃだめ!等)

です。

これらの大人の命令が、子供のやる気をなくし、不注意を増やしてしまう大きな原因であることがわかってきました。

人間はそもそも、好きなことをしたい!自分で選びたい!

人間は、もともと、好きなことをしたい・自分で選びたいという欲求を持っています。この欲求は、赤ちゃんから幼児になるにつれてだんだんと芽生えてきます。

赤ちゃんは、いろんなことをして、世界の物事を覚えていきます。見たり、触ったり、たたいたり、色んなものを口に入れたり、笑ったり、泣いたり、声を出したり・・・

赤ちゃんのうちなら、大きな声を出したり、たたいたりしても、たいていは周りの人も「赤ちゃんだから仕方ないよね」と大目に見てくれますよね。

幼児期になると、大人からの注意が多くなりがち

子供がいろいろやりたいのは仕方のないことかもしれません。ただ、幼児になり、幼稚園・保育園・保育所などに通うようになると、これから社会で生きていく上でのルールを学び身に着けていかなくてはなりません。

・事故にあわないように
・ケガをしないように
・服を汚さないように
・病気にならないように
・周りの子供たちとうまくつきあっていく

このような理由で、先生や親・祖父母などの大人からいろいろと命令・注意をされるようになります。時には、子供のためではなく、世間体を気にして注意してしまう場合もありますよね。

幼児期によく注意されるのが、

走っちゃダメ、叩いちゃダメ、投げちゃダメ、落としたものを食べちゃダメ、
鼻くそをほじっちゃダメ、鼻くそを食べちゃダメ、体をかいちゃだめ、恥ずかしい言葉(下ネタ)を言わない、
おまたやおしりをさわらない、しせいよくして、ちゃんと並んで、お友達のものをとっちゃだめ、
木登りしちゃだめ、虫にさわっちゃだめ、水たまりに入っちゃダメ、手をあらって・・・

などです。

もちろん将来生きていく上で大事なこともありますが、
子供としては、

・体をうごかしたい
・子供や親の反応がおもしろい
・口さみしい・おいしい
・いろいろ叩いたり、触ったり、投げたりしたい
・面白い、楽しい

自分でやりたい・選びたい欲求や、世の中のいろいろなことを体験したい気持ちでいっぱいなのです。

子供は、あれもこれもやっちゃダメ!〇〇しなさい!と
命令されてしまうと、色々なことにやる気がなくなり、学ぶことができません

今のご時世、幼児くらいの子供が無邪気に騒いだり、登ったり、たたいたりしていると
じろっとにらまれたり、文句を言われたりすることもあるので、つい注意や命令が増えてしまうのは仕方ないですが・・・

やる気をなくさない・不注意を減らす対策・方法

そこで、やる気をなくさないようにするための方法ですが、汚したり・失敗してもちょっとしたケガをする位であれば、できる限り注意せず見守りましょう

特に、多少危なくても挑戦することに関しては注意せず見守るとよいでしょう。

・走っちゃダメ
・段差があるから気をつけなさい
・そんなところ登っちゃだめ(木登りやガケなど)
・物をたたいちゃだめ

子供のやる気を保ち、危険に対する注意力や自分で考える力を養うため、
このような注意をできる限りしないように気を付けるとよいでしょう。

例えば、走ることで運動能力も鍛えられますし、物や人などにぶつからないように、
いろんなものにつまづかないように、とっさに判断するよう反射能力も鍛えられます。

たとえ、ぶつかったとしても、こういう所は危ないと経験することができます。

段差を前もっと親に注意されると、子供は自分から注意をしなくなります。
つまづいて、初めて、「こういう段差は危ない。これから気を付けよう。」となります。

失敗は成功のもとです。
転んだり・ケガをしたり・人間関係のトラブルを経験したりと失敗経験を積み、成長して行くことができます。
幼児期の小さなケガや失敗は、将来の大けが・大失敗を防ぐことにつながります。

もちろん、子供自身や、お友達、先生などに後遺症が残る恐れがある場合は、注意が必要です。

子供に注意する場合は、どうしてダメなのか、理由を添えるようにするとよいでしょう。

「しなさい」や「ダメ」の裏に隠れているもの

小学生にもなると、子供は大人と同じく、楽しいこと、楽なことを続けたがります。
テレビにゲーム・マンガ・スマホ・パソコン。

暇さえあれば、スマホゲーム・テレビを見たり、漫画を読んだり、ずっとパソコンしたり・・・
友達とLINEのやり取りしたりしてしまいます。大人でもそんな経験ありますよね。

そして、食器や衣服、おもちゃや本、学校の用品・筆記用具など、机や床に散乱。

・ごろごろ寝てばっかいないで!
・テレビばかり見てちゃダメ
・ゲームばっかりしてちゃダメ
・勉強しなさい
・運動しなさい
・片づけなさい

といっても、そう簡単にはやってくれませんよね。

大人が、子供に「しなさい」という時は、子供にとっては
「おもしろくない・面倒くさい・嫌だ・疲れる」
といった時が多いですよね。

また、
大人が、子供にダメという時は、子供にとっては
「楽しい・楽ちん・おいしい・きもちいい・面白い・好きなこと」
をしている時が多いですよね。

子供は「しなさい」「ダメ」の裏に隠されているものを自然と感じ取っています。

「しなさい」といわれるとやりたくなくなり、
「ダメ」といわれるとやりたくなってしまうのです。

子供にやる気を出させる方法

賛否両論ありますが、子供の性格に合わせていろいろやってみるとよいでしょう。

2つ以上の選択肢を与える

子供に限らず、大人であっても、人間は
「自分で選びたい」という気持ちがあります。

その気持ちが満たされると、やる気がアップすることがわかっています。

食べ物であれ、お出かけであれ、勉強であれ、習い事であれ、
いくつかの選択肢から選ばせると、自分が選んだものという理由で
頑張れるわけなのです。

ご飯とパンどっちがいい?
なわとびの練習と、逆上がりの練習どっちがいい?
国語と算数どっちを先にやる?
お片付けと、お料理のお手伝い、庭の草取りどれを一番最初にやりたい?
水泳とバスケとサッカーどれを習いたい?
(もちろんすべてを体験したうえで選ばせます)

こんな感じで選ばせてみましょう。

でも、どれも嫌だ・・・といわれてしまうかもしれません。
そんな時は違う方法を試してみましょう。

やったことによるメリットを伝える

人間、何かをやったことで、メリットが受けられないとなかなかやる気が起きないものです。

自動販売機で、お金を入れてボタンを押すと、ジュースが出てきますが、
ジュースが出ないのであれば、わざわざお金を入れることも、ボタンを押すこともしませんよね。


片付けをするメリットとしては、
・気持ちがすっきりする
・ものがなくならない
・作業が効率よくできる
などです。


勉強や運動を頑張れば、
・いい高校・大学に入り就職にも有利。
・仕事の幅も広がり、好きな仕事ができ
・給料もたくさんもらえて素敵な人生を送ることができる!
(現代は必ずしもそうではありませんが・・・)
というメリットがあることを伝えます。

運動はほかにも、
・病気に負けず
・長生きできる体を作ることができる
というメリットもあります。


子供に将来なりたい夢があれば、その夢の実現のために勉強や運動が必要であることを伝えるとよいでしょう。
大きなビルを建てたい!サッカー選手になりたい!お医者さんになりたい!

そのためには、国語はもちろん、算数(数学)、理科、それから外国人とのコミュニケーションのために英語、
様々な海外の資料を読むためにも英語が必要です。

***になるために、勉強や運動頑張ろう!と声をかけてみてください。

ただ、ずいぶん先のメリットのため、伝えてもいまいち実感できない子供も多いかもしれません。
この方法でもやる気が出ない場合は、他の方法も試してみてください。

ご褒美を与える

これは、みなさんよく行われているかもしませんが、
ご褒美の物や事がなければ行動しなくなってしまう恐れがあるため、賛否両論あります。
次にご紹介の、禁止事項・罰則と合わせると、より効果的です。

勉強をしたり・テストでいい点数を取ったら・お手伝いをしたら・スポーツで頑張ったら
・おやつをあげる、
・***を買ってあげる
・***をさせてあげる
・お小遣いを増やしてあげる
といったものです。

ただし、普段から頑張っていないのに、当たり前のようにあげてしまっている場合は効果が薄くなります。
特に頑張ったときは、普段より豪華なものをあげたり、させてあげる約束をするとよいでしょう。

禁止事項や罰則を決める。

これも、賛否両論ありますが、子供によってはこれで頑張れる子も多いです。

・勉強をしないなら、ゲームをやらせない
(勉強をしたら、ゲームをやってよい許可制にする方法も良いです)
・テレビを見させない
・終わるまでおやつをあげない
・お小遣いを減らす
といったことです。

あまりにもひどい行動がみられる場合、その原因となっているものを取り除き、
頑張った時に与える方式にすると効果的です。


子供によって合う合わないがありますが、よろしければ試してみてください。

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