子供のスマホデビューはいつからが良いのかや、スマホデビューにおすすめの機種、スマホ依存症や好影響と悪影響(メリット・デメリット)など注意点をご紹介します。
子供の遊び方や楽しみ方の変化によりスマホは急激に普及し、キッズ携帯では子供が満足できなくなっています。
平成29年現在では、小学生の約6割(55.5%)、中学生の約7割(66.7)、高校生になると約10割(97.1%)がスマホを所有しています。(機能が限られた子供向けスマホも含みます)
参照:内閣府 平成29年度 青少年のインターネット利用環境実態調査 調査結果(速報)
そのため、高校生になったら…と考えている親も多いと思いますが、小学生の2人に1人以上がスマホを持っているとなると、子供の要求を無視するわけにはいきません。
昔はゲーム機を持っていないと、友達との話についていけないことがよくありましたが、現代では、スマホを持っていないからという理由で、友達とコミュニケーションをとったり、友達と遊ぶ機会が減ったりするようなことも起こっています。
そこで、子供が以下の3つすべてができるようになったら、スマホを持たせても大丈夫でしょう。
それぞれには理由があります。
この3つがそろうと、子供から一歩成長したと言えます。
親とルールを決めながら、スマホを持つことができそうです。
子供にスマホを持たせる好影響(メリット・良い影響・利点)としては、
などがあります。
スマホデビューを考えるにあたっては、子供への悪影響(デメリット・悪影響・欠点)も心配ですよね。
考えられる悪影響をご紹介します。
朝から晩までスマホを見続け、スマホが手放せなくなり、手元にないと不安になります。
スマホ依存症は脳の異常とみなされるほど、簡単な問題ではありません。
なかなか治すのも大変です。
スマホを持つことで、スマホやパソコンを使ったコミュニケーション力はつきますが、
SNSやメールは相手の顔が見えません。見えない相手に伝えるのに慣れてしまい、
実際に人と話す時、上手く会話ができなくなります。
ちょっとした一言、既読のスルー、「いいね」を押さない…など、きっかけ一つで陰湿ないじめにつながっていきます。
自殺のきっかけにもなり得る、深刻な問題です。
親のスマホを使う場合に多いのですが、勝手にゲームのアイテムなどを購入し、高額な請求が来ることがあります。
クレジットカードの登録をしている場合に起こります。
スマホの画面のライト(ブルーライト)は、目に強い刺激を与え、視力の低下を招きます。
また、ブルーライトは睡眠に影響を与えるホルモンを抑制するので、ぐっすり眠れなくなります。
また、スマホの動画やゲームなどのコンテンツにより、脳が興奮状態となり、眠りを妨げる場合もあります。
スマホを長時間使用すると、勉強する時間が減り、当たり前ですが学力も下がっていきます。
また、スマホを長時間使用すること自体が、脳の働きを鈍らせるとも言われています。
スマホでインターネットを検索する時、適切なフィルターをかけておかなければ、
アダルト、出会い系などのサイトに容易にアクセスすることができてしまいます。
特に、出会い系サイトでの犯罪は多く、子供が巻き込まれる被害も増えてきています。
子供を狙った犯罪も起きています。
・出会い系サイトや、ゲームなどにて、他人と知り合い、
個人情報や画像、金品のやり取り、実際に会って犯罪に巻き込まれることも。
自画撮り画像の流出、脅迫、児童買春・児童ポルノなども問題になっています。
・コミュニティーサイトで、誹謗中傷をかかれ、傷ついたりすることもあります。
・犯罪行為を行ってしまう(犯罪行為と知ってる、知っていないにかかわらず)
爆破予告、殺害予告といったことを面白半分で行ってしまう恐れもあります。
また、ネット上には違法な情報もあふれていますので、適切なフィルタリングも必要です。
・スマホは便器より汚い。小さい子の場合は病気になるかも・・・
(ある程度汚い環境にいて抵抗力・免疫力を高めたほうが良いという考え方もあります)
・電磁波(通信電波、Wi-Fi)の影響が心配。
スマホが子供に悪影響を及ぼすのは、使い方のルールを決めていないことが一番の原因です。
しっかりとルールを守れば、スマホから世界が広がり、様々な情報を得て、子供の毎日の生活が豊かになります。
親子で、スマホを使うためのルールを決めて守るようにしましょう。
難しいルールを決める必要はありません。
分かりやすく、守りやすいルールが良いでしょう。
年齢が上がるにつれて、または子供の成長に合わせて、随時ルールは見直していきましょう。
大まかには、この3つで大丈夫です。
逆に言えば、スマホを持たせるなら、このルールでも十分使っていけるように、子供は成長しているはずです。
あとは、実際にスマホを使いながら、
などを、その都度勉強していけば良いでしょう。
子供に任せるのではなく、親にも子供にスマホを持たせる責任がありますので、しっかりと関わっていきましょう。
スマホには、有害なサイトをブロックする、フィルタリング機能が付いています。年齢に応じて設定をしておきましょう。
また、危険な電話やメールを防いだり、個人情報が漏れないようにするなどのセキュリティ対策も、確認して設定しておきましょう。
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親としてもiPhoneを使っている場合が多く、馴染みやすいでしょう。
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