子供の習い事が多すぎて子供が習い事を嫌がる時の、対処法や、続けるもの、辞めるものを選ぶ方法・選び方、辞める時の上手な断り方をご紹介。子供が辞めたいといってすぐにやめると辞め癖がつくのかについてもみていきましょう。
一時期、保育園が終わった後に、習い事(おけいこ)の教室・スクールへ送迎してもらう「保けいこ」という言葉もささやかながら話題にもなっていました。体操・ピアノ・水泳・英会話といった習い事に近い内容もしてくれる私立幼稚園・私立保育園も人気があります。
2015年実施のベネッセのアンケートによると、小学校入学前の3歳で約30%、4歳で約48%、5歳で約71%、6歳は83%もの子供が習い事をしているのだとか。
この結果から、小学生ではおそらく90%近くの子供が習い事をしていると思われます。
ご覧いただいている方の中には、うちの子はほぼ毎日何かしらの習い事へ行っている!なんていう方もいらっしゃるのではないでしょうか?
周りの子がやっているから・・・私(親自身)もその習い事やってたから・・・
特に都市部の保育園・幼稚園に多いのですが、スペースの関係上、園庭が狭いのと、汚れ・けが・暑さや寒さを気にしてあまり外遊びをさせない所も増えてきています。そのため、家に帰ってもずっと元気なまま…親としては身が持たない…
習い事で体力を使ってほしい! 日頃の運動不足を解消させたい!といった理由でどんどんと習い事が増えてしまったという場合もあるそうです。
幼児期・小学生のうちに学業・スポーツ・芸術などの習い事は、才能を開花させたり、伸ばしたり、自信がついたり、練習の習慣が身についたりと良いことが多いですよね。
でも・・・子供により、習い事が多すぎると通うのを嫌がる場合も出てきますよね。そんな時の習い事を選ぶ方法(取捨選択)と、辞める時の断り方を見ていきましょう。
例えば、その子にとって好きな習い事であれば、たとえ多くても嫌がることはないはずです。
嫌がる原因として多いのは、
などがあります。
習い事を嫌がった時、嫌がる原因を見つけて、
【解決できそうであれば解決する】と、
嫌がらずに通い続けることができます。
これですが、【子供にあっていない・興味がない可能性】もあります。
初めて間もない場合は、少し様子を見てもよいかもしれません。できるようになったり、ほめてもらえると面白くなることもあるからです。先生やおうちの方が、ほめてくれることでも面白くなります。
この習い事をすると、学校で「早く走れる・いい成績が取れる」と説得する方法もあります。
賛否両論ありますが、
**ができたら・**で賞をとったら、試験やテストでいい点とったら
ご褒美をあげる方法も有効です。
いろいろ試してみて、
長い間面白さを見つけられず、つまらないと言っている場合は、
【辞めてほかの習い事】をさせるのもよいかもしれません。
自宅で、【予習復習や練習】をして、追いついていけるようにしたり、
同じ習い事の教室・スクールで【もう少し簡単なクラスや、教室に移動】してもらう
【子供のレベル】に合った習い事の教室・スクールに変えてみる
担当の先生以外の事務の方や、もっと塾長・スクール長などのえらい方に理由を伝えて、【先生に間接的に注意】してもらったり、【先生自体を変更】してもらえるよう相談するのもよいでしょう。
ストレートに言うよりも、どうも合わないみたい・・・とやんわりというのもよいかもしれません。
ただ、この方法では、先生たちとの関係が悪くなる可能性もあります。その際は思い切って教室・スクールを変えてしまいましょう。
そもそも、このような相談をしただけで対応が悪くなる場合は、教室・スクール自体に問題があり、今後もトラブルが起きる可能性も高いので、【早めに辞めたほうが無難】です。
習い事にはいろいろな子が来ますので、嫌な子がいることもよくありますよね。
ちょっかいをかけてくる、いじめてくるなどがある場合は、【先生に相談すると改善される】こともよくあります。
どうしても改善しない場合は、思い切って教室・スクールを変えてしまいましょう。
学年末が近いのであれば、その子が辞める可能性もあるので、【そこまでは続けて頑張ってみる】のもよいでしょう。辞めないことが判明したら、思い切って教室・スクールを変えてしまうのもよいかもしれません。
あまりに、習い事が多すぎる場合は【減らしてみる】のもよいかもしれません。
また、【お友達と同じ教室・スクールに通う】ことで、習い事自体が遊びとなって、楽しく続けることもできることもよくあります。
また、時間がない分、スクールへの移動時間に宿題をやるなど、
時間を効率的に使う工夫をして、【遊べる時間・自由時間を作っていく】のもよい方法でしょう。
いろいろなことにやる気がないお子さんもいるとは思いますが、自分が好きなことをやりに行く場合は、行くことやることに意欲的ではないでしょうか?
【面白さのある習い事や子供が興味がある習い事に変更する】のもよいかもしれません。
これも多くの親が悩む、悩みの種ですよね。幼稚園・保育園・小学校などで元気よく遊んできた後で、習い事に行くときにはもう元気がなかったりする場合もあります。
習い事に入りたての場合は、まだ体が慣れていないという場合もあります。何回も回数いくうちになれる場合もよくありますので、【少し様子を見る】のもよいでしょう。
中途半端に眠ると、眠気が、習い事まで引きずる場合もありますが、習い事に行くまでの時間や、車の場合は、移動中に【少しだけ仮眠をとらせる】というのも一つの方法です。短時間の仮眠で元気になる子供も結構いますよ。
先生に直接言いづらい場合は、事務の方に言うのもありです。
・学校(幼稚園・保育園)が部活や行事で多忙になり、続けていくことが難しくなりましたので〇月でやめさせていただきたいです。
・(スポーツなどの場合)受験勉強のため、〇月でやめさせていただこうと思っています。
・仕事が忙しくて送迎をすることが難しくなりましたので、〇月でやめますので、よろしくお願いします。
・ほかの習い事の時間が変更となり、重なってしまうため、〇月でやめようと思っています。
(この場合、他の枠を案内される可能性はあります。)
・〇〇部にて帰りが遅くなるため続けるのが難しくなりましたので、〇月でやめさせてください。
・部活や他の習い事が忙しく、息子(娘)と話し合った結果、〇月でやめようと思っています。
・この度、家庭の事情で続けることができなくなりました。突然で申し訳ございませんが〇月一杯にてやめさせていただきたいと思います。
・部活動やほかの習い事が忙しくなり、スケジュール的にも難しくなってきたために、〇月に行われる発表会をもってやめさせていただけますでしょうか?
・主人が転勤し、引っ越すこととなりましたので、〇月をもってやめさせていただけますでしょうか。
・(〇ヶ月の間・〇年間・短い間)でしたがお世話になりました。ありがとうございました。
・大変お世話になりました。おかげさまで学力(体力・技術)もアップすることができました。
またお世話になることもあるかもしれませんが、その時はまたよろしくお願いいたします。
・今までお世話になりました。本当にありがとうございました。
・皆さんと一緒に学ぶことができて本当に良かったです。ありがとうございました。
親としては、子供が習い事を辞めたいといっても、やり遂げる力・続ける力・忍耐力を身に着けてほしいので続けてほしいところですよね。辞め癖がつくかどうかは、辞める時の理由や、性格によると思います。
本当に先生や、レッスンの内容、通っている生徒に【ひどく】問題があるといった場合には、先生に相談し、それでも改善されなくて、やめる場合は、やめ癖は心配しなくてもよいと思います。たまたま運が悪かっただけと思いましょう。
ただ、子供が多少我慢すれば大丈夫な場合に辞めさせる場合は、やめ癖が付きやすいです。ちょっと先生が嫌、ちょっとつまらない、ちょっと嫌な子ができたら、もう辞めたい!と言い出すようになってしまうからです。
子供自身も、ちょっと嫌ならやめたい!と言えばすぐにやめさせてもらえると学習してしまうのです。
性格的に、あれヤダ!これヤダ!という子供もいますが、その場合はただワガママで言っているのか、本当にその習い事に問題があるのか、親が判断するとよいでしょう。
子供の我慢が足りないだけだった場合に安易にやめさせてしまうと、辞め癖がついてしまいます。
まず大事なのは、体験レッスンを必ず受け、子供とよく話し合ってから、習い事を決めることが重要です。
子供がつまらない。興味ない。先生が嫌。ほかの生徒が嫌というのを感じているのであれば、
無理に入れないほうがよいでしょう。
子供が体験レッスンを受けて、この習い事やりたい!と思って入れば、辞めたがる可能性も大幅に減ります。