早寝早起きできない子供に習慣をつけさせるコツ7選!朝何度起こしても起きない…夜遅くまで寝ない…睡眠不足で遅刻ばかり、勉強に集中できずに成績も低下してしまいます。早寝早起きできる子供になれるコツ、早寝早起きのメリット、早起きできる朝ごはん、早寝できる運動などをご紹介します。
子供にとって睡眠は心と体の発達のために大切なことです。
特に乳幼児期は昼寝も合わせて、11時間から14時間ぐらいの睡眠が必要と言われています。
学童期でも約10時間の睡眠時間を確保したいものです。
たくさんの睡眠時間をとる効果としては、
などがあります。
たくさんの睡眠は心にも、体にも良いことしかありませんね。
遅く寝ても、多くの睡眠時間を確保すれば良いのではありません。
また、早く寝ても睡眠時間が短ければ、早く寝た意味がありません。
バランスが大切になります。
寝る時間が遅い、または睡眠不足の影響としては、
などがあります。
特に、セロトニンは日光を浴びることで分泌が増えますので、早起きして朝日を浴びることが大切になります。
それでは、早寝早起きを習慣づけるコツを見ていきましょう。
早く寝るには、体をしっかりと動かして、ある程度疲れていないといけません。
特に幼児期、学童期は外で遊ぶ、または活動して体をしっかりと動かすようにしましょう。
また、日中に体をしっかりと動かすと、自律神経(体をコントロールする神経)の動きが高まります。
夜になると、今度は自律神経が体を休めようとして、自然に眠くなります。
このように、日中の運動はとても大切なのです。
乳幼児期は睡眠時間を確保するために昼寝が必要です。
特に保育園に通っていると、ほとんどの場合は昼寝があります。
この時に、寝過ぎると夜に目がさえ、早く寝ることが難しくなります。
園によって昼寝の時間帯や長さはまちまちなので、子供の様子を見ながら、早寝ができるように昼寝の時間をコントロールしてもらうようにお願いしましょう。
家で昼寝をする場合は、15時以降は寝ないようにしましょう。
昼寝は早い時間帯に行うことが早く寝るコツです。
また、年齢が上がるにつれて昼寝の時間を短くしていくと良いでしょう。
子供が寝ようとしても、親が起きていて、部屋が明るいままだったら眠れるはずがありません。
基本的に、寝る時は部屋を暗くしましょう。
親も一緒に眠ると、子供も安心して眠ることができますので、なるべく一緒の時間に眠るように心がけましょう。
家事などは夫婦で分担したり、朝に行うなど工夫しましょう。
また、眠る前に、絵本を読む習慣をつけるのも、心が落ち着いて効果的です。
昼間に働いた脳は、睡眠中は脳の温度を下げて休ませます。
お風呂に入った時、お湯の温度が高いと体温が上がり、脳が休めませんので、体温を下げるために、ぬるめのお湯に入りましょう。
夏は38℃、冬は40℃あたりが適温です。
幼児期、学童期の早寝早起きは、親が主導になりますが、子供がイヤイヤながら行うと上手くいきません。
そこで、朝の楽しみを作ることをおススメします。
何か楽しみがあると、喜んで起きるでしょう。
早起きするために、早く寝なきゃ!と、思うようになると、さらに良いですよね。
朝からテレビ…と思われるかもしれませんが、時間を決めて楽しむ練習にもなります。
目覚まし時計などを使って起きることも一つの手段ですが、音にびっくりして目覚めが良いとは決して言えません。
そこで、朝起きる前にカーテンを開けて自然の光が入ってくるようにしましょう。
朝の光を浴びると体も脳もスイッチが入ります。
明るさで自然と目が覚め、気持ちの良いスタートが切れるはずです。
休日前は遅くまで起きて、次の日は遅くまで寝て…というのも休日の楽しみとしてありますが、子供のころには必要ありません。
休日でリズムを崩すと、取り戻すのに数日かかり、リズムが戻ったころに週末…という悪循環になってしまいます。
親も休日くらいは…と思うでしょうが、子供と一緒にリズムのある生活を心がけましょう。
休みの日に早起きすると、一日を長く使うことができて、子供との時間もたくさんとれますよ!