子供のスマホ育児のメリットやデメリットをご紹介!学力アップや視力低下・依存症など好影響と悪影響(メリット・デメリット)の具体例と注意点・対処法もご紹介します。デメリットを把握した上で、育児に適切にスマホを活用することで親にも子供にもメリットがありますよ!
「スマホ育児」とは、スマートフォン(スマホ)が普及してから登場した言葉で、2010年代後半になってから頻繁に使われるようになりました。
小さい子供にスマホを使わせて、スマホに育児の代わりをさせたり、育児に補助的に利用することをいいます。
以前は小さい子供(特に小学校入学前までの子供)にスマホを与えていると、批判的な目で見られたり、注意・陰口を言われたりすることもよくありましたが、最近では当たり前のことであり、あまり批判されることもなくなりました。
スマホ育児のメリット・デメリット(好影響・悪影響)の具体例をご紹介します。
電車やショッピング、車の中、飲食店、家事の間などに、子供が駄々をこねたり、泣き止まない時に、スマホで動画を見せたりアプリ・ゲームをさせるとおとなしくなってくれますよね。
育児は大変ですよね。家事や仕事をしていたらなおさら時間が欲しいもの。少しでもスマホが代わりに育児をしてくることで、親の時間も確保できます。
親の時間が確保できずイライラして当たってしまうより、適切にスマホを活用するほうが、親の精神状態の安定にもつながり、子供にとってかえって好影響がある場合も多いです。
ただ、楽だからと言って長時間与えると、視力低下や学力低下などのデメリットのほうが大きくなるので注意が必要です。
IT社会といわれるほど、パソコンやスマホといった電子機器の操作は私生活や仕事などで必須となってきています。
電子機器に強くなっておくと、就職の際にも有利ですし、学校でのプログラミング学習でも活躍できます。
スマホやタブレット・パソコンを活用した授業を行う学校もだんだんと増えてきています。何か疑問に思ったら、辞書代わりにいろいろな情報を調べることも可能ですよね。小さいうちから、スマホのような電子機器の操作に慣れておくことは重要です
知育アプリ・ゲームをうまく使うことで賢い子供に育てることも可能です。ゲームにもよりますが、一般的に海馬や前頭前野が活発に働くため、記憶力・計画性・戦略性が高める効果が期待できます。実は、高齢者のボケ予防としても、スマホやゲームは注目されています。
といったことを遊びながら学ぶことができる無料で使える知育アプリがたくさんあります。
中には有料のものもありますが、無料のものでも十分です。知育アプリでなくとも、パズルやアクションゲームなど、アプリ・ゲームによっていろいろな能力を鍛えることができます。そのため、高い知育玩具を購入しなくて済みます。
ただ、アプリによっては子供にふさわしくない広告が出ることもありますので、インストール後、使用前に何度か確認してみましょう。
特に子供向けの知育アプリ・ゲームでは、日常生活で必要な知識を楽しみながら身に着けられるものが多くなっています。
ユーチューブなどの動画をひたすら見せている場合は別ですが、知育アプリ・ゲームでは指を使い操作するため、手先が器用になります。
知育アプリ・ゲームを進めていくうえで記憶力が必須となってきます。嫌々やらされる勉強とは違い、ゲームであれば自然と記憶力がアップします。
知育アプリ・ゲームを進めていくうえで、いろいろ考える場面が出てきます。覚えて、考えて、指で操作することで自然と賢くなります。
このように、スマホ育児にはメリットがたくさんありますが・・・デメリットもいくつかあります。
次にご紹介するデメリットを克服して、スマホを使った育児が親にも子供にもよいものにしていけるとよいですね!
スマホ依存症は中学生・高校生・大学生・大人だけのものではありません。乳児・幼児・小学生であっても十分スマホ依存症になる可能性があります。
特に、小学生以下の子供は楽しい・面白いと思うと、とことんやりすぎてしまい、自分でコントロールすることが難しく、スマホ依存症になりやすい傾向にあります。
食事中でも、トイレでも、ベッドの中でもスマホ・・・通常の生活に支障をきたす状況になってしまいます。
スマホにのめりこみすぎて、日常生活がうまくいかなくなることもあります。特に言葉の面での発達が遅れる場合が多いです。
子供も大人もスマホを使う時には、黙々と画面見続けることが多くなり、親や友達など自分以外の人と会話することが極端に少なくなります。言葉数が減ってしまい、言葉の発達が遅れたり、人との会話がうまくできなくなる可能性もあります。
また、外で体を動かすことが少なくなるため身体面での発達も遅れる可能性があります。ものを触ったり、体を動かしたりする機会が減ってしまうのも、発達が遅れる原因です。
スマホを所持している小学生・中学生を対象とした研究で【LINEなどのメッセージアプリ】を全く使わない子と比べ、使っている子供を比較したところ、使えば使うほど偏差値が低い傾向があることが研究の結果判明しています。
1日4時間以上使っている子と、まったく使わない子では、なんと偏差値が10以上も違うとのこと。そして、使用頻度の高い子ほど、脳の発達も遅れることが分かっています。
子供がスマホを使用しているときは特に会話が減るため、時々は子供とと一緒にアプリ・ゲームを楽しみ、話しかけるとよいでしょう。
スマホコンテンツは楽しく、中毒性もあるため、スマホの動画やアプリ・ゲーム以外に興味を持たなくなってしまうこともあります。
スマホでわからないことを調べたり、親や友達と最低限の連絡・やり取りをするのであれば問題ないのですが、何時間ものめりこんでしまうと、会話や勉強、運動などがおろそかになってしまい脳の発達にまで影響してしまします。
スマホを長時間使い続けると、視力が低下します。近いところばかりを見続けるため、目のピント調節の筋肉を使わなくなってしまうためです。スマホが発する光(ブルーライト)も視力低下の一因です。
近年、小学生・中学生の視力低下スピードが加速しているとのこと。家遊び・スマホやゲームなどが多くなり遠くのものを見る機会が減ることが要因と考えられています。
スマホの画面のライト(ブルーライト)は、目に強い刺激を与え、睡眠に影響を与えるホルモンを抑制し、睡眠を妨げてしまうことが分かっています。
また、スマホの動画やゲームなどのコンテンツにより、脳が興奮状態となり、眠りを妨げる場合もあります。きちんと寝られないと、健康を損ねてしまうとともに、脳や体の成長の遅れにつながってしまいます。
無料のアプリの中には、子供にとって有害な広告を表示してしまうものもあります。子供向けのアプリであってもアダルト・暴力といった広告が表示されることがあります。
動画であっても、適切なフィルターをかけていないと、子供にふさわしくない動画が再生されてしまうこともあります。また、自分で検索して、有害コンテンツに出会ってしまう場合もあります。
スマホ育児を行う場合、使い方のルールを決めたり、適度に会話するよう働きかけたり、子供向けの設定を行ったり、スマホ以外の楽しみも経験させることでデメリットを防ぐことができます。
★利用時間を決める。
どれくらいの時間なら大丈夫という、明確なラインはありませんが、月齢・年齢に合わせた目安をご紹介します。この時間スマホ育児した場合は、休憩を入れましょう。
1日の合計使用時間の目安:1時間以内
こまめに休憩を入れることで、悪影響を減らすことが可能となります。1日の使用回数もあまり多くならないように注意しましょう。
使い過ぎによるデメリットを把握した上で、適切なスマホ育児をすることは、子供の成長にとってもメリットが多く、子育て中の親にとってもメリットがあります。
何かしらの参考になれば幸いです。
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