ADHD(注意欠陥多動性障害)の子供問題が減る親の接し方サポート方法をご紹介します。

ADHDの子供「やらない」のではなく「できない」ことで毎日の生活で問題行動を起こしてしまいます。
親が正しい接し方や声掛け、サポートすると少しずつ「できた!」「できる!」が増えていきます。

監修|りふれ整体院 整体師 清水

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ADHDの子供の行動パターンと接し方・サポート法は?

部屋の片付けができない(散らかしっぱなし)

ADHDの子供は、片付けができません。

理由は、

・片づけなければいけないと分かっているが、どう動いたら良いかわからない
・片づけようと思っていたが、他の事に気が向いてしまい、片づけることを忘れた
・ぐちゃぐちゃでも気にならない
・やりたくない

ADHDの場合、ぐちゃぐちゃに散らかっていることはわかっていますが、どうしたら整頓ができるかわかりません。

そこで、「早く片付けなさいと言ったのに!」と叱ってしまうと、子供はどうしたら良いかわからずに、ますますどうしたら良いかわからなくなってしまいます。

親の接し方、サポート方法

●一緒に片づけてあげる
小さい頃は一緒に片づけをしていたけれど、大きくなったら「もう大きいのだから」と子供一人に任せがちです。

しかし、片付けの仕方が分からないままなので、子供はできません。

では、根気よく一人でできるようになるまで、一緒に片づけてあげましょう。

なるべく親が一人でやってしまうのではなく、子供がメインでサポートする感じで手伝いましょう。

「ボールはあそこの袋に入れてね」
「この本はあそこの本棚だよ」
と場所やしまい方を教えてあげましょう。

他の事に気が向いてしまったら、
「まだお片付けの途中だよ」
と教えてあげましょう。

そして、全て片づけ終わったら、ほめてあげましょう。


●しまう所に印やメモを付ける
どこに何をしまったらわからない場合、引出しやおもちゃ箱に子供が分かるようにメモを付けてあげましょう。

まだ文字が分からない子供には、しまう物のイラストや綺麗に片づけられている状態の写真を貼っておくと、「その通りに入れればよいのだ」と分かります。


●明日の学校の準備を一緒にやる
ADHDの子供はランドセルの中がぐちゃぐちゃになりがちです。

明日の準備ができていない、貰ったプリントがランドセルの底で丸くなっている、筆箱の中がぐちゃぐちゃなど。

そこで、何年生でも自分でできていないうちは、できるようになるまで一緒に明日の準備をしましょう。

まず、お土産の菓子箱ぐらいの箱を用意して、「プリント入れ」と書きます。

ランドセルの中にあるプリントは、帰ってきたらすべてそこに出してもらいましょう。

教科書もいったんすべて出して、明日の教科を一緒に確認しながら入れていきましょう。

筆箱の中も一緒に確認して、綺麗にしましょう。

そのうち、自分でランドセルの中が余計な物に溢れないようになっていくでしょう。

宿題を何度言ってもやらない

何度注意しても宿題をやらないというのは、どんな子供でもある困った行動のひとつです。

やらない理由は大きく4つあるようです。

・宿題よりもやりたいことを優先してしまう
・宿題をやっている最中に、他のことが気になり気が散ってしまう
・宿題があることを忘れてしまう
・学校の授業に集中できないため、そもそも宿題が何かわからない

親の接し方、サポート方法

●宿題を一緒にやる
まず、宿題があるか、子供と一緒に連絡帳を確認しましょう。

宿題があるのなら、一人でできるようになるまで一緒に取り組みましょう。

わからないからやりたくない可能性もあるので、分からない場合はヒントをあげてサポートしてあげましょう。


●何よりも宿題を一緒にやる
子供は宿題よりも、楽しいことを先にやりたいと考えています。

しかし、先にやりたいことをやってしまうと、宿題を忘れてしまったり、やる気がなくなってしまいます。

宿題よりも先にやってはいけないことは

×おやつ
×遊びに行く
×ゲームや遊び
×テレビをつける

これらは宿題が終わるまでやってはいけないと声をかけましょう。

早く遊びたくて急いで宿題をやるようになるでしょう。


お友達に乱暴してしまう

最も悩まされるのが、お友達に手をあげてしまうなど、乱暴をしてしまうことです。

まだ3~4歳ぐらいの子供は自分の気持ちを言葉に出して伝えることができずに手を出してしまうことはあります。

ADHDの子供は感情をうまくコントロールすることが難しいので、怒りだすと暴れ出したりしてしまいます。

親の接し方、サポート方法

感情をコントロールできるようにすることが大事です。

すぐにはできませんか、根気よく教えてあげましょう。

・頭ごなしに怒ってしまっては逆効果です。
・「悔しかったんだね」「嫌なことされたから怒ったんだね」と子供の気持ちに共感してあげましょう。
・共感して子供の気持ちを理解したのち、叩いてしまう事はいけないことだと教えてあげましょう。
・叩かずに我慢できた時は褒めてあげましょう。


落ち着きなく動きまわる

授業中、じっと席についていられないのはADHDの特徴で、幼児の時から集団行動で合わせて行動することが苦手です。

いろいろ気になって気が散ってしまう、不安やストレスなどが原因でじっとしていられません。

親の接し方、サポート方法

●落ちつける環境作りをしましょう
おもちゃや楽しそうな湯具、本、テレビなど、気になる物があると気が散漫になってしまい、落ち着きが保てません。

遊んで良い時間以外は気が散る物は見えないようにしましょう。

集団行動が苦手でストレスを感じている場合は、担任の先生に相談し、少し離れた場所に座らせるなど落ち着ける配慮をしてもらいましょう。


●思いっきり体を動かす時間を作りましょう
元気が有り余って仕方ない時は、公園や体をいっぱい動かせる所に連れて行き、思いっきり遊ばせてあげましょう。

ストレスが解消できてうれしいはずです。

忘れ物が多い

ADHDの場合、ワーキングメモリーという記憶に関する機能不全があります。

頑張って覚えていようとしても、記憶を引き出すことができないので、物や約束を忘れてしまいます。

そのため、大人になっても「忘れ物が多い」「時間を守れない」「やる気がない」と、社会で適応できずに困ってしまう事があります。

親の接し方、サポート方法

忘れて困らないようにサポートしてあげましょう。

●忘れてしまっても叱らない
忘れてしまう事は仕方のないこと。

子供は自分が大事な事を忘れていたことにショックを受けているのに、親から叱られたらますます傷ついてしまいます。


●予定をメモに書いて見える所に貼る
「8時に学校へ行く」「5時に歯医者に行く」など、忘れてしまうと困ることをメモして貼り付けてあげましょう。

時計を見ることを忘れていたら、こまめに声をかけて教えてあげましょう。


●持ち物、宿題などメモに書いておきましょう
明日の持ち物、宿題など、メモに書いて見えるとこに貼っておきましょう。

こまめに声掛けもしてあげましょう。

忘れずにランドセルにしまう事ができたら褒めてあげましょう。


●メモをするクセを付けさせる
文字が書ける、自分でスケジュールを管理する年齢になったら、忘れてはいけない大事なことは自分でメモをして、決まった見える所に貼っておくようにしましょう。

メモすることで記憶しやすくなり、目につく事で思い出しやすくなります。

声が大きく、いつもしゃべっている

・場に合った声のボリュームで話すことができない・
・話が止まらない
・話したいことばかり話す

などは、ADHDの特徴なのですが、周りからは「空気が読めない」と思われてしまいます。

親の接し方、サポート方法

●教えてあげる
状況がうまく読めず、声のボリュームもうまく調整できていないのげ原因なので、教えてあげましょう。

「ここは病院だから、今は静かにしようね」
「ちょっと声が大きくて皆がびっくりしてるから、小さくしようね」

など、分かりやすく教えてあげましょう。


●話してはいけない場所、状況など根気よく教えてあげる
大きな声で話してはいけない場所や場面が来たら、その都度教えてあげましょう。

まし、静かにしないといけない場所に行く場合、行く前に教えてあげましょう。

静かにできたら、「よく静かにできたね」と褒めてあげましょう。

子供のADHD(注意欠如多動性障害)

ADHDの子供との接し方のポイント

どんな子供も、叱られればショックを受けて怒られたことしか覚えていません。

褒められれば、嬉しくて褒められたことはしっかりと覚えることができます。

ADHDではない子供が簡単にできることは、ADHDの子供は簡単にできません。

やる気がないわけでもなく、できないのでADHDの子供は傷ついていることがあるので、根気よく、できるようになるまでどうしたら上手にできるようになるのか、困難を克服でき量になるのか教えてあげましょう。

●できたらいっぱいほめてあげましょう
●できなかったら、何かいけなかったのかわかりやすく教えてあげましょう
●苦手なことを、少しでも乗り越えていけるように手助けしてあげましょう
●一人で頑張らず、相談できるところに相談して、親もサポートを受けましょう

家族だけでは大変だと思いますので、児童相談所、保健センター、子育て支援センターなど、サポートを受けられるところに相談しましょう。

クラスになじめて困っているようなら、ADHDなど発達が遅れがちの子供に合った教育をしてくれる学校のクラスもありますので、学校に相談してみましょう。

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監修:整体院・整体師の清水似顔絵監修|りふれ整体院 整体師 清水
人体の仕組みや健康系の多くの知識と経験を積み、10年以上前に開業。施術の傍ら行っている子育ての経験も生かし、執筆・監修を行う。