子供の幼稚園のPTA、上手な断り方をご紹介します。
PTAを退会する方法、退会理由などPTAを避けるための方法をご紹介します。
PTA選考が行われるのは、運動会、バザーなど、PTAの大仕事が終わったころ、
つまり、二学期の終わりのあたり(11~12月)ごろに役員会議で決められます。
選考方法は園により異なりますが、
●立候補
●推薦
●くじ引き、
●アンケート
など
PTA役員、特に会長、副会長など、幹部の役はなかなかやりたがる人がいないので、選考する役員は大変苦労します。
働くママさんが多い現代では「仕事をしている」と理由では、PTA役員は免除されない園が多くなっています。
「在園中は必ずPTA役員をすること」というルールがある園も多いようです。
仕事がとても忙しい、親の介護がある、持病があるなど、どうしても引き受けることができない場合は、正直にその事を伝えましょう。
その時に、
「申し訳ありませんが、正社員のために、PTA役員をお引き受けすることはできません。
もし、私が引き受けても、会議や行事に出席できないので、他の役員さんに迷惑をかけてしまいます。
役員を引き受けることはできませんが、できる限りお手伝いをしたい気持ちはありますので・・・」
というように、
という気持ちを込めて、やんわりと答えましょう。
強気な態度で断ってしまうと、今後の園生活に親子共、支障をきたしてしまいますので、注意しましょう。
専業主婦で、時間はあるけど
【ただやりたくない】
という理由の場合は、断ることが難しくなります。
嘘をつくと、長い園生活のなかでいつかは嘘がばれてしまう可能性があります。
自分は別にどうなってもいい、という覚悟がある場合、
「私はどうしてもPTA役員はできません。申し訳ありません。
手伝えることは手伝いたいと思います」
ときっぱりと断りましょう。
絶対に役員をやりたくない人は、できる限り、園の行事の参加を控えておき、ママ同士の付き合いもしないようにしましょう。
2歳以下の幼児がいて、他にお世話できる人がどうしてもいない場合は、素直に伝えてみましょう。
はっきり決まっている訳ではなくても、そろそろというときは使えるかもしれません。
ただし、毎年使えるものではありませんし、まだいるのと言われないような言い回しが大切ですね。
転勤すると迷惑がかかってしまうということを伝えましょう。
共働きがほとんどということもあるようですが、主たる生計者は少ないものです。
私がPTA役員をやることで、仕事に支障が出ると、生活がとても苦しくなってしまうということを
熱心に伝えましょう。もちろんご主人の理解が必要です。
本当に介護しているようでしたら、これも有効です。
「病院に連れて行く機会が多く、会議に出ることは難しいので、お断りしたいです。」
と伝えましょう。
もし、むりやりPTAを受け持って、持病があった場合は先行した前任者も申し訳なく思うので、免除される可能性がありあm巣。
採用された場合、仕事内容により予定が変わるため、予定がはっきりしないと伝えてみるのもよいかも。
あとで、どんな仕事なの、結果はどうだったのなどと、数々の質問はあるかもしれませんが。
仕事をしないと、生活がやっていけないということも伝えましょう。
ご主人のイメージが悪くなる場合もありますが、それなりのインパクトがあるかもしれません。
PTAは、幼稚園・家庭・地域の架け橋となって、子供のために活動する組織です。
幼稚園の付属機関ではありませんし、本来は任意加入の組織なのです。
つまり、誰でも希望すれば、参加・退会が出来るということになります。
しかし、ほとんどの幼稚園では、入園と同時に全員の保護者、先生が加盟し、全員がPTAと言うことになります。
全員の代表として、大きな仕事を任されるのは「役員」と言います。
何はともあれ、これが一番ではないでしょうか。
家族の動きに合わせて活動できることは、大きなメリットといえます。
うまく合わない人と、一定の距離をおけるようになるメリットもあります。
また、とくに職場でのシフト調整や休みの取得などの気遣いからも解放されることでしょう。
PTAは子供のためのものですので、退会による子供への影響があってはならないことですね。
しかし、PTAからのプリントが配られない、イベントに参加できないということはあるようです。
PTAが運営してたりする場合は、脱退させられる場合もあります。
仕事や家事が大変。
でも、みんな同じこと。
誰かがやっていることも忘れないようにしましょう。
感謝の気持ちも大切ですね。
それでも、家族や経済的に大きな負担になる場合には、退会を考えてみることもひとつの選択です。
PTAに加入していなくても、できる範囲でお手伝いやボランティアには参加できるのですから。
PTAの退会には、特別な方法は必要ありません。
PTA会長、園長を宛先とした退会届に、退会に至るやむを得ない理由を記載します。
可能であれば、幼稚園の先生に、やむを得ない理由を伝えつつ手渡しすることをおすすめします。
子供のためのPTA。親の苦労はたくさんあるものです。
少し気楽に、できることをちょっとずつ手伝い合えば、大きな力になるかもしれません。