小学校や駅・公園・デパートなどに時々ある和式トイレ。子供にどう教えたらよいのか、教え方・練習の仕方などのコツをご紹介します!段ボールでの和式便器の作り方も!洋式トイレの家庭が増え、うまくできない子供が増加。小学校入学前には苦手克服してしまいましょう!
和式トイレのある場所は、古くからある場所や公共施設が多いです。
例えば、
などです。
なかでもおすすめの練習スポットは、
です。人が待っている場合を避けて練習するのがおすすめです。
公園であれば、お店の人や他人に迷惑がかかりにくいですし、あまり人目を気にせずに練習できるメリットがあります。
だんだんと幼稚園・保育園・小学校などでも洋式トイレが増えてきていますが、
和式と洋式の両方があるトイレもまだ時々見かけます。
洋式が混んでいて、仕方なく和式トイレに入った場合に困らないよう、
練習しておくとよいでしょう。
多くの家庭で見られなくなった和式トイレ。
まずは、子供が和式トイレでどんなことで困っているのかというと・・・
★和式トイレ自体を見たことがない・初めて見た
★ズボンをどこまで下げたらよいのかわからない
★どこに座ったらいいの?
★足はどの位置に置いたらいいの?
★便器をまたぐのが大変
★水の流し方は?
★うんこやおしっこが便器の外へはみだしてしまう
★和式トイレの先っぽの丸いところ「金隠し(きんかくし)」に座ってしまう
★金隠し(きんかくし)がじゃまでうしろのほうに座ってしまう
★シャツ(上着)に、おしっこやうんこがついてしまう
★足の間にウンチやおしっこがあって落ちそうでこわい
★水の流し方がわからない
練習方法ですが、
・段ボールや画用紙などに便器大の絵を書いて練習する方法と、
・本当の和式トイレで練習する方法
があります。
公共のトイレで練習する場合、他の人の目も気になりますし、
迷惑をかけないようにするためにも、できる限り短時間に練習したいですよね。
まずは、家庭にて段ボールなどで、和式便器を作り、
便器のまたぎ方、座り方を教えてから、実際に本当の和式トイレで教える方法がよいでしょう。
では、段ボールでの和式便器の作り方をご紹介します。
和式トレイは、サイズも大きいもの小さいもの様々で、形も、後ろが三角のものや丸いもの、平らなものなどいろいろあります。
よくある、和式トイレの和式便器の寸法はこんな感じです。
練習するのであれば、横幅25cm位、たて50~70cm位の便器で練習するとよいでしょう。
この和式便器のサイズによく似ているのが、スーパーなどで手に入る、
お茶やジュースなどの1.5Lや2Lの大きさのペットボトル用の段ボールです。
この段ボールを上手に切ると和式便器に早変わり!またいで練習するのにちょうどいい大きさなのです!
黒い線のとおりに、カッターナイフやハサミで切ります。手を切らないように注意してください。
切り離すとこんな感じです。上手に切るとゴミが少なくて済みます。
これで和式便器・和式トイレが完成です!
横からみるとこんな感じです。
上から見るとこんな感じです。
後ろから見るとこんな感じです。
用を足す場面以外は、この段ボール便器で練習可能です。
便器のまたぎ方、ズボンやパンツ、スカートのおろし方、座り方、はき方などを練習しましょう。
まずは、ご両親がこの段ボール和式トイレで見本を見せてあげましょう。そのあと、子供にも実践してもらいます。
ご自宅で段ボールで練習しておくと、本物のトイレでの練習がスムーズにいきますよ!
では、練習の仕方をご紹介します。
「段ボール便器の場合、用を足す部分以外の練習が可能です。」
本物の和式トイレでは混んでいないのを確認してから、一緒にトイレに入ります。
広いトイレであればカギをかけて練習してもよいでしょう。
狭いトイレの場合は、短時間であればドアを開けたまま練習してもよいでしょう。
初めに、親がお手本を見せてあげて、そのあと子供が練習するとよいでしょう。