子供が一人で寝るのや、一人でお風呂に入る時期、一人で遊びに行くのは何歳位からが一般的なのかご紹介いたします。
日本では、子供が小さい頃は親子で一緒に寝るのが当たり前になっています。しかし、欧米では早い時期から子供を一人寝させています。
理由としては、
と言われています。
欧米では子供が18歳を過ぎると、家を出て自立して生活するという国が多くあります。早くから自立心を育てようとするのも分かりますね。
また、夫婦の時間をとても大切にしていて、夫婦でお出かけして、子供はベビーシッターや祖父母に預ける、ということが一般的です。日本でもそういう考え方をする夫婦が少しずつ増えてきているようです。
日本では幼児期はまだ一緒に寝る家庭が多いようです。
その理由として、
などがあります。
特に幼児期は、保育園や幼稚園などの共同生活をするため、よく病気になり、体調が安定しません。吐いたり、咳き込んだりと、一緒に寝ないと心配ということもあるでしょう。
かわいい子供と少しでも長くいたい!という理由も多くあるようです。
みなさんは、どれくらいから一人寝をしているのでしょうか?
アンケート調査の結果がこちらです。
小学校低学年から一人寝をすることが多いようです。
早い家庭では、0~6歳の一人寝しているというケースも2割ほどいます。遅くとも中学に入るまでには一人寝を始めているようです。
欧米の考え方が少しずつ浸透してきているようです。ただ、個人差もありますので、子供の様子を見ながら、一人寝を始める時期を決めたいものです。
子供は水の深さが5センチでも溺れる恐れがあります。また、お風呂場は滑りやすく、転倒の危険もあります。
特に幼児期は、お風呂で潜ったり、椅子に乗ったり、浴槽のふちに登ったり…と、お風呂場は遊び場でもあります。
一人でお風呂に入る時は、しっかりと注意して様子を伺っておく必要があります。
アンケート調査の結果がこちらです。
小学生から一人でお風呂に入ることがほとんどのようです。
幼児期には親と一緒にお風呂に入り、体の洗い方などを覚えていき、体の変化に気付き出す9~10歳ごろから、一人でお風呂に入るパターンが多いようです。
7~8歳、または未就学児の場合は、弟や妹が生まれたのがきっかけだったり、お兄ちゃんお姉ちゃんの影響だったり、お友達が一人で入っているのを聞いて、という理由が多いようです。
お風呂は親子のコミュニケーションの場でもあります。
無理に一人でお風呂に入れるのではなく、子供のやる気を見ながら考えていきたいですね。
家から出ると危険は幾らでもあり、探し始めると、きりがありません。
例えば、公園に一人遊びに行く時、道のりでの交通事故や、誰か知らない人に声をかけられないか、遊具から落ちないか、友達とけんかするのでは…。など危険がいっぱいですね。このようなことを心配して、なかなか一人遊びさせられない場合も多いようです。
もちろん、マイナス面だけでなく、プラス面もたくさんあります。
プラス面とマイナス面を、しっかりと理解しておくことが大切です。
一人遊びする時期のきちんとした統計はありませんが、
独自調査の結果、初めて遊びに行かせるのが多い学年は小学校2年生から。
次いで、小学校1年生から、小学校3年生以降、幼児期後半でした。
小学生になると、自分で学校に行くようになり、それを機に一人で遊びに行かせることを考える親御さんが多いようです。ただ1・2年の頃はまだ、一人で遊びに行かせると事故や事件にあわないか不安なようです。
そのため、安心して遊びに行かせられるのは小学校3・4年(小学校中学年)頃が多いようです。
もし、まだお子さんが一人遊びデビューしていないようでしたら、これからご紹介するような感じで、段階を踏みながら行うことをおすすめします。
・3~4年生…親から離れて、本格的に一人で遊びに行っても大丈夫でしょう。小学校でも自転車に乗る時の交通ルールを教える時期でもあります。
・5~6年生…自転車で多少遠くに行っても大丈夫です。中学校も目前です。様々な場所に一人で遊びに行くことも大切な勉強です。
一人で遊びに行く時に大切なことは、その時期に応じてルールを決めることです。
場所、帰宅時間などを親に伝えて遊びに行くことは、基本のルールです。
他には、
ルールは親と子供で話し合って決めると良いでしょう。
上記にあるように、それぞれの時期での行動などを参考にしながら、一人で遊びに行く時期は、子供の成長具合を見ながら決めていきましょう。