コーヒーフィルターマスクは花粉症や新型コロナウイルスやインフルエンザウイルスに効果があるのかないのか（効果ありなのか効果なしなのか）や不織布マスクやキッチンペーパーマスクの効果についてご紹介します。
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挽いたコーヒー豆にお湯を入れて、コーヒーを抽出するフィルター「コーヒーフィルター」を使って作ったマスクです。
市販のコーヒーフィルターは、織っていない布「不織布」でできていることが多く、マスクを作ることも可能なのです。
また、コーヒーフィルターの形が、マスクの形に近いこともあり、実際に作って使っている方もいます。
こんな感じでどうしても見た目はコーヒーフィルターとわかってしまうので、自宅や知人とあまり会わない場所で使う方が多いようです。
マスクに必要な要素としては、
があります。
気密性については、コーヒーフィルターマスクでも一般的なマスクでも【マスクの形状や、耳掛けヒモの強さや、装着の仕方により変わってくる】ので、ここではフィルター効果についてのみご紹介します。
マスクフィルターの実験としてよくココアパウダーが用いられます。ココアパウダーには色がついていること、花粉より粒子が小さいためです。
花粉やウイルスとココアパウダーのそれぞれの粒子の大きさですが、
つまり、ココアパウダーがフィルターを通らなければ、花粉も通らないといえるわけです。
コーヒーフィルターをかぶせた掃除機にて、ココアパウダーを吸引して粒子が通過するか確認してみたところ、全くと言っていいほど通っていませんでした。
（ちなみにキッチンペーパーや不織布マスクも同様に通しませんでした。）
【コーヒーフィルターは花粉を通さない】ことがわかりました。
残念ながらウイルスほどの実験可能な粒子は手軽に手に入らないため、実験ができませんでした。
コーヒー成分が通るわけですから、おそらく新型コロナウイルスやインフルエンザウイルスといったウイルスを通してしまう可能性は高いと思われます。
ちなみに、薬局・ドラッグストアなどで売られているN９５マスクではない、通常の不織布マスクもウイルスよりも目が粗く、新型コロナウイルスやインフルエンザウイルスには効果がないと言う説がありますが本当なのでしょうか？
★少しですが、ウイルスが繊維に付着してガード！
コーヒーフィルターマスクや一般的な不織布マスク、キッチンペーパーなどは何層にも繊維が重なっています。その繊維にウイルスが衝突したり、付着したりします。
目が粗ければそれだけ通す可能性も高いですが、全く何も無い場合よりも明らかに多くウイルスを付着させています。
★せき・くしゃみなどの飛沫をガード！
せきやくしゃみの飛沫の粒子は大きいため、コーヒーフィルターマスクや一般的な不織布マスク、キッチンペーパー、ガーゼマスクなどであっても、ある程度ガードしてくれます。
外部から飛んでくる飛沫は粒子は小さいものが多いですが、マスク装着者が出したせきやくしゃみの飛沫は粒子が大きいため、ある程度ガードすることが可能です。
この点では感染予防というより、感染拡大を防ぐ効果は高いといえます。
★自分の息でマスク内の湿度が高まり、鼻・のどを潤す効果！
自分の吐いた、湿度の高い空気を再度吸い込むため、鼻やのどを潤す効果があります。
鼻やのどが潤っていると、ウイルスが体内に侵入しにくくなり、感染予防効果があります。
コーヒーフィルターマスクは、
★花粉を通さないため、花粉症には効果あり！
★新型コロナウイルスやインフルエンザウイルスは通してしまうが、衝突・付着してある程度はガードしてくれるため効果あり！
★外部からの小さな飛沫にはあまり効果なしだが、マスク装着者からの大きな飛沫はガードできるため、感染症の感染拡大予防効果がある！
★自分の吐いたマスクの内側にある湿度の高い空気を吸うため、鼻やのどを潤し、ウイルスの感染確率を下げる効果がある！
安くて手軽に作れる、コーヒーフィルターやキッチンペーパーや不織布の手作りマスク。
マスク不足の際に作って使ってみてはいかがですか？
コーヒーフィルターマスクの作り方はこちら！(動画あり)
★【コーヒーフィルターマスクの作り方】簡単縫わない手作り型紙なし!
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