2019年猛威を振るったA型インフルエンザ!
私もA型インフルエンザにかかってしまい、抗インフルエンザ治療薬・新薬ゾフルーザを処方されました。
ゾフルーザはインフルエンザを治してくれたのか?
他の家族にはうつらなかったのか、ゾフルーザはいつのタイミングで飲むのがベストなのかなど、ゾフルーザ体験談から、さまざまな疑問に答えていきます。
毎年流行するインフルエンザですが、A型とB型のどちらかが流行する傾向があるかというと、
2019年はA型のみでした!
(2月以降にB型が流行する可能性あり!)
それも、1月の中旬、爆発的に患者が増えました。
我が家では、
など、インフルエンザにかからないために意識した生活を送っていました。
しかし、インフルの猛威に我が家も巻き込まれることになるのです。
とある1月の夜、就寝前は元気だった息子が、布団に入ると激しい寒気に襲われました。
体やおでこを触って見るとなんとなく熱い。
熱を測ると、「37・8度」
風邪かなと思っていると、夜中に息子から高熱を感じ、測ってみると
40度!
「インフルだ!」
となり、体の痛みを訴え始めて眠れぬ夜を過ごすことになりました。
とにかく、私はインフル状態の息子につきっきりだったのでうつる恐怖はありましたが、予防接種しているから大丈夫と自分に言い聞かせていました。
しかし、息子がイナビルを処方されて元気になり始めたころ、(息子より二日遅れ)私の体に異変が起きてきました。
ああ、うつった・・・
夜中には関節痛、39度の発熱が始まり、辛いインフル生活が始まりました。
週末だったため、休日診療しかないけれど、長時間待たされるのと、発症からまだ時間が浅いのでインフルエンザの検査は正確な結果が出ないので、ひたすら家で休んでいることにしました。
しかし、息子は熱が下がって元気、食欲のあるので家事は休むことはできないのが大人の辛いところです。
ずっと39度の熱は24時間下がることはなく、市販の鎮痛剤も効かないような辛い1日を過ごしました。
翌日、発症して24時間以上が経過し、病院も診療している日だったので、診察にむかいました。
「体中痛くて、熱がずっと39度あります」
「あー、間違いなくインフルだね。検査してみるね」
ちなみに発症して3日以上経ってしまうと、インフルの検査はしてもらえません。
24時間以上、72時間以内に検査しないと正確な結果は出ないと言う事です。
結果はインフルエンザA型でした。
「インフルだから薬はゾフルーザかタミフルがあるけどどっちがいい?ゾフルーザは1回でいいよ。タミフルは毎日飲むよ」
とまさかの選択可能、
この2択なら1度の服用で良いゾフルーザを、誰しも選ぶでしょう。
私も「ゾフルーザで」とお願いしました。
調剤薬局でゾフルーザと頓服を処方してもらいました。
これで2000円ほどの自己負担。
ちなみに、診療でかかった料金は、
インフルエンザ検査込で2000円ぐらい。
(診察+薬 合計で約4000円ぐらい)
「ゾフルーザ、帰ったらすぐ飲んで!」
と薬剤師さんは教えてくれました。
「この解熱剤と併用しても良いんですか?」
「大丈夫です。つらかったら我慢しないで飲んでね。解熱剤は続けて飲むときは、6時間以上空けてね」
ゾフルーザの注意書きとして「異常行動」ぐらいのようです。
しかし、「ゾフルーザのせいで異常行動する」のではなく、「インフルエンザの高熱のせいで異常行動するからゾフルーザのせいではないよ」と言うようなことがゾフルーザの注意書きに書かれていました。
帰宅したらすぐにゾフルーザと解熱剤を飲み、ベッドで休んでいました。
さすがにすぐに体が楽になることはありません。
熱もなかなか下がることはありません。
「ゾフルーザ 熱が下がらない」
という声があるようです。
つまり、「本当に効いているのかよ?」と疑問に感じる人が多いようですが、ゾフルーザを飲んでも熱は下がりません。
ゾフルーザは、インフルエンザウイルスがこれ以上増えないようにしてくれているだけなので、解熱作用はないのです。
実際、すぐに熱は下がることはなく、飲用した日は劇的に良くなることはありませんでした。
そのため、解熱剤を併用して、辛さを和らげてあげる必要があります。
そして、ひたすら休みます。
ゾフルーザの効果は服用した24時間後ぐらいに実感しました。
翌日になり、「あれ?」と体が少し楽になっている感じがしました。
まだ熱は38度ありますが、体の痛みが減っていました。
歩く時の辛さも減り、軽い家事ぐらいはできるような感じです。
解熱剤の服用をやめ、家事は最低限にし、なるべく休んでいました。
時間が経つにつれ、普通に生活できるようになってきました。
昨日まであんなにつらかったのが、今日は楽。
ゾフルーザが頑張ってくれたのかな?と思いました。
食欲も戻り、さらに翌日は普通に外へお出かけできるほど元気になっていました。
それから熱が上がることはなく、元気になりました。
子供や家族がインフルエンザになり、看病しているうちにうつってしまわないか心配になります。
家族を看病している人のインフルエンザウイルスの潜伏期間とは?
一般的に、インフルエンザの潜伏期間は
1~4日ほど
で感染から発症となります。
今回、自分の子供から移ってしまった時の経過を表にしてみました。
子 | 親 | |
---|---|---|
木曜夜 | 発熱 | |
金曜 | 高熱(40度) | |
土曜 | イナビル | 発熱 |
日曜 | 元気 | 高熱(39度) |
月曜 | ゾフルーザ | |
火曜 | 出席許可取得 | 38度 |
水曜 | 学校へ | 元気 |
子供は、木曜の夜に発熱しているので、水曜か木曜に感染した可能性が高いです。
そして、看病していた私は土曜の夜に発症したので、かなり短時間でウイルスをもらって発症したことになります。
インフルエンザ恐るべし。
予防接種し、部屋の換気、マスク着用、こまめな手洗いうがいなど、移らないために頑張っていましたが、ウイルスに敗北したのでした。
昨年、子供はB型インフルエンザになった時は、大丈夫だったので、A型インフルの感染力の高さはすさまじいなと実感しました。
★2018年子供がインフルエンザb型に!症状や痛い検査やイナビル薬画像付き体験談
ゾフルーザのおかげで早めに楽になったような気がします。
ちなみにゾフルーザを処方してくれた薬剤師さんに、
「今年A型になったので、来年は耐性ができて感染しませんかね?」
と聞いてみたところ
「あー、インフルエンザウイルスが微妙に型が変化しているので、毎年感染する可能性はありますよ」
とのことでした。
2019年1月下旬ごろ、
「ゾフルーザ耐性インフルエンザ見つかる!」
というニュースが発表されました。
インフルエンザウイルスも人間に負けたくない!とばかりに進化しています。
これは、ゾフルーザのみではなく、タミフル耐性インフルエンザウイルスは発生しています。
このゾフルーザ耐性インフルエンザウイルスは、今すぐ流行する可能性は低く、来年度(2019年-2020年)に流行する可能性が高いので、とりあえず今年はゾフルーザは安心して使用できるでしょう。
毎年、インフルの脅威は怖いですね。
インフルにかかったようだったら、無理はせず、ゆっくり休んで病院でゾフルーザやインフルエンザ薬を処方してもらってくださいね。
早めに楽になりますよ!
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