節分(2月3日)の豆まきの由来をご紹介!大豆(落花生)で「鬼は外」をする意外な理由や、なぜ大豆の地域と落花生の地域があるのかなどの豆知識をご紹介します。

恵方巻きの由来や、方角の決め方、いわし(柊鰯)を食べたり飾ったりする理由については、別ページにてご紹介しています。
節分の恵方巻きの由来や方角の決め方、鰯の頭やヒイラギの意味

子供と楽しむ節分!豆まきは大豆?落花生?なぜ恵方巻きやいわし?恵方の方角の決め方や由来等

節分の由来は?

節分は元々、季節の変わり目を意味する言葉で、
以前は、・立春、立夏、立秋、立冬の4つの季節の始まりの日の前日を、節分と言っていました。
なんと、昔には節分は4回もあったのです。

その中でも「立春」は1年の始まりとされており、冬を越して春を迎える立春の節分は、特に重要とされていました。
現在では、4回の節分のうち、立春の節分(2月3日)だけが残り、節分と呼ばれるようになりました。

これらの季節の変わり目「節分」には、邪気(鬼)が来ると言われていました。

★子供に伝えるときは?
・昔の大晦日(お正月の前の日)を節分って呼ぶようになった
・1年間の悪いものをやっつけて、新しい年を迎えようという行事
この2点を伝えるとよいでしょう。

悪いものをやっつける・払うために、豆を投げたり、ヒイラギやイワシを飾ったり食べたり、恵方巻を食べたりするようになりました。

なぜ節分に豆をまくの?鬼は外の理由は?

なぜ節分に豆をまくの?

節分に豆をまくようになった理由や、
「鬼は外~!」と鬼を払ったり・鬼のお面を使う理由には不思議な理由があります。

(豆をまくようになった理由)方違えと豆打ち

日本では平安時代(794年~1185年または1192年まで)に、節分の日に、来年の縁起の良い方角「恵方」に宿をとる風習(方違え)があったのですが、
室町時代(1336年~1573年)になって、この風習が家の恵方の位置にある部屋に、豆をまいて清めながら移動する(豆打ち)という形に簡略化されました。

なぜ豆をまくかというと、
米や麦、豆などの穀物や、果物には「悪いものを払う力」があると考えられていました。
日本の神話をご存知の方は、思い出してみてください!
イザナギノミコトが、死者の国から逃げ帰るときに、追ってきた死者に投げて追い払ったのは「桃の実」でしたよね。

(鬼は外の理由)なぜ鬼なの?

中国ではずいぶん昔から、節分に厄や災難を追い払う儀式を行っていました。
その儀式は、・「追儺(ついな)」
・「鬼遣(おにやらい)」

などと呼ばれていて、鬼のお面をかぶった人を追い払っていました。

日本には、奈良時代にこれらの儀式が伝わったと言われています。

追儺(ついな)と豆打ちが合体して!豆まきで鬼は外~!

この「追儺(ついな)」と「豆打ち」が合わさり、節分に豆をまくようになりました。

こんなに複雑な由来があったのですね。

★子供に伝えるときは?
・豆には悪いものを追い払う力がある
・中国という国で悪いものをやっつける儀式で「鬼」が悪いものとされ、鬼のお面を使っていた
この2点を伝えるとよいでしょう。

節分の豆まきは大豆なの?落花生なの?

本来は大豆を、炒ってまくのが正しい

節分の豆まきは大豆なの?落花生なの?

節分には本来、大豆をまくのが正しいとされています。

五穀の一つである大豆は邪気を追い払う力があるとされていました。

大豆はフライパンなどで軽く炒ってから投げるのが良いとされています。
 「炒る=射る(鬼を射る)」
という意味があるためです。

地域によっては、落花生を投げている

また、現在では、落花生を投げる地域もあり、北海道、東北地域、九州南部によく見られます。

落花生を投げる理由として考えられるのは、
・落花生の産地だから
・投げて、落ちた豆を食べる時、落花生の方が衛生的だから

などがあるようですが、はっきり分かっていません。


節分の由来や、楽しみ方などを知っておくと、節分の日が一層楽しむことができそうですよね!
節分の日が近くなったら、これらの内容を話のネタとして使ってみるのもよいのではないでしょうか。


関連記事:
節分の恵方巻きの由来や方角の決め方、鰯の頭やヒイラギの意味