1人目・初産の分娩時間は12時間以上かかった…でも2人目以降の出産の時はあっという間だった、という話をよく聞きますが、本当なのか気になりますよね。
本ページでは、分娩室・分娩台に乗ってからの初産と2人目以降の出産にかかる平均時間をご紹介します。
分娩室とは、分娩をする部屋です。
陣痛が始まって、子宮口が全開するまでは、陣痛室で過ごしますが、子宮口が全開になって分娩が始まる直前に分娩室へ移動します。
古い医院のようなところは、白が基調になったオペ室の様な室内に、分娩台があります。
配置は院内の構造や広さによって違いますが、分娩台のそばには
などが配置されておかれています。
大きい病院だと同じ設備が複数台あるところと、分娩室自体が複数ある病院もあります。
分娩時間は選べませんので、同時に分娩台や分娩室が埋まる場合はもちろんあります。
その場合、陣痛室や病室で待たされたりすることがあります。
初産の場合、出産そのものより出産前(陣痛)のほうが長いです。
陣痛が始まって出産までに時間の中で、分娩台に乗った後の時間はとても短いと思います。
分娩にかかる時間は、
などの条件によって決まります。
でも個人差はかなりありますが、
1~2時間程度の人もいれば、5~6時間以上かかる人もいます。
だからといってあまりにも時間がかかると、胎児と母体に負担がかかりすぎるため、緊急に帝王切開を決断しなければいけないことがあります。
出産前から約10%から20%は帝王切開になる確率があるのです。
全ての帝王切開のうちの緊急の帝王切開は30%くらいといわれています。
2人目以降の場合、初産と違い、時間は短いことが多いです。
産道が柔らかくなっているので、分娩にかかる時間が短くなります。
もちろん陣痛を感じる時間も短くなります。
初産の時の約半分の時間となり、分娩台に上がってから出産まで、約30分~2時間くらいの人が多いと思います。
(もちろん個人差はあります。)
初産と二人目以降の経産婦の分娩室・分娩台に乗ってからの平均時間の比較ですが、
二人目以降は初産の約半分でした!
二人目以降(経産婦)の場合
陣痛~分娩~出産までの総時間は平均5〜6時間
分娩だけの時間は、30分~2時間
時間だけ見ると、二人目は楽勝~♪と思いがちですが、陣痛の痛みは初産と一緒です。
二人目以降だと、一人目が安産だったから、二人目も安産のはず!という思い込みも、外れたりします。
二人目は大変だった!緊急帝王切開になった!
という方もいるので、何人目の出産でも何が起こるかわからないと気を引き締めましょう。