ワクチン予防接種注射は危険?副作用は?注射する危険性としない危険性

ワクチン予防接種は危険なの?副作用は?注射する危険性としない危険性

ワクチンの予防接種は危険!」「副作用が怖い」「○○が使われているから体に悪い」といった噂を見聞きしたことがある方も多いのではないでしょうか。赤ちゃんや乳幼児・小学生のご両親・保護者の方は特に心配ですよね。本記事では注射する危険性としない危険性について解説いたします。

2018年、麻しん(はしか)が流行していますが、これからワクチン・予防接種をしようか、やめようか
迷われている方も多いと思います。何かしらの参考になれば幸いです。

ワクチンの予防接種は危険なの?ワクチン予防接種否定派をうのみにするのは危険

時々見かけるワクチンの予防接種の噂にはこのようなものがあります。

★ワクチンの原材料が発がん性物質を含む
★副作用で障害・後遺症が残る可能性がある
★ワクチンなんて効かない
★すぐ免疫がなくなる
★ワクチン自体のウィルスによる二次感染が起こる
★政府関係者やワクチン製造会社と医療機関を儲けさせるだけ
★○○を使って培養しているからよくない

ワクチン予防接種否定派の方々は、これらの内容を上げてきます。

海外の、「外見的には」しっかりしていそうな統計や論文・研究結果を出してきて、危険性を訴えている場合がほとんどです。

もちろん、全ての研究結果・論文が役に立たないとはいいませんが、
海外の文献は、データが古かったり、研究方法が偏っていたり、
日本人ではなく外国人を対象にしたものが多かったりする
のです。

確かに一部ワクチンには、大量摂取すると体に有害とされている物質を含んでいたりするものもありますが、人体にほとんど悪影響が出ないごくごく微量に抑えられています。

雑菌が繁殖しないようにするなど大事な役割・メリットがあるために使用されているのです。

普通にお魚を食べていれば接種する程度です。
お魚を毎日食べていても健康被害はないですよね?

むしろお魚食べないで、良質のたんぱく質・カルシウムなど
接種できないことによる健康被害の方が大きいです。

健康被害が多く認められるワクチン・予防接種は使用中止になりますし、
しっかり治験(治療試験)も行ってなっていますので、あまり心配されないでください。

ワクチン予防接種をしたことによる副作用については、
発熱・せき、湿疹ができたりと色々ありますが、ほとんどの場合、完治します。

重大な副作用もごくごくまれに発生していますが、
予防接種しないで将来病気に感染したほうが合併症・後遺症が残る可能性が大幅に高いのです。

予防接種することで将来病気にならず助かる割合を考えると、予防接種した方が良いのは言うまでもありません。

★飛行機は危険!大惨事になるから乗りたくない!
という方もよくいらっしゃいますが、

飛行機事故で一生の間に死ぬ確率は0.005%ほど
自動車事故で一生の間に死ぬ確率は1.000%ほど

になります。
自動車事故の方が200倍ほども死亡率が高いのです。

事故と医学では話は違いますが、
飛行機とワクチン接種、自動車とワクチン非接種
と同じようなことが予防接種にも言えるのです。

2018年の麻しん(はしか)の流行から見たワクチン予防接種の有効性

★麻しんの予防接種が原則2回になったことにより、
2000年以降、日本での麻しん(はしか)の発症者数は大幅に減少し、
日本での麻しん(はしか)による年間死亡者数は、20人以下となっています。
(予防接種がされていなかった50年前には年間数千人もの死亡者が出ていました)

麻しん(はしか)による死亡者は、予防接種していない方の割合が高いと思われます。
その理由は、2018年の流行では予防接種が1回(十分免疫が獲得できていない)の方の
多い20~49歳の患者が4分の3を占めている
ためです。

★50歳以上の方は、幼少期に度々大流行が起こり、自然感染して免疫を獲得している可能性が高いです。
★また、若い世代では予防接種が2回となり免疫獲得者が多いため、患者数が少なくなっているようです。

★また、予防接種による重い副作用は100万人に1~3人で、
後遺症が残ってしまった方もいるようですが、死亡例はほとんどありません。

もちろん、ワクチン予防接種によるリスクも少なからずありますし、
万が一といったこともありますので、絶対うった方がよい!とは言えませんが、
本記事を判断材料の一つにしていただけたらと思います。

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