妊娠中に赤ちゃんはダウン症かどうか、出産前に検査できるようになりました。
妊娠中、赤ちゃん胎児のダウン症はいつわかるのでしょうか?
ダウン症か判明する検査は、エコー検査なのでしょうか?
ダウン症は21番目の染色体が1本多く、3本あるために発症します。
合併症を持って産まれてくる場合が多く、脳機能の障害を持つこともあります。
などがあります。
しかし、個人差が激しく、重い合併症の方もいれば、合併症がほとんどない場合もあります。
また、軽度の知的障害を持つこともあります。
新生児の場合は、外見的な特徴などでも判断できます。
例として、
などがあります。
これは簡単な特徴なので、すべてが当てはまるわけではありません。
これらの特徴がない場合もあります。
ただ、これらで確定はできず、DNA検査を行い、染色体の異常の有無を確認してから、ダウン症と診断されます。
胎児の場合は、もちろん見て判断することはできませんが、いくつかの方法があります。
などがあります。
胎児の検査方法をもう少し詳しく見ていきましょう。
胎児の場合はダウン症を判断するのに、エコー検査がある程度有効ですが、
ダウン症を確定するためには、染色体を調べたりするDNA検査が必要なため、エコー検査では確定できません。
これは外見的な判断をするためのもので、エコー検査には3種類あります。
ただ、エコー検査ではダウン症の確定はできません。
あくまでも外見的な判断をするためのものです。
ダウン症では、新生児での外見的な特徴と同様、胎児でも外見的な特徴が見られます。
これらはエコー検査で見ることができます。
ここで疑いを持たれた場合に、ダウン症の検査(羊水の検査、母体血清マーカーテストなど)を行うことになります。
高齢出産になると、ダウン症の可能性が高くなると言われています。
高齢の妊娠、胎児の染色体の数に異常がある可能性の時、過去に染色体に異常のある赤ちゃんを妊娠したことがある、などの場合に、出生前診断を受けられるようです。
ダウン症は、胎児、新生児ともに外見的な判断ができ、その上で検査を行う事が分かりました。
早く発見することで、治療や療育につなげ、より良い将来につなげていけるようにしたいですね。