子供のゲーム依存症。中学生・高校生だけでなく最近は小学生までゲーム依存症で勉強やスポーツ・生活に支障が出ている子も増えています。ゲームを与える際にゲーム依存症にしない・依存症から抜け出すための約束例・ルール例・注意点などゲームの与え方をご紹介します。
ゲームばかりしていると学力低下・コミュニケーション不足・視力低下、運動不足といったデメリットがありますが、約束・ルールを決めてゲームを与えることで思考力・判断力の向上、IT機器に強くなる、コミュニケーションの役に立つといったメリットを受けることができますよ!
小さいころからゲームを無条件で与えていると、ゲームのルールを作ることが難しくなり、ゲーム依存症になってしまう可能性があります。
例えば、勉強を頑張ったり、お手伝いをした時などのご褒美として、時間を決めて与えるようにしていくのがおすすめです。
子供部屋にゲームを置いてしまうと、無制限にゲームをやってしまうことが多いです。
自分でゲーム時間をコントロールできる年齢になるまでは、子供部屋には置かないようにしましょう。
ゲーム機を買う場合は、リビングなどで、親が監視・コントロールできる場所に置くとよいです。個人差もありますが、小学生のうちは、なかなか自分でのコントロールが難しく、親が注意しないと永遠とやり続けてしまうことがよくあります。中学生になると自分で勉強や運動、他の趣味などもきちんとできるようになる子が増えてきます。様子を見ながら、時期を見極めるとよいでしょう。
ゲームを与える時には、子供とルール・約束を決めておきましょう。約束が守れなかったら取り上げ・没収です。
ゲームを与える際のルールですが、何かができた・頑張った時のご褒美にするのがおすすめです。
ご褒美の例としては・・・
といった感じで、何かを頑張ったご褒美にすると方法です。ゲームをやりたい!というご褒美を元に、色々なことを頑張ることができるようになります。頑張り具合によって、10分とか1時間といった具合に、ご褒美のゲーム時間を決めるとよいでしょう。
ゲームをやって良い時間を決めないと、子供は永遠とゲームをし続けてしまい、健康や勉強・スポーツ・生活面にも影響が出る恐れがあります。
家にこもって、ゲームにばかり時間を取られることにより、視力の低下や、学力低下、他人とのコミュニケーション不足、運動不足なども引き起こす、ゲーム依存症となってしまいます。最近、特にゲーム依存症の子供が急増しているので気を付けましょう。
ゲームの時間を決める場合、
にてゲームを時間を決めるのもよいでしょう。
ゲーム以外にも興味・趣味を持たせることでゲーム依存症予防になります。
例えば、公園遊び・ショッピング・遊園地・カラオケ・ボーリング・野球・バスケ・釣り・読書・手芸・絵画・映画鑑賞、ボードゲーム、友達と遊ぶ、旅行などゲーム以外のことにも興味を向かせるとよいでしょう。親が子供を連れ出したり、一緒に楽しみましょう。
ゲームを購入・プレゼントする際には推奨対象年齢(レーティング)や内容をチェックして選ぶようにしましょう。対象年齢が高いものは注意が必要です。
ニンテンドーでは、
といったカテゴリーわけがされています。
スマホゲームでもインストールページに、推奨の対象年齢や、注意が必要な内容(ゲーム内購入、暴力、性的表現、ギャンブル、不適切な言葉遣いなど)が書いてあります。スクリーンショットやゲーム説明・コメントを見るとゲームの大体の内容がわかります。
また、スマホの場合は、アプリがダウンロードできるソフトGooglePlayやAppStoreなどにて年齢制限を行うことが可能です。
といった制限を行うことができます。
ただ、きょうだいがいる場合は、低い年齢の子供への影響を考え、低い年齢の子供の年齢制限に合わせるとよいでしょう。
など頭を使ってプレイするゲームなどを中心に選ぶと子供の能力アップにつながります。
ゲームによっては、月額料金が必要であったり、ダウンロード購入時や、お金でアイテムを買ったりする課金を行う際にクレジットカード登録が必要な場合がありますが、子供が無制限に課金してしまうことがあるため、クレジットカードを登録したままにしないようにしましょう。いったん登録してもきちんと削除するか、子供にわからないようにきちんとパスワードを設定しておきましょう。
また、クレジットカードでなくとも、コンビニやデパート、ゲームショップなどで購入できるプリペイドカードを購入する方法もあります。GooglePlayやAppStore、ニンテンドーなどで使用できるプリペイドカードであれば、使いすぎる心配がありません。
また、小学生ともなると、親のクレジットカードを勝手に登録したり、財布からお金を抜き取る場合もあります。財布などの金品の取り扱いにも注意しましょう。
★ゲームが問題ないか判断するため
保護者が先にプレイするか、保護者も一緒に遊んでみるのもよい方法です。もし、問題のシーンがあれば、これは、ゲームではやっているけど、あまりよくないことだからね。などと注意できるとよいですね。
★ゲーム中に会話がはずむ
通常、ゲームは黙々とプレイするため、コミュニケーション不足になります。保護者や兄弟姉妹・お友達と一緒にプレイすることで会話が生まれ、悪い影響を緩和できます。
★子供にやらせたくないようなゲームは、子供がいる時にはやらないようにするなどの配慮が必要です。
★大人もゲームが好きな場合でも、子供の前で長時間やらないように気を付けましょう。大人が永遠にやっていれば、子供もやりたくなってしまいます。