オーシャンドリーム号が15日横浜、16日神戸に寄港(帰港)予定ですが、寄港できる理由をお伝えします。オーシャンドリーム号の大きさや船籍、評判や新型コロナウイルス感染者状況などもお伝えします。
世界的な新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、新型コロナウイルスの検査や、感染拡大予防のため多くのクルーズ船が、日本の港へ寄港(帰港)できなくなっています。
ではなぜ、オーシャンドリーム号は横浜・神戸に寄港(帰港)できるのでしょうか?考えられる理由は3つあります。
では、詳しく解説いたします。
日本への寄港が許可されない船が相次いでいる中、船内での感染が拡大した「ダイヤモンド・プリンセス号」は入港できました。その理由の一つとして、乗客の多くが日本人であったことが挙げられます。
2月15日・16日に寄港(帰港)予定のオーシャンドリーム号も、国内募集のピースボートのツアーであり、横浜・神戸から乗船した乗客の半数以上が日本人であるため、寄港(帰港)が許可される可能性が高いのではないかと言われています。
乗客定員【1422人】のうち、【1388人が乗船、日本人は半数以上の723人】とのこと。
政府チャーター機を出した件と同様、邦人(日本人)保護が理由となりそうです。
まずは中国に寄港・出航してからWHOが定めている新型コロナウイルスの潜伏期間「14日以内」が既に経過していることが理由の1つとして挙げられます。
オーシャンドリーム号の今までの航行経路・寄港予定はこちら
引用:https://buzz-plus.com/article/2020/02/11/cruise-ship-arrives-in-japan-news/
オーシャンドリーム号ですが、中国に2019年12月26日に寄港しセブ島に向かいました。
そして、中国厦門→セブ島間がそれよりも少し短い航行距離なので、2~3日と推定されるので、オーシャンドリーム号の中国での滞在はおよそ1日と考えられます。
ただ、ものすごく速いスピードで航行した可能性も考えられるので、フィリピンに到着した2019年12月29日から潜伏期間の14日を計算しますと、1月12日に既に潜伏期間が終了しています。
寄港(帰港)予定の2月15日には、潜伏期間が終了後から既に40日以上経過している頃になります。
もし、オーシャンドリーム号の船内に、新型コロナウイルス・新型肺炎の感染の疑いのある方がいないのであれば、入港可能な条件が整っていることになります。
ただ、寄港先で感染者と接触した可能性も捨てきれないため、完全に安全とは言い切れないのが現状です。
オーシャンドリーム号は、NGOのピースボート(PEACEBOAT)のツアーであり、1983年設立のピースボート(PEACEBOAT)の設立者の一人が立憲民主党の衆議院議員「辻元清美」さんであることも日本の横浜・神戸に寄港(帰港)が許可される理由の一つと噂されています。
国会議員の関連する団体なので寄港(帰港)が許可されやすいのかもしれませんね。
ちなみに、NGOというのは、non-governmental organizationsの略であり、非政府組織のことです。政府の団体ではないけれども、国際的な活動をしたり、政府の活動を補うような組織になります。ピースボートは「アジア諸国と日本の交流の活性化を目的
」として設立されました。
引用:http://www.pbcruise.jp/cruiseList/ship/index.html
パナマはここです
船が作られてからおよそ40年経つので、部分的に古く感じるところはあるようですが、修復もきちんと行われています。
設備としては、
・レストラン
・医務室
・受付デスク(レセプション)
・ツアーデスク
・多目的スペース
・売店
・写真現像機
・美容室
・ブロードウェイ(パーティーや演奏会・講演会・映画の上映など)
・語学勉強ルーム(英語など)
・キッズルーム
・ゴルフ練習場
・ピースボートセンター(カードゲームや文房具、スポーツ用品などレンタルができる)
・図書館
・囲碁・将棋・麻雀スペース
・バー
・ビジネスセンター(インターネット接続)
・プール
・ジャグジー
・スポーツデッキ(バスケやサッカーなどができる)
・ジム
・サンデッキ
などがあります。
ピーズボートには時々、悪い評判がありますが、それは以前までの船(何年かに1度船が変わる)やサービスに対してのものがほとんどのようです。
などが悪い評判につながったようです。
現在使われているオーシャンドリーム号の設備は、ツアー代金の割にはなかなかよく、評判もまずまずなようです。
ただ、安いプランは1泊3食付きで、1~2万円程度のお手頃価格なので仕方がないですよね。
2月13日現在、既にWHOが提唱する新型コロナウイルスの潜伏期間を過ぎていますし、
今のところオーシャンドリーム号の乗客・乗組員の中に新型コロナウイルス感染が疑われる方がいるという正式な発表はされておりません。
ピースボート運営会社である「株式会社ジャパングレイス」では、2月5日に以下のように発表しています。
現在ピースボートクルーズには、世界保健機関(WHO)およびアメリカ疾病予防管理センター(CDC)の定めた新型コロナウィルスの潜伏期間である14日間以内(2020年2月3日時点)に中国大陸から出発、もしくは中国大陸を経由した後に乗船している顧客および職員は乗船していません。
・発熱や呼吸器官の疾病、及び新型コロナウイルスの感染の疑いがある全ての方については、隔離された船室での経過観察にご協力いただきます。
引用:http://www.pbcruise.jp/cruiseList/infomation/pdf/20200205_2.pdf
潜伏期間内の方はいない点は間違いないようです。
新型コロナウイルスの疑いのある方については、隔離して様子を見るなどの措置を行うと宣言をしていますが、船内では新型コロナウイルスの検査はできないはずですので、もしかしたら新型コロナ感染者もいる可能性もあります。
おそらく横浜寄港をする際にも、まず新型コロナの疑いのある体調の悪い方の検査を行い、新型コロナ陽性と診断された方がいた場合は「ダイヤモンド・プリンセス号」のように、船内待機や全員の新型コロナウイルスの検査が行われるのではないかと思われます。
とりあえず、2月14日時点で確定・発表されているオーシャンドリーム号の新型コロナウイルス感染者数は【0人】となります。
★オーシャンドリーム号が横浜神戸に寄港できる理由
1つは、【中国を出発してから、WHOの定めた「潜伏期間14日以内」の条件をクリア】しているから。
もう1つは、国会議員辻元清美さんが設立したピースボートの船であること。
★オーシャンドリーム号の大きさは、
[全長]205メートル (大人が約130人寝ころんだ長さ。)
[全幅]26.5メートル (大人が約16人寝ころんだ長さ。)
★船籍は、パナマ(北アメリカ・南アメリカの間の、パナマ運河のある国)
★船の評判は、値段の割には悪くない。悪評判は以前の船についてのものがほとんど。
★2020年2月143日時点では、オーシャンドリーム号の新型コロナウイルス感染者数は【0人】と確定・発表されています。(体調不良者が何名いるかわかりませんし、検査をしていないため、まだ判明していません)
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