子供の熱中症対策・予防法として、子供の熱中症対策におすすめな飲み物や食べ物を、朝食や昼食に食べさせてあげて、夏の暑さに負けない体つくりをしましょう。
熱中症の原因・症状と対策・予防法についてはこちら。
★熱中症の原因・症状と対策予防法!子供や高齢者がなりやすい理由
まず、不足すると熱中症になりやすい栄養素をご紹介します。
熱中症対策や夏バテ予防にもなる栄養素なので、知っておきましょう。
【ナトリウム】(塩分)
筋肉や神経を正常に働かせる役割や、体の水分量や酸性・アルカリ性の調整、、栄養素の吸収など
【カリウム】
細胞の水分量の調整、汗とともに出て不足すると脱水症状を起こしやすくなります。
【マグネシウム】
酵素の働きを助けます。筋肉や正常に働かせたり、血圧の調整をおこないます。
【抗酸化成分】
疲労・老化のもとである活性酸素が増えないようにします。
【クエン酸】
疲労物質の乳酸の発生を抑える疲労回復効果があります。ビタミン・ミネラルの吸収をよくする効果もあります。
【ビタミンC】
美容や病気予防に良い成分。疲労・老化を防ぐ強い抗酸化作用があります。
【ビタミンB1】
体の中でエネルギーを作る手助けをします。
どれかに怠ることなく、バランスよく摂れることが理想です。
暑いと汗をかきますが、汗と一緒に、塩分やミネラルが失われてしまいまいます。
そこで、ただのお水よりも、塩分・ミネラルを含んだ飲み物をとるようにしましょう。
◆麦茶…子供も大人も飲みやすく、ミネラルが含まれています。
◆スポーツドリンク…塩分やミネラルなどが多く含まれます。
◆経口補水液…下痢や大量に汗をかいた時に飲む補水液。体内で失われた水分や塩分などを速やかに補給できるように成分を調整した飲料
◆レモン水…レモンに多く含まれるビタミンC、クエン酸、カリウムが、夏の疲労回復に良いです。
◆梅ジュース…梅に含まれるクエン酸、ミネラルが、夏バテ予防になります。
暑いと食欲が落ち、そうめんなどさっぱりしたものばかりでは、
栄養が偏り、熱中症になりやすくなります。
熱中症にならないように食べ物にも気を付けていきましょう。
◆味噌汁…塩分を補給できます。
◆スイカ…糖分やカリウム・カルシウム・マグネシウム等のミネラルが多く含まれ、水分も多いので夏に最適です。
◆キウイ…糖分、塩分、カリウム、マグネシウム、カルシウムを多く含みます。
◆夏野菜…トマト、キュウリ、オクラ、ゴーヤ、シソなど、夏の疲れを溜まりにくくする栄養素を多く含んでいます。
◆枝豆の塩茹で…ビタミンB1、ビタミンC、カリウムを多く含み、塩茹でにすることでナトリウムも摂取できます。
◆豚肉…ビタミンB1、亜鉛、鉄分、カリウムが含まれています。
果物や生野菜で食べられるものは、そのままで食べた方が、栄養素を逃がすことなく摂取できます。
特に、朝は食欲がないから食べないのは、熱中症予防の栄養素が撮れずに危険です!
朝ごはんは必ず食べましょう。