レゴスクールのプログラミング体験レッスンのレビューブログ。口コミや体験レッスン料金や入会金、総額費用、体験レッスンの様子や新コース「ワールド・コーディング」の詳細も紹介。
レゴ®スクールとは?
レゴ®スクールは、幼児から小学生を対象に、子どもたちの発達段階に応じた学年別カリキュラムと、アナログとデジタルのレゴ教材を活用して、STEAM-科学・テクノロジー・工学・アート・数学-の力を身につけ、遊びながら学び(Playful Learning)、作ることで学ぶ(Hands-on Learning) 教育で子どもたちの自信を育むスクールです。
レゴブロックは小さい子供から大人まで簡単に組み立てることができるブロックで、3歳から9歳までカリキュラムが用意されています。
レゴスクールは日本全国に広がって開校しています。
我が家の近くにもレゴスクールができ、プログラミング大好きな子供が通いたがっていたので体験教室に行ってみることにしました。
きっかけは、レゴスクール入口に置かれたチラシです。
レゴスクールの体験教室を受講するベストな時期ですが、
1~2月がベストな時期になります。
レゴスクールの各クラスのカリキュラムは4月から始まります。例えば6月ごろ入会しても、4月~5月のカリキュラムを受けることができないので、4月から入会するのが一番ベストなタイミングなので、4月入会のために1~2月中に体験をして、3月中に入会申し込みをする必要があります。
3月ごろでも体験&入会はできますが、人気のあるクラスは定員がいっぱいになっている可能性があるので、入会を考えている場合は早めに体験を受けて入会しましょう。
レゴスクールの体験を申し込む方法は、
ネット申し込みはスクール側がメールを確認してから、メールか電話で返信があるので申込みを完了するまでに時間がかかります。
急いでいる時は、希望する教室に電話をして体験希望を伝えると良いでしょう。
体験教室が開催されている日はクラスにより決まっています。子供の年齢で体験できるクラスと日にちを教えてもらい、相談して体験日の予約をとることができます。
今回は、電話で予約を取りました。
子供の学年を伝えると、
を教えてくれました。
うちの子供(小学校低学年)の希望は
という事を伝えたところ、いくつか受講できるクラスの中から
ワールド・コーディング
という新設されるクラスを勧められたので体験を申し込みました。
実はより高度なロボットプログラミング「ワールド・ロボティクス」を希望していたのですが、「小学校低学年は1年以上受講していないとこのクラスはできない」と言われました。
そして、入会する場合は、他の習い事と入会できるクラスのスケジュールが合わなければ入会はできないので、クラスの空き状況と受講できる曜日も確認したら、曜日や時間を詳しく教えてくれました。
最後に、体験レッスンの料金の支払いについて説明がありました。レゴスクールの体験教室は基本的に有料(3000円+税)です。
「クレジット払いでお願いしたいので、クレジットカードを忘れないでください」
と言われました。(支払方法は各教室で異なる可能性がありますので、予約時に確認すると良いでしょう)
ウキウキする子供と一緒に、10分前ぐらいにスクールへ到着しました。
もちろん事前にトイレを済ませました。
スクールでは受付スタッフさんが笑顔で迎えてくれました。
スクール内は楽しそうなレゴの内装で、レゴブロックで自由に遊べるスペースもあります。
最初にクレジットカードで体験料金を支払い、教室の資料をもらいました。
「クレジットカードもっていません」という他の家族がいて、スタッフさんは「えっ」と一瞬なりつつ、なんとか現金で支払いできたようでした。
もし、どうしても現金で支払いたい場合は、予約の段階で「どうしても現金払いが良い」と伝えておけば、教室側も準備ができたと思います。
その間、教室内ではインストラクターの先生が準備をしていました。
体験の時間になり、子供たちだけ教室に入っていきました。保護者は教室内が見えるロビーで待機です。
体験時間は約50分ぐらいです。(体験時間はクラスで異なる可能性があります)
子供たちが体験している間、保護者向けに教室の説明がありました。
ワールド・コーディングクラスとは、2020年4月から新設されたクラスです。
ワールド・コーディング専用レゴブロック「spike」(スパイク)とプログラミングソフト「スクラッチ」を使ってミッションをこなしながら、学んでいきます。
↑子供でも簡単にプログラミングができる言語「スクラッチ」パズル感覚でプログラミングできます。日本語対応です。
↑ワールド・コーディング専用レゴブロック「spike」 子供でも取り扱いやすいカラフルなレゴブロックとモーターなどが入っています。
主にワールド・コーディングの特徴は、お店屋さんをプロデュースするように課題をこなしていくようです。
今回の課題は「遊園地のメリーゴーランドを作ろう」
インストラクターは簡単なレッスンの指示とアドバイスだけで、基本的に自分の考えで作り、失敗して解決方法を考えるというレッスンです。
クラスメイト同士で相談しても良いそうです。
レッスン時間内で試行錯誤して課題をクリアーして、家で復習するそうです。
ワールド・コーディングクラスの詳細をまとめるとこんな感じです。
対象年齢 | 小学2・3年生以上 |
---|---|
クラス定員 | 1クラス8名まで |
レッスン回数 | 90分×月2回 |
レッスン振り替え | ○ |
受講期間 | 4~3月の2年間 |
宿題 | なし |
入会金 | 10000円+税 |
---|---|
レッスン料 | 月12500円+税 |
教材費(レゴブロックspike) | 45800円+税 |
教材費(ワークブック) | 5000円+税 |
入会時費用合計 | 73300円+税 |
このレゴブロックの指定教材は購入が必須ですが、レッスンでは使用しません。
「レゴブロック教材は持ってくると重たいので、レッスンは教室にある物を使います。購入したものは自習用です」
と説明がありました。
レッスンで使用しない高額な教材について質問してみました。
つまり、自習しないのなら45800円はまるまる無駄になるわけです。レッスンで使うのなら購入は仕方ないと思いますが、レッスンでは使わない高価な物を強制購入とは…驚きです。
レッスン料金も月二回で12500円なので、他の習い事に比べると高く感じます。(さらにクラスは最大8名なので、最大定員の場合、先生の目が行き届いているか、サポートしてもらえるか不安に感じます)
先生は基本的には課題の解き方は教えてくれません。質問がなければ黙って見ているだけです。それは、自分で考えて解決する力を養うためのようですが、レッスン料金も割高に感じてしまいました。
親から見ると遊んでいるように見えるレッスンですが、これが子供の将来のためなら仕方ないと考えるか、高いからもったいないと考えるかは、人それぞれあるようです。
嬉しいのはレッスン振替制度があること。急な病気の休みでも、空きがあるクラスに振り替え可能だそうです。
レッスン中の子供の様子ですが、今回は学年が異なる3名の男の子が参加。どの子もレゴブロックが大好きのようです。
最初は先生の指示に沿って、パソコンを操作したり、レゴブロックで組み立てたりします。緊張気味な子供たちでしたが、徐々に楽しそうに組み立てています。
スクラッチの操作の仕方は最初に説明がありましたが、基本が分かればアドバイスはなくなります。
ちなみに、教室とロビーの間は扉があるものの、窓にガラスがないので教室内の会話は聞こえます。
↑窓に置かれたレゴのロボット
みんな組み立てに夢中で会話は少なめです。組み立て→動作確認→改良の繰り返しで課題クリアーを目指します。
↑パソコンでプログラミングする子供。マウスの操作ができれば簡単にスクラッチが操作できます。
最後は、自分たちが作ったメリーゴーランドを発表して終わりです。
↑子供の作品。メリーゴーランドなのでくるくる回ります。周る速さ、時間などスクラッチで命令を作りました。
終わると保護者も教室に入ることができます。
先生は、
「みんなパソコンに慣れていてスムーズにレッスンが進みました」
と簡単なフィードバッグがありました。
子供の感想は
「楽しかった~~~」
と大喜びでした。
レゴスクールの体験後は無理な勧誘はありませんでした。
もし、入会希望の場合、どうしたら良いか質問しました。
「入会希望の時は、こちらの教室にお電話ください。手続き方法などご説明します」
とのことでした。
空きがあるクラスの曜日や時間を教えてもらい、帰ってから考える事にしました。
「空き人数が残りわずかなので、決まりましたらお早目にご連絡ください」
とおっしゃっていました。
入会を希望するときは電話をすると希望のクラスに登録してもらい、必要書類を作成、費用の振込など案内があると思います。
自宅に帰った後、子供にレゴスクールに入会したいか聞いたところ、
「やりたい!!」
と返事がありました。
私も、教室で見ている時は、楽しそうだし、役に立ちそうだから入会すると良いかなと思いましたが、いろいろ気になる点が見えてきました。
●先生は、もうちょっと作品が良くなるようにアドバイスしてくれても良いのでは…
●ちょっとうちの子供には簡単すぎるかな…(スクラッチを独学で使いこなしているので、課題が簡単だったようです)
●クラスが最大8人とは、高額なレッスン代の割には人数が多すぎるのでは…
という理由で、今回はレゴスクール入会は見送りました。
1週間後、レゴスクールから入会確認の電話がありました。
「もう少し考えます」
と答えたのですが、それ以降は電話はありませんでした。
しつこい勧誘がないのはありがたいです。
今回、プログラミングに慣れているうちの子供のレゴスクール入会は見送りましたが、レゴスクールは、
という子供におすすめの習い事だと思います。
宿題がないため、親の役割は送り迎えとレッスン代の支払いだけなので、親は結構楽な習い事です。
うちの子供は年齢の割には独学でパソコンを使いこなすことができるので、学年でクラス分けされているプログラミング教室は向いていないことを悟りました。
しかし、子供はもっとプログラミングを習いたいと言うので、マイペースに自宅学習できるプログラミング教材を探しました。
↑自宅できるレゴブロック「マインドストーム」を使ったプログラミング学習もあります。レゴブロック教材+テキストが入っています。教材費のみで、月会費などはありません。
自分のペースでレゴスクールのようなプログラミング学習ができます。
レゴスクールでは物足りないプログラミング大好きな子供のために自宅でできる教材を探しました。
と言う条件から選んだ教材はこちら!
アーテック (Artec) ArTecブロック ロボティストシリーズ アドバンス
アマゾン価格 ¥28,064(2020年3月現在)
こちらはアーテック社のプログラミング教室で使用されている教材と同じものになります。
ロボットやライントレースカー(黒い線をたどって走る車)など8種類以上の課題に取り組む事ができます。
この教材には説明書は付いていません。アーテックのホームページで説明書とテキストを見ることができるます。
テキスト通りに進めていけば、組み立て可能です。説明が丁寧なので、分かりやすいので、小学校高学年ぐらいならば一人でできると思います。
プログラミングはスクラッチベースのソフトで行います。ほぼスクラッチと同じなので、スクラッチに慣れている子ならば問題なく操作できます。
ブロックの組み立てはレゴブロックよりも少し力がいるので、小学校低学年の子供は時々難しいようです。
思った通りに動かない→原因を考える→いろいろ試してみる→できた!→もっと凄いものにしよう!
という流れで楽しそうに学んでいます。
先生はいないので、自分の力で考え、本当に困ったら親が一緒に考えるようにしています。
完成した時はとても嬉しそうです。
初めて作った信号は本格的で、凄い教材があるなと感心しました。慣れてくると、オリジナル作品も作れると思います。買ってよかったです。
アーテックが終わったら、次はこちらを購入したいです。
レゴのマインドストーム!
レゴスクールに似たカリキュラムを家庭で学習できる習い事があります。
Z会のプログラミング教室!
レゴブロックを組み立てて、タブレットでプログラミングして作品を動かします。
プログラミング不慣れな親でもわかりやすく書かれた保護者向けテキストもあるので子供をサポートできます。
カリキュラムごとにウェブテストがあるので、子供がちゃんと理解できているかわかります。
月々のレッスン代もレゴスクールよりもお得です。
教材費 27,951円(税込)(テキスト、レゴブロック)
レゴスクールの場合は、
半額以下でレゴブロックのプログラミングを学習できます。
家庭で学習するため、
×親のサポートが必要
×だらけてしまう可能性がある