赤ちゃんや乳幼児の温泉旅行はいつから(生後何か月・何歳から)できるのか、赤ちゃん・乳幼児におすすめな泉質や、温泉入浴時のマナーなどもご紹介!スーパー銭湯入浴時の参考にもなりますよ!
赤ちゃんや乳幼児の温泉旅行で初めての温泉入浴はいつから(何歳から)がおすすめかというと、タイミング的に3つの時期があります。
★2つめは、生後6か月以降で首がすわった頃。
★3つめは、オムツ外れが終わってから。
それぞれの時期について理由をご紹介します。
1つめの時期が、1ヶ月健診以降で健康であると診断された時。泉質がお肌にやさしい温泉なら、生後1か月でも入浴可能となります。
問題は、ほとんどの温泉施設が「オムツをしている赤ちゃんは入浴不可」なので注意が必要です。(この時期の赤ちゃんはうんちとおしっこをコントロールできないので、共用の温泉で出されたら、他の方が嫌がりますよね)
それが解決するのが、「赤ちゃん連れOK!」の赤ちゃんプランがあるホテルや旅館です。家族風呂(時間制貸し切り)または、ベビーバスが用意されているので、それを利用して赤ちゃんと一緒に温泉に入浴しましょう。
家族風呂は夫婦一緒に入れるので、交代でベビーバスの赤ちゃんの面倒をみながら温泉を満喫できますよ!
生後1か月を過ぎた頃は体温調節が難しい時期でもありますので、長時間入浴しないよう気を付けましょう。また、肌荒れを防ぐため、湯船から出すときには必ず温泉を落としてあげましょう。
2つめの時期としては、生後6か月頃。この頃であれば【首がすわり始めているため、ずっと支えていなくても良くて楽】だからです。
ただ、まだおむつ外れができていないことが多いので、その場合は、
「赤ちゃん連れOK!」の赤ちゃんプランがあるホテルや旅館を選べば、家族風呂(時間制貸し切り)またはベビーバスが用意されているので、それを利用することで赤ちゃんも一緒に温泉に入浴することができるので安心です。
ベビーバスを使えば、程よく温度もぬるくなり、気兼ねなく温泉を楽しむことができます。
冬の寒い時期は体が冷えないように早めにお風呂から上がって服を着せてあげましょう。
3つめの時期としては、おむつ外れが終わってから。
おむつが外れていない赤ちゃん・幼児の入浴はNGの温泉が多いのですが、おむつが外れていれば、いろいろな温泉が選択肢に入ってくるからです。
ただ、おむつ外れが終わっているといっても、失敗してしまうこともあるので、
必ず温泉に入る前にはトイレへいくようにしましょう。
オムツが外れていれば、大人と同じ湯船に入ることができますが、温度が熱すぎたり、水深が深い場合がありますので、入る前に安全か確認しましょう。室内の内湯よりも露天風呂の方がお湯の温度が低いことが多いのでおすすめです。
まだオムツをしているけれど、ベビーバスが使えない子供(幼児)が温泉に入る場合、大人と同じお風呂に入って良いのか、紹介します。まずは、おむつの外れていない幼児が入浴してよいかどうかを、予約する前に温泉施設に確認しておきましょう。
★トイレに行きたいという前に、こまめにトイレに行きましょう。
★入浴するのは短時間にしましょう。
赤ちゃんや乳幼児は大人よりもお肌が繊細です。刺激のある温泉では「湿疹や異常」が出てしまう可能性があります。今からご紹介する刺激の少ない泉質ならば、1歳未満の赤ちゃんでも入浴可能です。
※泉質が良くても、温度が熱めの場合はお肌に異常が出る可能性がありますので、注意しましょう。
大人が少しぬるいかな、と感じる38℃前後くらいがおすすめです。ベビーバスがある旅館やホテルを選べば、お水を足したりして温度調節して赤ちゃんを入れることができます。
●アルカリ性単純温泉
単純温泉であり、弱アルカリ性で、無色無臭、お肌にやさしい泉質です。
体温を長く保温してくれるので、入浴後もポカポカした感じが続きます。
初めての温泉や、お肌が弱い赤ちゃんは、これらの「単純温泉」がおすすめです。
入浴後は乾燥しやすくなりますので、保湿剤を塗ってあげましょう。
刺激が強い泉質は、赤ちゃんの肌には強すぎて、ただれたり、強いかゆみが出ることがありますので、避けましょう。
●強酸性
強い酸性のお湯のため、皮膚刺激が強く、敏感なお肌である赤ちゃんや乳幼児には適していません。湯あたりもしやすいため、長くお湯につかるのはおすすめできません。
●強アルカリ性
ぬるぬるした感触で、お肌がツルツルになるため、「美肌になるお湯」と呼ばれて大人の女性は喜ぶ泉質です。しかし、赤ちゃんや乳幼児には刺激が強すぎて肌荒れを起こす恐れがあり、適していません。
赤ちゃんや乳幼児と温泉を入浴するためには、周りのお客さんへの配慮が必要になります。入浴マナーをご紹介します。
まだオムツが取れていない子供が、大浴場に入れることが禁止されている温泉が多いです。
ベビーバスのある温泉を選びましょう。あるかわからない場合は、予約しようとしている温泉旅館に問い合わせてみましょう。ベビーバスを使うことで、温度調節も可能になりますし、おぼれる危険性が低くなります。
入浴客が多いと、気を使って帰って疲れてしまったり、周りの目が気になったりします。赤ちゃんの声で迷惑をかけてしまう可能性もあるので、入浴は利用客が少ない時間にしましょう。
人の多い時間帯は、18~20時ぐらい(夕食時間の前後)なので、避けて入るようにしましょう。
早めにチェックインして、15~17時ぐらいのすいている時間がオススメです。
内湯の中で赤ちゃんや乳幼児が泣きだしたら、声が反響して大きな迷惑なってしまいます。外に出ると声は反響せず、外の空気を感じて赤ちゃんや乳幼児も泣き止むかもしれません。
露天風呂がない場合は脱衣所であやしましょう。どうしても泣き止まない場合は、いったんあきらめ、夫婦で交代して温泉に行くようにしましょう。
脱衣所にオムツ専用のごみ箱がなければ、普通のごみ箱に入れずに持ち帰りましょう。
初めて赤ちゃんや乳幼児と温泉を楽しむために、押さえておきたいポイントをご紹介します。
赤ちゃん・乳幼児歓迎の宿やプランを予約すれば、赤ちゃんや乳幼児と安心して温泉に入れるように配慮してもらえます。
例えば、
。
など
ベビーソープやチェアーなどは、自分で持っていくと荷物が多くなり、大変なので、施設側で用意してもらえるととても助かりますよね。
赤ちゃんや乳幼児との温泉旅行には欠かせない持ち物をご紹介します。
オムツはサイズや材質が、赤ちゃん・乳幼児に合う合わないがあります。旅館で用意してもらえる場合も赤ちゃんや乳幼児に合わない場合があるので、一応最低限の数は持参しましょう。
移動中や、旅館に滞在中に赤ちゃんや乳幼児が退屈してぐずってしまった時に使います。おもちゃや絵本があると安心しますので、1つは持っていきましょう。
温泉後はお肌が乾燥しやすくなります。必ず保湿剤を塗ってあげましょう。
赤ちゃんや乳幼児は服を汚しやすいので、1着分は多めに持っていきましょう。冬は防寒に、夏は汗をかいてしまった時に着替えたいので、余分があると安心です。
離乳食は用意してくれることありますが、用意できないことも多いです。特にアレルギーがある場合は必ずアレルギー食を持参しましょう。ミルクのお湯は旅館にお願いすればもらえます。
環境が変わると、赤ちゃんや乳幼児は熱を出したり、体調不良になりやすいため、母子手帳と保険証は必ず持っていきましょう。旅館に相談すれば、近くの小児科を案内してくれます。
環境が変わると、赤ちゃんや乳幼児がぐずってのんびり温泉に入れないということはよくあります。その場合は、夫婦で交代して入浴するようにしましょう。食事をする時も、ぐずってしまったら交代であやすようにしましょう。
育児で大変な毎日を送っていると、1日ぐらいはのんびりしたくなりますよね。赤ちゃんや乳幼児と温泉に入ることは、かけがえのない素敵な思い出になりますよ。