幼稚園児や小学生・中学生によくあるいじめの原因や具体例と対策をご紹介!原因を知り改善していけばいじめが減ったり、いじめられる可能性を低くする「予防」にもつながりますよ!
些細なことで始まるいじめ。よくある原因とその特徴をまとめました。
よくあるのは、
特に小学校三年生くらいになると、しっかりしている子が増えてきます。
その中で、極端に不潔な行動をとっている子供は仲間外れにされやすいです。単純に、近寄りたくない・触りたくないという理由もありますし、汚いのをからかわれてむきになる様子が面白かったり、ストレス発散の対象にされてしまうのです。
少しずつ、お子さんにこれらの状況があれば注意していくようにしましょう。
人間は、動物と同じく、人と違う(体型・家庭環境・癖など)ものを排除(差別)しようとする傾向があります。
例えば、
などです。
悪いことだけでなく、極端に良かったりすることもいじめの標的となります。
などです。
成長していくにつれて、差別・いじめはいけないものと教わり、やってはいけないことと認識できますが、幼稚園・保育園・小学生などの時期の子供は、まだ「差別をいけないものという認識が薄い」のです。
人と違っているのは、どうしようもないことです。変えられない場合は、気にせず、堂々としていることです。
例えば、太っていて「デブデブ~」とからかわれた場合、怒ったり、しょんぼりしたりして、反応すると、いじめる側は面白がってさらにエスカレートしてしまいます。
また、直せるものがあれば、頑張って直していきましょう。どうしても直せないことであれば、からかわれても気にしないことが一番です。
自己中心的な行動や、人を不快にさせる言動・人の悪口を言うのは、小学校1・2年生くらいまではよく見られるのですが、小学校中学年・高学年あたりでもそのような言動が目立つようであれば、いじめられる大きな原因となります。
性格を突然直すのはなかなか難しいですが、よくない言動があれば、きちんと理由をそえて注意してください。
「それをされたら、クラスの他の子はどう感じると思う?」「自分がされたら、嫌じゃない?」「あまり気分がよくないよ・嫌だよね?」といった感じで、少しずつ直していけるよう、サポートしてあげてください。
注意されたことがないため、相手が不快に思うとわからない場合もあります。単純に「それやめなさい」だけではなかなか直りません。なぜいけないのかをきちんと教えてあげるようにしてください。
いじめをなくすには、できる限り「いじめの原因を取り除く」ことが最も有効です。
残念ながら原因を取り除けない場合は、いじめるがわの楽しさを増やさない(いちいち反応しない)ことも重要です。
もし、いじめられてしまったら、いじめが始まった前後に起こったことを子供から聞き、子供に原因があれば、その原因を取り除けるように努力していきましょう。
いじめられた子供の心は傷ついているため、「頑張ったね」「辛かったね」と声をかけてあげましょう。
もし、「学校に行きたくない」と言った時は、無理強いせず、しばらくお休みをして心も体も休ませてあげましょう。この引き木森になってしまわないか心配ですが、学校の担任の先生に相談をし、学校のサポートを受けられるようにお願いをしましょう。
いじめていた(加害者)側の子供は、それだけ被害者の子供が傷ついていることに気が付いていない場合が多いので、先生から注意してもらい、これ以上被害に合わないように手を打ってもらいましょう。
安心して学校に行ける環境が整えば、子供も再び登校できるようになるでしょう。
また、恐喝、暴力・無視・物を隠されたり、汚されたり、捨てられるようなことが起きるようであれば、担任の先生、学年主任、教頭先生、校長先生に相談するようにしてください。
恐喝であったり、自分のものを壊されたり、けがをするほど悪質な場合は、警察に相談することも検討してください。
私の子供はアスペルガー症候群の疑いがある、いわゆるグレーゾーンの子です。突然興奮すると収まりがきかず、周囲の人との距離感がつかめない日々が続きました。
学校では「アスペ、アスペ」と呼ばれていたようです。家では時間をかけながら、その症状が出たときに、その特性と他人との違いをひたすら 説明する日々。当然、なかなか受け入れない子供。
しかし、いつしかその特性を生かして、動物や芸能人などのものまねに変化させ、笑いのネタになりました。ものまねのレパートリーは、代表的なものでも10はあります。そのうち、学校でも呼び名は変わり、苗字から派生したあだ名になっていました。
自分の欠点を逆に笑いのネタにしてしまうという、前向きな方法がよかった例です。