長い間続いてきた「大学入試センター試験」がとうとう廃止されます。
廃止の時期はいつからなのかと、廃止の理由廃止後の「大学入学共通テスト」の詳細についてご紹介いたします。
大学入試センター試験廃止の理由と廃止後の大学入学共通テスト詳細

大学入試センター試験廃止はいつから?

約30年続いたセンター試験

文部科学省は「大学入試センター試験」を、
2020年1月(2019年度)の実施を最後に廃止し、
次年度から新しい共通テストを行うと発表しました。

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名称は「大学入学共通テスト」になり、
2021年1月(2020年度)から実施される予定です。

大学入試センター試験廃止の理由は?

大学入試センター試験廃止の理由は、文部科学省の内部審議機関である【中央教育審議会】にて

「新しい時代にふさわしい高大接続の実現に向けた高等学校教育、大学教育、大学入学者選抜の一体的改革」

について話し合われました。

社会に出てからの即戦力が不足している、知識ばかりの詰めこみ型教育
を変えようとしているわけなのです。

大学の教育を変え、高校の教育も変え、大学入試試験も変えて、
社会で活躍できる人材を育成していく方針
が作られたわけなのです。

具体的には、例えば、思考力・判断力・表現力を養い、
自ら考えて、行動し、答えを導き出す力を養っていく
ことがあげられます。

自ら考える力を

これまでの大学入試センター試験は、暗記だけでは解けない問題もありましたが、しっかりした知識を覚えれば解けるというものでした。

知識を覚えることも必要ですが、その知識を生かして、自ら問題を見つけ、答えを出していくことが、これからの時代には必要とされています。

そこで、これからの時代に役立つ力を見極めるために、大学入試センター試験を廃止し、新しい「大学入学共通テスト」に移行することになりました。

大学入試センター試験廃止後の大学入学共通テストとは?

大学入試センター試験廃止後の大学入学共通テストとは?

マークシートだけでなく、記述式の問題が出題される

今までの大学入試センター試験はマークシート方式のみでしたが、
大学入学共通テスト」では国語と数学に記述式の問題が出題されます。

・国語…現代文で記述式の問題(3問)
・数学1、数学1A…数学1の範囲内において、解答方法を記述させる問題(3問)

「大学入学共通テスト」実施に向けて、プレテストが行われているのですが、

記述式の問題は、
国語では解答文字数が多い問題(80~120字程度)が、
数学では、3問とも正答率が非常に低い
という結果が出ているようです。

まだ、慣れていない問題ということで、現役の学生さんにとまどいがあるようです。

ただ、裏を返せば、しっかり練習して得意になれば、ほかの生徒より良い成績をとることができ、希望の大学に入れる可能性が高まりますよ!

英語は民間の問題も導入

2020年度から2023年度までは、
共通のテストと、民間の資格・検定試験の両方が用意されます。

これは、
・読む  ・聞く
の元来の試験で求められていた2技能に加え、
・話す  ・書く
をプラスした4技能を求める試験に変わることを意味しています。

「読む」「聞く」という受け身の技能だけでなく、
「話す」「書く」というコミュニケーション能力を重視することになります。

民間の資格・検定試験では、
「大学入試英語成績提供システム」が設置され、その活用を支援していく予定です。

・英語検定
・TOEIC
・TOEFL

など、7団体・24の資格・検定試験が決まっています。

対象の学生さんは、今のうちから記述式問題の対策を!

先に述べたように、国語と数学では記述式の問題が出題されます。

国語では、自分の考えを、筆記にて書く練習をする必要がありますし、
数学では、自分がどう考えて解答に導いたか、ということが大切になってきます。

英語においても、コミュニケーション能力を高めるためには、
書くこと(ライティング)、話すこと(スピーキング)を磨かなければいけません。

「大学入学共通テスト」実施までに行われるプレテストの内容などもチェックしながら、しっかりとした対策をしたいですね。

早いうちから対策を行った人が、良い点数を取ることが
できるので、大変ですが頑張っていきましょう!