親が子供に就いて欲しい就かせたい職業と就かせたくない職業ランキング

親が自分の子どもに就いて欲しい・就かせたい職業ランキング

★子供がなりたい職業は?

以下の調査結果は、2017年時点で、3つまでの複数回答です。
ネットエイジアリサーチ調べ、1000人のサンプルより。

子供がなりたい職業

★男子中学生で
1位:ITエンジニア・プログラマー(24%)
2位:ゲームクリエイター(20%)
3位:YouTuberなどの動画投稿者(17%)…親がなって欲しくない職業1位
4位:プロスポーツ選手(16%)
5位:ものづくりエンジニア(13%)
6位公務員(11%)…親がなって欲しい上位
9位医師(9%)…親がなって欲しい上位

★女子中学生で
1位:歌手・俳優・声優などの芸能人(19%)
2位:絵を描く職業(漫画・イラストレータ・アニメータ等)(42.3%)
3位医師(23.1%)…親がなって欲しい上位
4位公務員(21.0%)…親がなって欲しい上位
5位:文章を書く職業(作家・ライター等)(20.0%)
7位:ゲームクリエイター(8%)
10位:YouTuberなどの動画投稿者(6%)…親がなって欲しくない職業1位

という結果になっています。

親が願う、男の子に就いてほしい職業・就かせたい職業

次は、
アニヴェルセル総研の、全国20代・30代の未婚・既婚の男女1236人による
アンケート・調査結果で判明した、「自分の子供について欲しい職業」をご紹介します。

1位:会社員(44.3%)
2位:公務員(42.3%)
3位:医師(23.1%)
4位:エンジニア(21.0%)
5位:スポーツ選手(20.0%)

安定した収入が入る、会社員・公務員が1・2位という結果に。
どちらもほとんど差がありませんでした。

3位の医師は収入面と、人を救う素晴らしい職業という点からでしょうか。

4位のエンジニアは、幅広いのですが、
IT系のプログラマーや、SE(システムエンジニア)や、
非IT系の製造系のエンジニアとに分かれますが、
近年、幼少期からスマホやタブレット、パソコンと、
ゲーム・Youtube等の動画サイトに触れている世代なので、
IT系のエンジニアが特に人気のようです。

5位のスポーツ選手は、親の世代が子供の時に夢を見ていた職業なので、
子供に夢をかなえてほしいと考える人も多いのかもしれません。

親が願う、女の子に就いてほしい職業・就かせたい職業

1位:会社員(46.3%)
2位:公務員(37.4%)
3位:医師(14.9%)
4位:芸能人(俳優、モデル、アイドルなど)(12.0%)
5位:エンジニア(8.4%)

女の子の1~3位は男の子と同じです。解説は省略します。

女の子の4位は、男の子にはない「芸能人」でした。
収入面では安定しないですが、当たるとバンバン稼いでくれる
イメージがある芸能人、テレビ等で素敵な衣装を着て活躍している
アイドルやモデル、ドラマなどで活躍する俳優は、
親としても憧れの的で、子供にもなってもらいたいのでしょうか。
将来というより、今すぐにでも子役として活躍してほしい
のかもしれませんね。

また、アイドル系のアニメやゲームの影響を受けて、なりたいと
言う子供の夢が実現してほしいということで、就いてほしいと願っているのかもしれません。

女の子は5位は、男の子4位のエンジニアでした(解説は省略します)。

親が思っている自分の子どもに就職してほしくない・就かせたくない職業ランキング

日刊SPA!による2018年3月の子供のいる30才以上の男女100人の親に聞いた、
子供に将来なってほしくない職業(「リサーチプラス」調べ)ですが、

1位:YouTuber(59%)(ITエンジニアに入る?)
2位:営業マン(11%)
3位:ゲームクリエイター(8%)(ITエンジニアに入る?)
4位:スポーツ選手(7%)
5位:公務員(7%)

という結果になりました。

なってほしくない職業では、
ぶっちぎりの一位がYouTuber(ユーチューバー)という結果に。
ヒカキンやヒカル、かんな&あきらなど、トップユーチューバーは、
年収で億を超えるとも言われているのですが、親としては、
★「しょせんは趣味。現実味がない。」
★「収入が安定しない」
★「動画撮影のため常識外れなことをする」
★「自分勝手で、バカなイメージ」
★「自分が大好きな、変な人と思われそう」
★「今だけの流行」
★「顔出ししてほしくない」
★「人気が出て儲かるのはほんの一握り」
★「一生続けていける仕事ではない」
★「再生回数のためにやって良い事悪い事の判断が鈍る」
★「パソコンばかりをして欲しくない」
★「誰かのためになる仕事をしてほしい」

ユーチューバー(YouTuber)には、
【不安定で良くないとか、お馬鹿なイメージ】
がついてしまっているようです。

ユーチューバー(YouTuber)って非常識で不安定?思ったほど悪くない!稼ぎの仕組みは?

一部の過激で非常識なユーチューバーが、撮影のために立ち入り禁止区域に無断で入ったり、
常識はずれな違法行為をお店などで行ったりして、度々ニュースで取り上げられ、
ユーチューバーに対する悪いイメージがついていますが、実際はというと・・・

まじめに人のためになる動画を作って人気が出て、
結果的に収入も入ってくる場合も多くあるのです。

みなさんの役に立とう動画の例ですが、

★おもちゃのレビュー動画。
子供におもちゃを買ってあげるために、どうやって遊ぶのか、
子供が楽しく遊べそうなのか、といった感じで役に立ちます。
★料理や裁縫の仕方を教える動画、
★テーマパークの様子を映した動画、
★暇つぶしに役に立つ動画
★ゲームの攻略に役立つ動画。
★知育・教育に役に立つ動画

など色々とあります。

お馬鹿な動画ばかりではないのです。

YouTuber(ユーチューバー)の稼ぎの仕組みは?

YouTuber(ユーチューバー)の稼ぎの仕組みですが、
大きくわけて、

★YouTube動画の広告収入
★企業・スポンサー案件
★テレビ・CM出演案件

があります。

YouTube動画の広告収入

YouTube動画の広告収入には以下のような種類があります。
(パソコンの場合)

★動画の開始前に全画面にて流れる広告
(スキップ可能・不可能2種類あります)
★動画の下部にでる、長細いバナー
★動画の右上等にでる四角いバナー

です。

また、収入が入るタイミングとして、

★広告を視聴してもらうだけで収入が入るもの
★広告が一定時間視聴されると収入が入るもの
★広告がクリックされると収入が入るもの

があります。

現在は、YouTube側が広告の種類を決定します。
動画の長さやタイトルやタグ説明などの
内容から判断したり、視聴者に最適な広告を選びます。

★稼げる報酬・収入金額は、動画の内容・質によりますが、
2018年現在、
再生回数×0.05円~再生回数×0.5円程度が多いようです。
1万回再生で500円~10000円程度になります。

簡易計算として、再生回数×0.1円がよく使われます。
10000回再生で1000円といった感じです。

2019年現在は、広告収入を得るための審査が厳しくなり、
(登録者1000人で、過去1年間で再生時間4000時間)
低品質な動画が減り、そのような動画への広告が掲載されなくなったことにより、
広告単価は高くなっています(再生回数×0.2円が当たり前になりました)。
ルールを守り、きちんとした、高品質な動画を作っているチャンネルはしっかり収益を上げています。

★企業・スポンサー案件

有名なユーチューバーになると、企業から商品やサービスを
宣伝してほしいとオファー(申し込み)が来ます。

またユーチューバー側から企業に提案することもあります。

表示回数や、月単位などで、スポンサー契約を結ぶのです。

こちらの収益は、ユーチューバーの有名度合いや、、
企業がいくら位でお願いしたいかにより
ピンからキリまであります。

何百万~何千万円という契約になることもあります。

★テレビ・CM・DVD出演案件

ユーチューバーとしてテレビ出演やCM出演依頼、
DVD出演案件などが来ることもあります。

普通にタレントさん的な感じで出演したり、
おもちゃや、ホテルの紹介をしたり、
書籍のDVD付録として依頼されたりします。

こちらも企業との契約しだいで、ピンからキリまであり、
何百万~何千万円という契約になることもあります。

これらを合計すると、
年収1億円超えになるユーチューバーもいるわけなのです。

まとめ

親が子供に就かせたい・就いてほしい職業は、
子供がなりたい仕事・職業と大きく違いましたね。

特にYouTuber(ユーチューバー)は、
男子中学生で3位、女子中学生で10位となりたい
職業の上位に来ていますが、

ご両親としては意味不明な職業で、儲かると思えない、
法律やマナーを無視しためちゃくちゃな事を平気でやる
というイメージがあるようで、
子供がYouTuber等の動画投稿者になるのには大反対でした。

ただ、悪いYouTuber(ユーチューバー)ばかりではなく、
人のために役に立つYouTuber(ユーチューバー)もいることは
おわかかりいただけましたでしょうか?


関連記事:
子供の将来なりたい職業・就きたい職業夢ランキング!2017年版

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