ADHD(注意欠如多動性障害)子供特徴別の接し方対応の仕方をご紹介します。良くない対応・NGな対応についても。子供でも大人でもADHDである場合「落ち着きがない」「すぐ忘れる」「ぼんやりしている」などはなかなか周りに理解されないことも。ADHDの症状を悪化させないような対処法をご紹介します。

幼児、子供

「不注意~うっかり忘れてしまう」という特徴の場合の接し方・対応の仕方

ADHDの「不注意」の特徴
悪気はなくても色々なことを「うっかり忘れて」しまい、お友達、職場での人間関係が悪くなることも。

・約束を忘れる
・借りたことを忘れる
・人の気持ちを感がることを忘れる
・大事なもの(持ち物)話忘れる

どんなに注意して忘れないように気を付けていても、ささいなきっかけで忘れてしまいます。

ADHDの「不注意」の特徴への接し方・対応の仕方
・細かくメモに書いて目につくようにする
・忘れないようにこまめに声をかけてあげる
・忘れてしまっても、ADHDのせいなので責めないことが重要です。

★良くない対応・NGな対応
忘れてしまったことを責めてしまうのはあまり良くありません。
忘れてしまった本人も、忘れてしまったことにショックを受けているはずです。

「ぼうっとしている」という特徴の場合の接し方・対応の仕方

ADHDの「ぼうっとしている」特徴
話を聞いているのか聞いていないのかわからない様子があります。

・話を聞いていても他に気が向いてしまい、集中できない。
・何かをしていても他に気が向いてしまい、集中できない。
・やらなければいけないことをなかなかはじめられない。
・簡単な作業を続けられない。

ADHDの「ぼうっとしている」特徴への接し方・対応の仕方
・覚えやすいように、習慣付けをする
・開始時間を決めるなどルールを決めると物事が始めやすくなります。
○時に宿題、○時にお風呂など、時計も近くに置いてやらないといけないことをわかりやすくしてあげましょう。

★良くない対応・NGな対応
・なかなかやれないことを「遅い!」「早くして!」などと責めないようにしましょう。
やりたくてもできないので。

子供のADHD(注意欠如多動性障害)

「整理整頓ができない」という特徴の場合の接し方・対応の仕方

常に散らかっているのは性格のせいだけでなくADHDの特性でもあります。

・ランドセルの中、机の中がぐちゃぐちゃ。
・あっという間に散らかってしまう。
・大事なものをなくしてしまう
・物事を段取り良くできない

ADHDの「整理整頓ができない」特徴への接し方・対応の仕方
・物を無くさないために「物の置く場所を決める」
収納しやすいように引出しをつかうなど工夫をします。
・一気に全ては難しいので、少しずつ片づけられるよう声をかけていきます。
・一人でやるのが困難な場合、手伝ってあげるとよいでしょう。

物をしまう所に何を入れる所がしるしをつけるなど、工夫をしてあげましょう。

★良くない対応・NGな対応
「そんなこともできないの?」「だらしがないね」などは禁句です。

「衝動性~思ったことをすぐに言う、考える前に行動」という特徴の場合の接し方・対応の仕方

・衝動的に行動してしまう。
・思ったことをすぐに言ってしまう。
・考える前に行動してしまう
・順番が待てない。
・危険を予想して行動できない。
・集団行動が難しい
・相手を傷つけてしまうことも

ADHDの「衝動性~思ったことをすぐに言う、考える前に行動」特徴への接し方・対応の仕方
・相手を傷つけてしまったらすぐに謝るようサポート
・行動前に一息ついて良いか悪いか自分で考えられるようサポート

★良くない対応・NGな対応
・「なんでそんなことをするの?」と責めるのはNG。
(反省はしますが、反省したこと自体忘れてしまうことも多い)

多動性

「多動性~常に動く、話し続ける」という特徴の場合の接し方・対応の仕方

・じっとしていられない
・常にうろうろ、きょろきょろしている。
・元気すぎる、常にはなしている。
・ずっと動いている。
・いらいらする。

ADHDの「多動性~常に動く、話し続ける」特徴への接し方・対応の仕方
・無理に抑え込むのは良くないです。
・何かをやるべきときは我慢してもらう
・自由時間には思いっきり好きなことをさせる
・宿題や勉強中でも、途中で休憩として自由に動き回れる時間を作ってあげる
・おしゃべりが止まらない・声が大きい場合は軽く注意。

★良くない対応・NGな対応
・「うるさい!」
・「じっとしていなさい!」はNGです。
言っても効果はほとんどありません。

「いろいろ思いついてしまう」という特徴の場合の接し方・対応の仕方

・他にやりたいことをひらめいてしまう
・あれこれ手を付けてしまい、最後までやれない。
・人の話に集中できない。
・授業中、テスト中に落書きをしたり、違うことをしてしまう。

ADHDの「いろいろ思いついてしまう」特徴への接し方・対応の仕方
気が散る物が目に見えないと集中しやすくなります。
勉強場所に余計なものを置かないなど。
気が散ってしまったら、今やらなくてはいけないことを教えてあげましょう。
今やらなくてはいけない事をリストにして、見える所に貼っておくとわかりやすいです。

★良くない対応・NGな対応
「集中しなさい!」とただ注意するのはほとんど効果がありません。

「いつも間違えてしまう」という特徴の場合の接し方・対応の仕方

・文字や、やることを間違える
・書くところを間違える。
・聞き間違える。
・勉強も間違えて覚えてしまう。

ADHDの「いつも間違えてしまう」特徴への接し方・対応の仕方
・見直しを習慣づけましょう。
・間違えていたら、根気よく間違いを教えてあげましょう。

★良くない対応・NGな対応
間違えていることを責めたり、ただ頑張れと励ますのはプレッシャーを与えてしまうだけです。

「こだわりが強い」という特徴の場合の接し方・対応の仕方

・「自分中心」と周りから思われがちな行動をする。
・ルール違反は許せない。
・自分がしたいこと、決めたことを優先する。
・人の気持ちがわからない。
・いつまでも気になる。

ADHDの「こだわりが強い」特徴への接し方・対応の仕方
・落ち着かせるように優しく声をかける
・こだわりが出ても無理やり辞めさせず、納得できるように導きましょう。

★良くない対応・NGな対応
わざとやっているのではなく、ADHDのためなので
・「相手の事を考えなさい!」はNG。
・自己中心だからといって仲間外れにしてしまうのも良くないです。


どんなタイプでも、悪気があって失敗しているわけではありません。
「なぜそうしてしまうのか」本人も悩んでいることもよくあります。

自分のしたことが何故いけないのか、分かるまで教えてあげましょう。


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