赤ちゃんや乳児・幼児はいつから見えるのか?や子供の年齢別の平均視力・発達具合をご紹介します。
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赤ちゃんの視力の発達!いつから見えるの?
新生児
生まれてきてすぐの赤ちゃんは、ぼんやりと目が見えています。
まぶしい、暗いといった明暗の認識や、黒、白、グレーのモノクロカラーで見えているようです。
ただ、焦点が合っていないので、じっと見たりはせず、目を動かしているだけです。
人間の顔や物の輪郭もぼんやりとしています。
生後1、2カ月ごろ
ひとつの物をじっと見る、注視ができるようになります。
親の顔など、目の前の物をじっと見るようになります。
色の認識も少しずつできるようになります。
生後3カ月ごろ
この頃から、目の焦点が合ってきます。
動いている物に反応して目で追う、追視ができるようになります。
生後4~6カ月ごろ
目と手が連動して動き、自分の手を目で追ったりすることができます。
奥行きや距離感がつかめるようになり、お父さんお母さんの顔を区別できるようになります。
この頃から人見知りをすることもあります。
生後7~8カ月ごろ
右目、左目で見えているものを、ひとつの物として認識し、物を立体的にとらえることができるようになります。
このことにより、自分と物や人との距離を認識することができます。
お座りができるようになってから
寝ている時よりも景色も変わり、視野も広がります。
様々な物に興味を持ち始め、ますます活発になっていきます。
子供(赤ちゃん・乳児・幼児)の平均視力はどれ位?
小学校入学前までは発達する
生まれてすぐに見えている目は、少しずつ見えるようになり、発達していきます。
1歳以降は急激に発達しますので、たくさんの物に触れる、見るなどして、良い刺激を与えましょう。
この時期の脳への良い刺激が、目の良い発達につながっていきます。
その後、小学校入学前には視力が安定します。
小学校入学前までの子供の平均視力
年齢(月齢) | 平均視力 |
新生児 | ぼんやり見える程度 |
~3カ月 | 約0.01 |
~4、5カ月 | 約0.04~0.08 |
~6カ月 | 約0.1 |
~1歳 | 約0.2 |
~2歳 | 約0.5 |
~3歳 | 約0.8 |
~6歳 | 約1.0 |
平均視力表から、2歳まではぼんやりとしか物が見えないということが分かります。
目の良い発達のために
小学校入学までには、視力が約1.0になります。
それまでに、視力が悪くならないように気をつける必要があります。
・テレビやスマホ、タブレットを長時間見ない
・強い光などの刺激に気をつける(太陽光、紫外線なども)
・姿勢を良くして、物を見る
子供の視力を守るのは親の責任です。
これらのことに注意して、子供の視力の発達を守ってあげましょう!
・遠くを見るときに目を細める
といった仕草をしたら、視力が悪くなっている可能性があります。
視力が悪くなりはじめなら、まだ視力が回復しやすいので、
早めに眼科で検査・相談しましょう。