子供にスマホを持たせるのはいつから(何歳から)が良い?好影響と悪影響(メリットデメリット)や、ルール、スマホ所持率・普及率の統計データやアンケート結果をご紹介します。
子供にスマホのメリット・好影響
子供にスマホを持たせることによるメリット・好影響ですが、
★色々なことに関心を持つようになった。
★知らないことを自分で調べるようになった。
★情報化社会であり、端末に早めに慣れることができた。
★プログラミングに興味を持ってくれる(2020年度から小学校にて必須化される)
★写真や動画を閲覧し思い出を楽しむことができる。
★写真や動画を自分で撮影したり加工して楽しむことが出来る。
★離れていても親と連絡をとることができる。(塾や学校の送迎などで便利)
★友達が増えた(友人とLINEでやり取りしたり、ゲームの会話をしたり)
★GPS付スマホなら、位置が分かるので安心。
★トラブルにあった時にすぐ警察や親に連絡できる。
などがあります。
スマホは色々悪影響や心配事がありますが、意外とメリットや好影響が多いですよね。
将来的に、スマホ等の情報通信端末を使いこなせるようになって欲しいと思う保護者は8割に上りました。
子供にスマホのデメリット・悪影響や対策
子供にスマホを持たせるデメリット・心配事や悪影響は、
★犯罪に巻き込まれないか心配(不特定多数と接点があるため)
★犯罪の加害者にならないか心配
★有害サイト・動画の閲覧が心配(アダルト・戦争・麻薬・犯罪系等)
★アプリなどでの有害ゲーム
★ショッピングサイトでの買い物しすぎ
★ゲームばかりやってしまい勉強や運動しない
★ゲームに夢中で大量の課金をしてしまう
★個人情報の流出(ふいに入力したり、写真で場所などが特定される等)
★高額な使用料金が心配(通話・通信量・アプリ購入や課金)
★寝る時もずっとやっていて睡眠不足など健康に悪影響
★視力の低下
★家族や友人などとの会話が減る
★端末のウィルスへの感染
★スマホの紛失・盗難にあう
★スマホが禁止されている学校へ持って行き没収される
などが挙げられます。
どの年代においても、半数以上の保護者が、不安を抱えているとのことです。
スマホの悪影響(デメリット)への対策・対応策・ルール
スマホを使う子供の年齢や状況にもよりますが、子供とのルール・約束例は以下のとおりです。
★有害サイト・成人向けサイトにアクセスしないように閲覧制限(フィルタリング)をかける。
★課金できないように・または一定額までという課金制限をかける。
★使ってよい時を決める(送り迎えの時のみや、宿題が終わってから1時間だけなど)
★「何時以降はスマホは触らせない(親に渡す)」
★学校へは持っていかない
★写真をむやみにアップロードさせない。
★個人情報をむやみに登録・書き込みさせない。
(会員登録・アプリダウンロードは親のみできるようにする)
といったルールを設けたり、きちんとスマホの恐ろしさ・トラブル例を教える。といった対策が必要となってきます。
子供にスマホを与えるおすすめ時期はいつから・何歳から?
まず、多くのスマホを持っていない子供は、誕生日やクリスマスプレゼントとしてスマホを望んでいます。スマホはいつから持たせる家庭が多いのかや、いつからが良いのかご紹介します。
子供にスマホを実際に与えた時期はいつ?
スマホ利用率は、年々上昇し続け、2019年2月時点でのスマホ利用率は2019年2月時点でのスマホ利用率は85.1%まで上昇しています。2013年9月にiPhone5sが登場してから、ぐんぐん普及が加速しました。
では、まず実際にスマホを子供に与えた時期を見ていきましょう。
何歳からスマホを買い与えたかというと、
★習い事のお迎えの連絡のためや、
★小学校入学祝いとして買ってあげたり、
★小学校高学年の4年生・5年生・6年生、
★中学校の入学祝い(小学校の卒業祝い)
★高校の入学祝い(中学校の卒業祝い)
★大学の入学祝い(高校の卒業祝い)
★18歳になった時
★20歳となり成人した時
など、様々でした。
ご両親のスマホに対する考え方や、子供がどうしても欲しいと言ってせがまれて買ってあげたなど、本当にいろいろでした。
これでは参考になりませんので、お子さんを持つ親御さんに、いつからスマホを持たせたいかアンケートを取りました。
そこで、2019年に独自でアンケートを行ったところ・・・
2019年のアンケートではスマホを与える【予定】の時期
まだスマホを与えていない子供に、いつ頃スマホを持たせたいか独自アンケートを取ったところ、
★小学校高学年では16%程度
★中学校入学時が25%程度
★中学2・3年生が19%程度
★高校生に入ってからが40%程度
でした。
高校生に入ってからが最多で、中学入学時や、中学2・3年も結構高い値となっていました。
ただ、あくまで持たせたい【予定】なので現実と異なります。
では、実際の所有率を見ていきましょう。
スマホの実際の所有率
総務省による2017年時点での世代別スマホ普及率ですが、こちらのグラフをご覧ください。
引用:https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h30/html/nd142110.html
★13~19歳で79.5%
★20歳代で94.5%
★30歳代で91.7%
★40歳代で85.5%
★50歳代で72.7%
★60歳代で44.6%
★70歳代で18.8%
★80歳代以上で6.1%
という結果になっています。
グラフでは、6~12歳、13~19歳が一時的に減少に転じていますが、実際のショッピングセンターや公園などでの子供たち利用状況から推定すると、
2020年現在では、
★6~12歳で35%近く
★13~19歳で85%近く
ではないかと思われます。
総務省の以外の統計でも中学生で8割以上、高校生では90%以上が所有しているというデータがありました。
2020年現在、中学生の多くがスマホを持っています。友達とのやり取りや、学習塾・習い事などでの連絡が取れるようにといった理由で、最近では中学生に入ってから与えるというのが主流になってきているのではないかと思われます。
スマホは何歳から?いつから持たせる?悪影響・好影響のまとめとスマホを与える時期
習い事の有無、家庭事情や教育方針、地域性などにより、与えている時期はバラバラでした。
一般的には、中学校入学時や、高校入学時が多いようです。
★習い事を1人で行くようになった時
★スマホの悪影響を理解でき、予防法が理解できた時
★きちんと勉強習慣がついた時
★約束事をきちんと守れるようになった時
★子供にとって悪影響より好影響があると思った時
★何かをすごく頑張ったとき
★入学や進級、卒業の区切りで
などでよいのではないかと思います。
危険性や予防法をきちんと説明し、ルールを決めた上で持たせ、もしルールが守れないようであれば、没収する、契約を解除することをきちんと伝えておきましょう。
スマホには悪影響・デメリットだけでなく好影響・メリットも多く存在します。誘拐・課金トラブル・いじめ・法律違反といった実際にあったトラブル例を元に色々予防法を話し合い、スマホに関するルール・約束を決めるとよいでしょう。もしルールや約束を破った場合は、スマホ没収・契約解除することを伝えておきましょう。
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