リンゴ病(伝染性紅斑)になってしまったらインフルエンザ予防接種は、いつ接種可能になるのかや、リンゴ病の症状や感染経路・予防方法や妊婦さんへの影響などについてもご紹介します。

リンゴ病(伝染性紅斑)になったらインフルエンザ予防接種はできる?

リンゴ病(伝染性紅斑)とは?

症状

 2段階に分かれて症状が出ます。

・第1段階…感染後約1週間で、発熱、筋肉痛、倦怠感(だるさ)などの風邪のような症状が出る。

・第2段階…風邪のような症状が出て、約1週間後に両方の頬(ほっぺた)がリンゴのように赤くなる。
上腕や臀部(おしり)、大腿部(ふともも)にレース状に発疹が広がります。

約1週間で収まることが多いですが、1カ月ほど続く場合もある。

リンゴ病(伝染性紅斑)とは?頬
https://www.niid.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/443-5th-disease.html
↑りんご病の名前の由来の症状

リンゴ病(伝染性紅斑)とは?腕
https://www.niid.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/443-5th-disease.html
↑体にも症状はでます

大人・成人・妊婦がリンゴ病にかかるとどんな症状が?

大人・成人がリンゴ病にかかった場合、
★頬(ほっぺた)が赤くなるといった症状は少ない
★ひどい関節痛が出ることがある
★妊婦が感染すると、症状がでていなくても胎盤を通じて胎児にも感染してしまい、流産・死産になる場合があるので注意が必要です。
(妊婦さんは妊娠初期は、リンゴ病以外にも風疹・インフルエンザ等、様々な感染症の危険性があるため、できる限り人込みを避けるようにしましょう)

原因、感染経路

「ヒトパルボウイルスB19」に感染すると発症します。
鼻水、咳などの飛沫や接触、経口で感染します。

インフルエンザや風疹、おたふくかぜ等と同じく、飛沫感染レベルです。
せき・くしゃみ・唾液などにより、約1メートルの範囲で感染が拡大します。

麻しん(はしか)や、水ぼうそうなどのように、
同じ部屋にいただけでうつるわけではありません

診断、検査

リンゴ病特有の、特徴的な発疹で診断します。

病気を確定するために検査を行う場合は、
ヒトパルボウイルスB19に対する抗体を調べます

治療方法

ヒトパルボウイルスB19の抗ウイルス薬は無いので、特別な治療法はありません

そのため、対処療法として、発熱や関節の痛みには解熱鎮痛剤、皮膚の痒みには抗ヒスタミン剤などが処方されます。

予防方法

通常の風邪予防と同じく、手洗い・マスクが有効です。

軽くうがいをしたり、飲み物を飲んで、ウィルスを胃に流して殺してしまうのもよいでしょう。

妊娠中の妊婦さんや、大事な試験などが控えている人など、
かかってはいけない人や時期にはできる限り人ごみに行かないようにすることが重要です。

リンゴ病(伝染性紅斑)の感染者が出てしまったら?

感染者が出たら、手をふくタオルや食器、飲食物などは共有しないようにしましょう。

家族や知人などにうつさないために、マスクは必須です。

せきやくしゃみ、唾液がかかったマスクやティッシュやタオルなどは、手袋をして処理します。
(手袋がない場合は、ビニール袋を手にはめましょう。)

捨てられるものはビニール袋の口をしっかりしばって捨てるようにし、
感染者の使用したタオルや衣服などは早めに洗濯機に入れて洗濯しましょう。

合併症

脳炎(意識障害、けいれん)、急性肝炎(倦怠感、黄疸など)などの合併症を起こすこともあります。

貧血傾向にある子供は、重篤な貧血症状が起こる場合があります。

妊娠中の感染について

妊娠中の方がリンゴ病(ヒトパルボウイルスB19)に感染すると、お腹の赤ちゃんに大きな影響が及ぶ危険性があります。

特に妊娠初期に感染すると、流産や死産、胎児の目の病気が起こることがあります。

特別な治療薬がないので、予防をしっかりと行い、
万が一感染した場合は、主治医に相談して、注意深く胎児への影響を確認してもらいましょう。
リンゴ病(伝染性紅斑)になったらインフルエンザ予防接種はできる?できない?

リンゴ病(伝染性紅斑)になったらインフルエンザ予防接種はできる?できない?

症状が出ている時は、インフルエンザ予防接種はできません

リンゴ病が完治してから、2週間後
が、インフルエンザ予防接種の目安になります。

リンゴ病は特有の症状が出てから約1週間で収まりますが、個人差があり、完治の判断基準が難しい病気です。

自分で判断せず、主治医の先生に完治しているかどうか、インフルエンザ予防接種診断してもらいましょう。

その後のインフルエンザ予防接種の日を判断してもらいましょう。