急激に患者数が増えている子供の花粉症

子供の花粉症の症状と対策法をご紹介します。

子供の目がかゆい、止まらない鼻水やくしゃみはアレルギーなの?

風邪と花粉症の違い、花粉症の治療方法、治療薬など詳しく解説します。

子供の花粉症【症状と対策】目がかゆい鼻水くしゃみはアレルギー?

花粉症とアレルギー性鼻炎の違いは?

鼻水、鼻詰まりなどに苦しむ、花粉症アレルギー性鼻炎

大人も子供も涙目になったり、鼻水が止まらなかったり、毎日の生活にも支障が出ます。

しかし、実は2つとも同じ種類のものです。

アレルギー性鼻炎通年性のもので一年中アレルギー症状がある

花粉症限定された時期(花粉の季節)だけに起こる季節性のアレルギー症状

つまり、アレルギー性鼻炎の中に花粉症は含まれているのです。

アレルギー性鼻炎とは?

アレルギー性鼻炎とは?
花粉症を知るにはアレルギー性鼻炎を知らなければいけません。

アレルギー性鼻炎には、鼻水など各症状を引き起こす原因があり、これを抗原と言います。

抗原には様々な種類があります。

 ・ハウスダスト(室内のほこり)
 ・ペットの毛
 ・ダニ
 ・ゴキブリ
 ・カビ
 ・フケ

これらが原因となり、鼻水、鼻づまり、くしゃみ、目や喉がかゆいなどの症状を引き起こすのです。

子供の花粉症とは?

子供の花粉症とは?

どんな症状があるの?

症状は、アレルギー性鼻炎と同じですが、子供には特有の症状があるようです。

・他の病気も併発しやすい(副鼻腔炎、中耳炎、中耳炎が悪化しての難聴など)

・鼻をすするだけ、鼻づまりだけ、目がかゆいだけ、鼻がかゆいだけなど中途半端な症状で分かりづらい

・幼少期に発症すると成長と共に自然治癒することは期待できない

風邪の症状と似ているので勘違いして、そのまま治療をしない場合もあるようです。

発見が難しい場合が多いので、花粉症の季節に特徴的な症状があらわれたら、積極的に主治医などに受診して、相談してみましょう。

花粉症を引き起こす「花粉の種類」は?

代表的なものが、スギ花粉です。

2月~3月にかけてピークを迎え、花粉症を引き起こします。

しかし、実はスギ花粉以外にもたくさんの花粉症を引き起こす「花粉」があります。

 ・ヒノキ(4月~5月)
 ・カモガヤ、オオアワガエリ(イネ科、5月~7月)
 ・ブタクサ、ヨモギ、カナムグラ、セイタカワダチソウ(クワ科・キク科、8月~11月)

季節ごとに花粉は飛散していますので、夏に花粉症の症状が…ということも十分にありえます。

花粉症と風邪の違いは?

しばしば勘違いされる花粉症と風邪ですが、症状は似ていますが、じっくりと子供の様子を見てみると、違いがあることに気付きます。

風邪の症状…発熱、のどの痛み、黄色っぽいねばねばした鼻水、季節に関係なく発症

花粉症の症状…発熱は無い、のどがかゆい、水性の鼻水、花粉の季節だけに発症

このように、主な症状を比べると違いが分かります。

様子をじっくりと見て判断し、分からない時は受診して判断してもらいましょう。

花粉症の対策は?

花粉症の対策は?

【花粉症】治療方法は?

アレルギーの元となる抗原(花粉)を抑える薬を服薬します。

抗アレルギー薬と言い、花粉が飛散する約2週間前から服薬すると、効果があるようです。

他にも、点鼻ステロイド薬を用いますが、副作用が少ないのが特徴です。

鼻粘膜の状態を良好にしておくために、耳鼻科で吸引や吸入を受けるのも効果的です。

他にも、

・レーザー手術(鼻粘膜のひだにレーザー光線を照射する外科的療法、7~8歳から)

・特異的(舌下)免疫療法(薬を服用する方法、12歳から)

などがあります。

様々な治療法がありますので、まずはかかりつけ医に相談しましょう。

家庭でできる対策は?

抗原となる、花粉に接触しないことが第一です。

 ・花粉の多い時期には外出を控える
 ・外出する場合はマスク、ゴーグルをつける
 ・洗濯物は外に干さない
 ・外出から帰宅後は、服を着替える
 ・外出から帰宅後は、手洗い、うがいに加えて洗顔を行う

花粉症は、大人と同様、子供も辛いものです。

家庭でできる対策はしっかりと行いましょう!