幼児や小学生・中学生・高校生・大学生お小遣いは平均でいくらでいつからあげているのか子供のお小遣い平均相場をご紹介!お小遣いのあげ方や頻度・お手伝い制、もらっている子の割合などもご紹介。
子供の年齢別のお小遣い平均相場は、住んでいる地域や、世帯の年収、お金に関する教育方針などにより異なります。銀行系の発表や、大学生協・他サイト・独自アンケートを総合して算出した、2019年12月現在のお小遣いの大体の月額平均相場表はこちらです。
★幼児小学生中学生高校生大学生一か月のお小遣い平均相場
年齢 | 月の平均相場 | 多いお小遣い金額 |
---|---|---|
幼児4歳位 | 平均50円 | なし0円~100円が多い |
幼児5歳位 | 平均50円 | なし0円~100円が多い |
幼児6歳位 | 平均100円 | なし0円~500円が多い |
小学生1年生・2年生(7・8歳位) | 平均500円(※1) | 100円~500円が多い |
小学生3年生・4年生(8・9歳位) | 平均700円 | 500円~1000円が多い |
小学生5年生・6年生(9・10歳位) | 平均1000円 | 1000円位が多い |
中学生 | 平均2500円 | 2000円~3000円が多い |
高校生 | 平均5100円 | 5000円が多い |
自宅通いの大学生 | 平均15000円 | 小遣い。食費を含む。 足りない分はアルバイトで |
下宿の大学生 | 平均70000円 | 小遣い+仕送り。食費を含む。 足りない分はアルバイトで |
※1:高額のお小遣いをあげている家庭があるため、平均が高くなっています。500円未満の家庭が多いです。
子供のお小遣いは、平均を当てにせず、
最も多い金額を参考に、家庭の収入や教育方針などを考慮して決めるのがよいようです
日本銀行の金融広報中央委員会の2015年度調査によると、
であったとのこと。
また、必要な時に必要な金額を渡す形も増えているそうです。
日本銀行の調査によると、
お小遣いの使い道は、
小学校5・6年生では、1位:お菓子やジュース、2位:ゲームソフトやおもちゃ、3位:漫画で、
中学生は、1位友達との外食・軽食代、2位おやつなどの飲食物、3位友達へのプレゼント
高校生は、1位友達との外食・軽食代、2位おやつなどの飲食物、3位休日に遊びに行く時の交通費
とのこと。
2020年3月21日に放送されたテレビ番組「有吉のお金発見 突撃!カネオくん」の小学生433人に対してのおこづかい平均金額の調査では、
という結果になっていました。
この調査で、小学2年生で金額が下がっている理由としては、調査人数が少なく、たまたま金額の少ない子が多めにいたからと思われます。もっとたくさんの人数を調査すると、平均で400~460円になったと思います。
・男の子は、漫画やゲームなどに使っているようです。ゲーム内の課金をする子も。
・女の子は、かわいい洋服、イヤリング、コスメ、流行りの洋服に、リップなどオシャレグッズ。
(小学生1位スクイーズ、2位メイク道具、3位アクセサリーなんだとか。)
スクーイズは、パンや、ケーキ、果物、スイーツなどのウレタン製のやわらかい、いいニオイのするおもちゃ。
ちなみに小学5・6年生のスマホ所有率は、全国平均で19.2%で、都心部の平均で27.5%なんだそうです。
まず、子供にお小遣いはいつからあげるべきでしょうか?
家庭の事情や方針にもよりますが、一般的には、算数を学ぶ小学生になってからが多いようです。
になってからあげるのがおすすめです。
個人差があるので、上記の内容ができるのであれば、幼児期でもあげて良いと思います。また、あげ方を工夫することで、子供の成長(算数や金銭感覚を身に着ける)に役に立ちますよ!
日本銀行の[子どものくらしとお金に関する調査(第3回)2015年度]によると、
とのことです。
小学生では、全学年で約73%がもらっており、約27%がもらっていないことが判明。
中学生・高校生では、約8割の子がもらっているとのことです。
高校生の割合が低いのは、アルバイトを始めたからかもしれません。
また、5年前の調査と比べ、全体的にお小遣いをもらっている子供の割合が下がっています。
世帯年収の低下や、スマホ料金などがかさみ、お小遣いをあげられないケースもあるのかもしれません。
お小遣いのあげ方ですが、
の4種類が考えられます。
おすすめは、【報酬制】か【ミックス制】です。
【報酬制】が良い理由が、大人になると普通は何もしないでお金をもらえることはありません。自分で社会で働くようになり、労働の対価としてお給料を受け取ります。そのお給料の中から食費や光熱費・通信費などをやりくりしていく必要があります。お金の使い方を学ばなかった子は大学入学時や就職時・結婚時にお金のやりくりに苦労することが多いです。
そこで、子供のうちからお手伝いして働いたり、何かを頑張ったらお給料という形で「歩合制のお小遣い」を取り入れてみてはいかがでしょうか?
報酬制のお小遣いは社会の仕組みを学ぶ絶好のチャンスです。働くことでお給料がもらえる。無駄遣いを反省する・我慢する・どちらがお得か考えるといった練習になりますよ!
報酬(お小遣い)が発生する事例として、例えば、
などの時にご褒美・報酬としてあげるとよいでしょう。
速さだけを求めて、雑・適当にやった場合には減額したり、きれいにお掃除できた、上手にできた、結果が出ても出なくても、すごく頑張った場合に増額してあげるのもよいでしょう。頑張ってためたお金は、無駄遣いせず、大事に使ってくれるはずです!頑張って買った物は大事にしてこと間違いなしです。
【その都度渡す制】は基本的にお金を親が管理しますので、無駄遣いしないメリットがある反面、あまりお金の使い方を学べません。ただ、高額のおもちゃやゲームなどを買いたい場合などに、報酬制も取り入れるのもよいでしょう。
お小遣いは、年齢を考えてあげ始めるよりも、子供の成長に合わせてあげるのがおすすめです。物を大切にできるようになっていることが重要で、せっかくお小遣いをあげても、なくしてしまっては意味がありません。
子供の成長には個人差があり、幼児でも自分のお財布を持ってお買い物をすることができる子もいます。
ただ、一般的には、小学生になってからお小遣いをあげるのが平均的のようです。
★幼児の頃は、まだお金(お財布)をしっかり管理できる子は少なめです。
そのため、親がお金(お財布)を管理しておいて、スーパーや駄菓子屋、おもちゃ屋などで子供が欲しがったときに出してあげる形がよいでしょう。もちろん、自分で管理できるのであれば、お財布を持たせてもよいと思います。
★小学生になれば、お小遣いは管理できる子が多くなります。
小学一年生・二年生あたりでは、まだ管理や、おつりの計算など難しいかもしれませんが、小学三年生でしたら、算数も理解していますし、おつりなどの計算もできるようになっていると思います。小学生高学年ともなると、友達同士で遊びに行って、ジュースやおかし、おもちゃや本などを買うようになります。
小学校高学年になるまでには、お小遣いやお金の使い方、お財布の管理などができるようになっていたいですね。
★中学生からお小遣いをあげ始めるのは少数派。
中学生であれば、お小遣いをあげ始めるには少々遅いかもしれません。
★まずはスーパーや駄菓子屋、おもちゃ屋、文房具店にて低額な「おやつやおもちゃ、文房具」を買うことから挑戦しましょう!
100円までなら買っていいよ!といった感じで、自分で計算させましょう。
・安いものを2つと、高いものを1つ、どっちにしよう・・・
・大きさを選ぶか、数を選ぶか・・・
・あといくら残るのか
といった感じで、いろいろ考える力が付きます。
子供は不思議に思うかもしれませんが、税抜き・税込みの違いや、消費税という「みんなのために使うお金」が必要というのも教えてあげましょう。レシートをもらい、どういう風に見たらよいかも教えてあげましょう。
お小遣いやお買い物は、子供の成長にとても役に立ちますよ!
基本的には、月額制と、週間制が多いようです。
子供のお小遣いの使い道は、
など。
実際、今どきの子供は、もらっているお小遣いでは全然足らないのが実情のようです。両親からもらうだけでなく、祖父母からもらう場合も多いようです。
また、高額なものを買う場合は、お年玉を足しにしたり、誕生日、クリスマスに買ってもらうという子供も多いようです。お小遣い稼ぎをしている子もいるようです。アルバイトが許可されている学校ではアルバイト、禁止されている場合は、その他の方法で稼いでいるようです。
なんと、高校生の半数以上がネットを使った小遣い稼ぎをしたことがあるとの調査結果もあります。それに伴い、様々なトラブルも発生。
することも。
お小遣いが足りないために、パパ活・援助交際や、スリ・泥棒・詐欺といった犯罪に走ってしまう可能性もあります。親の財布からお金を抜き取っていくケースもあります。
なかなか難しいですが、少なすぎず、多すぎず適度な金額を与えることも必要かもしれません。怪しい行動があれば注意する必要もあります。
参考になりましたら幸いです。